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ユーザーへのアーカイブ ロールおよびアクセス許可の割り当て

 

EHA では、管理センターのすべての設定に対するフル コントロールを与える管理者のアクセス許可の使用のほかに、アーカイブ管理機能の特定のグループにアクセスできるようにする追加のアクセス許可をサポートしています。

アーカイブ ロール

次の表は、管理センターのアーカイブ関連のロールの概要を示しています。

ロール アクセス許可

管理者

管理者は、すべてのサービス設定へのフル アクセスが許可され、次の操作を実行できます。

  • 会社のすべての設定およびプロパティを管理する。

  • すべてのドメインを管理 (作成、変更、および削除) する。

  • 監査証跡の情報を表示する。

  • すべてのユーザー アカウント情報を管理 (作成、変更、および削除) する。CSV ファイルからユーザーをインポートするには、会社レベルでのアクセス許可が付与されている必要があります。

  • FOPE および EHA のアクセス許可とロールを割り当てる。

  • ディレクトリ同期ツール (DST) を管理する。会社レベルでのアクセス許可が付与されている必要があります。

  • レポートを作成および実行する。

  • RSS フィードにサブスクライブする。

  • すべてのユーザー アカウントのスパム フィルターとポリシー フィルターの設定を管理する。

  • すべてのユーザーの隔離されたすべての電子メールを表示する。

管理者 (読み取り専用)

読み取り専用の管理者ロールでは、会社およびドメインの設定へのアクセスが許可され、次の操作を実行できます。

  • 会社のすべての設定およびプロパティを表示する。

  • ドメインのすべての設定を表示する。

  • 監査証跡の情報を表示する。

  • すべてのユーザー アカウント情報を表示する。

  • レポートを作成および実行する。

  • RSS フィードにサブスクライブする。

  • メッセージ追跡を実行する。

レポート ユーザー

レポート ユーザーは、レポート機能へのアクセスが許可され、次の操作を実行できます。

  • レポートを作成および実行する。

  • メッセージを追跡する。

アカウント マネージャー

アカウント マネージャーは、ユーザー アカウント管理機能へのアクセスが許可され、次の操作を実行できます。

  • 会社のすべての設定およびプロパティを表示する。

  • ドメインのすべての設定を表示する。

  • すべてのユーザー アカウント情報を管理 (作成、変更、および削除) する。CSV ファイルからユーザーをインポートするには、会社レベルでのアクセス許可が付与されている必要があります。

  • DST を管理する。会社レベルでのアクセス許可が付与されている必要があります。

注意

このロールでは、管理者のパスワードの変更はできません。

検疫管理者

検疫管理者は、スパム検疫およびポリシー検疫で隔離されたメッセージへのアクセスが許可され、すべてのユーザーの隔離されたすべての電子メールを表示できます。

アーカイブ関係の管理者

アーカイブ関係の管理者は、Hosted Archive ユーザーのユーザー関係を表示および変更できます。

アーカイブ保持の管理者

アーカイブ保持の管理者は、Hosted Archive サービスの保持ポリシーの設定を表示および変更できます。

アーカイブ ロールの管理者

アーカイブ ロールの管理者は、EHA アーカイブ ビューアー ユーザーのユーザー ロールを表示および変更でき、アーカイブ ビューアー ユーザーのカスタム ユーザー ロールを作成できます。

アーカイブ コンプライアンスの管理者

アーカイブ コンプライアンスの管理者は、管理センターでコンプライアンス関連の設定を表示および変更できます。

アーカイブ アクセス許可

ユーザーのアクセス レベルは、ユーザーに割り当てられるロールによって管理されます。ユーザーに複数のロールを割り当てることや、各ロールを複数のユーザーに割り当てることができます。EHA には 11 種類の標準のロールが用意されています。次の表で、それらのロールについて説明します。ビューアーにログオンするには、ユーザーに従業員ロールが割り当てられている必要があります。

アーカイブ ロール アクセス許可

コンプライアンス マネージャー

コンプライアンス マネージャーは、すべてのユーザー メッセージを表示したり、すべてのアーカイブ ビューアー機能を使用したりすることができます。

コンプライアンス担当役員

コンプライアンス担当役員は、スーパーバイザーと同様ですが、エスカレートされたすべてのメッセージを解決できます。

コンプライアンス オペレーター

コンプライアンス オペレーターは、コンプライアンス マネージャーのほとんどの権限を持っていますが、自分のメッセージまたは自分に共有されているメッセージ以外の内容は表示できません。

障害回復マネージャー

障害回復マネージャーは、自分のメッセージを表示および復元したり、緊急時通知を送信したり、一部の障害検出関連レポートを実行したりすることができます。障害回復マネージャーがすべてのメッセージを復元するには、カスタム ロールをセットアップして、明示的に障害回復マネージャーが他のユーザーのメッセージを表示およびエクスポートできるようにする必要があります。

外部のコンプライアンス監査役

外部のコンプライアンス監査役は、アーカイブ ビューアーの [探索] タブにアクセスできます。

人事マネージャー

人事マネージャーは、自分のメッセージや自分に共有されているメッセージを表示したり、自分のフォルダーや自分に共有されているフォルダーを表示したりすることができます。

モニター

モニターは、自分に対して共有が指定されているフォルダーやメッセージにアクセスできる外部の個人です。

スーパーバイザー

スーパーバイザーは、割り当てられている部下のメッセージを表示およびレビューしたり、さらに詳細なレビューのためにメッセージに注釈を付けてエスカレートしたりすることができます。

技術管理者

技術管理者は、自分のメッセージにアクセスできるだけでなく、ほとんどのレポートを実行できます。

従業員

従業員は、自分のメッセージを表示および検索したり、メッセージを送受信したり、メッセージを復元したり、自分のメッセージのためのフォルダーを作成したり、自分のメッセージをエクスポートしたりできます。

[管理] タブをクリックし、[会社] タブをクリックすると、ロールを構成する定義済みのアクセス許可を表示できます。

ユーザー アカウントにアーカイブ ロールおよびアクセス許可を割り当てるには

  1. 管理センターで [管理] タブをクリックし、[ユーザー] タブをクリックします。

  2. アーカイブ ロールを割り当てるユーザー アカウントの横にあるチェック ボックスをオンにして、[アーカイブ アクセス許可の割り当て] をクリックします。

  3. [アーカイブ ロール設定の編集] ダイアログ ボックスで、選択したユーザーに付与するアーカイブ ロールを選択し、[保存] をクリックします。

カスタム ロールの作成

標準のロールのほかに、カスタム ロールを作成できます。標準のロールをカスタム ロールのテンプレートとして使用し、特定のアクセス許可を追加または削除できます。次の表は、カスタム ロールに使用可能なアクセス許可の概要を示しています。

アクセス許可 説明

顧客拡張

ユーザーはドメインおよび詳細な顧客情報にアクセスできます。

顧客制限

ユーザーは警告メッセージを表示できます。

顧客レポート

ユーザーはシステム統計と監査イベント レポートを表示できます。

顧客レビュー

ユーザーは、弁護士と依頼者間の守秘特権、ポリシー ベースの除外、および辞書を表示できます。

展開されたフォルダー

ユーザーは、自分のフォルダーを共有または共有解除できます。

制限されたフォルダー

ユーザーは、([メッセージ] ウィンドウの [個人用フォルダー] および [他のユーザーのフォルダー] に表示される) 自分のフォルダーまたは自分に共有されているフォルダーのメッセージを表示および追加できます。

メッセージすべて

ユーザーは、([探索] ウィンドウの [すべてのメッセージ] に表示される) 顧客のアーカイブ内のすべてのメッセージの検索、表示、エクスポート、復元、注釈付け、およびコピーを行うことができます。

メッセージすべての処理のエスカレーション

ユーザーは、([レビュー] ウィンドウの [エスカレーション] に表示される) 顧客のアーカイブ内のエスカレートされたすべてのメッセージのレビュー エスカレーションの検索、表示、エクスポート、復元、注釈付け、コピー、および処理を行うことができます。

メッセージすべてのレポート

ユーザーは、SEC 17a-4、アクティビティ概要、電子メール概要、アーカイブ概要、添付ファイル概要、日次統計、破棄の各レポートを表示できます。

メッセージすべてのレビュー

ユーザーは、([レビュー] ウィンドウの [レビュー] に表示される) 顧客のアーカイブ内のコンプライアンス レビューを行うすべてのメッセージの検索、表示、エクスポート、復元、レビュー、注釈付け、およびコピーを行うことができます。

メッセージすべてのレビュー レポート

ユーザーはスーパーバイザー レビュー証拠レポートを表示できます。

メッセージ処理のエスカレーション

ユーザーは、([レビュー] ウィンドウの [エスカレーション] に表示される) 部下のレビュー エスカレーションの検索、表示、エクスポート、復元、注釈付け、コピー、および処理を行うことができます。

メッセージ個別

ユーザーは、([メッセージ] ウィンドウに表示される) 自分のメッセージの検索、表示、エクスポート、復元、注釈付け、およびコピーを行うことができます。

メッセージ レビュー

ユーザーは、([レビュー] ウィンドウの [レビュー] に表示される) 部下のレビュー メッセージの検索、表示、エクスポート、復元、レビュー、注釈付け、コピー、および更新を行うことができます。

制限のあるメッセージ共有

ユーザーは、自分に共有されているフォルダー内のメッセージの表示、エクスポート、復元、注釈付け、およびコピーを行うことができます。

メッセージの下位

ユーザーは、([探索] ウィンドウの [モニター] に表示される) 部下のメッセージの検索、表示、エクスポート、復元、注釈付け、およびコピーを行うことができます。

通知の電子メールの送信

ユーザーは、緊急時通知電子メール メッセージを送信できます。

関係個別

ユーザーは、[レビュー] ウィンドウでのコンプライアンス検索によって表示されるユーザー関係を表示できます。

ユーザーすべてのレポート

ユーザーは、従業員名簿レポートおよび特権ロール レポートを表示できます。

ユーザー制限

ユーザーは、自分の詳細情報に加え、他のユーザーの概要情報 (ユーザー選択ウィンドウに表示される情報など) を表示できます。

ビューアー ログイン

ユーザーは、アーカイブ ビューアーにログオンして使用できます。

顧客データのインポート

このリリースでは使用できません。

顧客保持レポート

このリリースでは使用できません。

顧客レビュー レポート

このリリースでは使用できません。

関係すべてのレポート

このリリースでは使用できません。

カスタム ロールを作成するには

  1. 管理センターで、[管理] タブをクリックし、[会社] タブをクリックします。

  2. [セキュリティ] ウィンドウで、[カスタム ユーザー ロール] の横にある [追加] をクリックします。

  3. [名前] フィールドに、新しいロールの名前を入力します。

  4. [テンプレート] セクションで、テンプレートとして使用する定義済みロールをクリックします。

  5. [アクセス許可] セクションで、新しいロールの個々のアクセス許可を選択または選択解除します。

  6. 新しいロールの設定が完了したら、[保存] をクリックします。