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Operations Manager 2007 用のリモート デスクトップ サービス管理パック ガイド

リモート デスクトップ サービス管理パックを使用すると、次のリモート デスクトップ サービスの役割サービスのヘルスを監視することで、Windows Server 2008 R2 でリモート デスクトップ サービスを実行しているコンピューターを管理できます。

  • リモート デスクトップ セッション ホスト: リモート デスクトップ セッション ホスト (RD セッション ホスト) サーバーは、Windows ベースのプログラムや完全な Windows デスクトップをホストします。ユーザーは、RD セッション ホスト サーバーに接続して、そのサーバー上でプログラムを実行したり、ファイルを保存したり、ネットワーク リソースを使用したりできます。

  • リモート デスクトップ ライセンス: リモート デスクトップ ライセンス (RD ライセンス) は、各デバイスまたはユーザーが RD セッション ホスト サーバーに接続するために必要なリモート デスクトップ サービス クライアント アクセス ライセンス (RDS CAL) を管理します。

  • リモート デスクトップ Web アクセス: リモート デスクトップ Web アクセス (RD Web アクセス) を使用すると、Web サイトを通じて RemoteApp プログラム、セッション ベースのデスクトップ、および仮想デスクトップにアクセスできます 。

  • リモート デスクトップ ゲートウェイ: リモート デスクトップ ゲートウェイ (RD ゲートウェイ) を使用すると、承認されたリモート ユーザーは、リモート デスクトップ接続 (RDC) クライアントを実行できるインターネット接続デバイスから社内ネットワーク上のリソースに接続できます。

  • リモート デスクトップ接続ブローカー: リモート デスクトップ接続ブローカー (RD 接続ブローカー) では、ファーム内の RD セッション ホスト サーバー間でのセッションの負荷分散や、負荷分散された RD セッション ホスト サーバー ファームの既存のセッションへの再接続、および仮想デスクトップへの接続がサポートされます。

  • リモート デスクトップ仮想化ホスト: リモート デスクトップ仮想化ホスト (RD 仮想化ホスト) は、仮想デスクトップとして使用できる仮想マシンを提供するため、Hyper-V の役割を統合します。

上記のいずれかのコンポーネントの可用性またはパフォーマンスに問題がある場合、Microsoft System Center Operations Manager 2007 は、リモート デスクトップ サービス管理パックを使用して問題を検出し、ユーザーが問題を診断して解決できるようにアラートを生成します。

管理パックを使用すると、インフラストラクチャに損害が生じる前に問題を特定し、ビジネスの基盤となる Windows ベースのサーバーの可用性とパフォーマンスを向上させることができます。

ドキュメントのバージョン

このガイドは、リモート デスクトップ サービス管理パックの Version 6.0.6613.0 に基づいて記述されています。

最新の管理パックとドキュメントの入手

リモート デスクトップ サービス管理パックは、「System Center Operations Manager 2007 カタログ (英語の可能性あり)」(https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=82105) で入手できます。

サポートされている構成

次の表では、リモート デスクトップ サービス管理パック用にサポートされている構成の詳細を示します。

構成 サポート

Windows Server 2008 R2

すべてのエディション