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マイクロソフトのバーチャル ハード ディスク概要

公開日: 2006 年 11 月 6 日 | 更新日: 2007 年 10 月 1 日
 

VHD Test Drive Program は、マイクロソフトまたはパートナーが提供している製品やソリューションを評価する場合の複雑な環境のインストールおよび構成に関して、ユーザーの問題を軽減するよう設計されています。現在、ユーザーは評価版ソフトウェアをダウンロードする (多くの場合、アプリケーションをインストールおよび構成して特定のシナリオを評価するのには時間がかかります) か、または バーチャル ラボを使用してインターネット経由でソフトウェアを評価することができます。構成が完了しているダウンロード可能な VHD を使用すると、ユーザーははるかに快適にソフトウェアを評価できます。

概要

マイクロソフトでは、VHD Test Drive Program を公開しています。このプログラムを利用すると、ユーザーによる Windows Server ベース ソフトウェアの評価エクスペリエンスが強化され、迅速で安価に、そして充実したサポートを受けながら柔軟にソフトウェアを評価できるようになります。このプログラムは、Windows Server ベースのバーチャル マシンに組み込まれた構成済みメインストリーム アプリケーションを提供している 7,000 を超えるソフトウェア ベンダーとマイクロソフトにとって、初の試みです。マイクロソフト パートナー各社は、将来または現在のユーザーに対し、メインストリーム アプリケーションのソフトウェアの評価プロセスで利用できる選択肢を拡大し、Virtual Server 2005 R2 で実行できる構成済みのバーチャル マシンを配布することで、複雑なソリューションを評価しやすくしています。また、 System Center Virtual Machine Manager を使用して、環境内のすべてのバーチャル マシンを管理することもできます。

VHD Test Drive Program により、マイクロソフトとパートナーは、マイクロソフトおよびパートナーが提供しているソフトウェアが含まれた VHD イメージを配布できるようになりました。VHD イメージは事前に構成されているので、VHD イメージをダウンロードまたは配布して、マイクロソフトとパートナーが提供しているアプリケーションを迅速に評価およびテストできます。

マイクロソフトが提供するバーチャル ハード ディスク (VHD) 形式は、統一された製品サポート システムを提供する共通の仮想化ファイル形式です。VHD を使用すると、ユーザーはよりシームレスな管理が可能になり、セキュリティ、信頼性、コスト効率が向上します。VHD 形式では、バーチャル マシンのオペレーティング システム全体とアプリケーション スタックが 1 つのファイルにキャプチャされます。

バーチャル マシン テクノロジは、サーバーとクライアント ハードウェアの両方で利用できます。バーチャル マシン テクノロジを使用すると、1 台のコンピューター上で複数のオペレーティング システムを同時に実行できます。このテクノロジは、さまざまな用途に使用できます。たとえば、複数のオペレーティング システムを 1 台のコンピューター上で実行できるので、ハードウェアを統合できます。他にバーチャル マシン テクノロジが導入されている主なシナリオは、テスト環境や開発環境です。このような環境では、VHD を迅速に提供および再利用できる機能やハードウェアの競争力を高める機能などによって、よりシームレスな環境が提供されます。

主な機能とメリット

VHD 形式で配布されたソフトウェアを使用すると、次の表で説明しているように、利便さと使いやすさがもたらされたり、独立した環境でアプリケーションを評価したり、コストを削減できるなどのメリットがあります。

VHD Test Drive Program を使用するメリット
メリット説明
使いやすさと利便性

構成済みの VHD を使用すると、ソフトウェアの評価に必要な時間と労力を大幅に削減できます。

  • アプリケーションとオペレーティング システムが構成されたイメージのインストールと評価は簡単に行えます。
  • 柔軟性が実現されますが、組織内で VHD を評価するのに専用のハードウェアを用意する必要はありません。
  • アプリケーションのエンド ユーザーが複雑だと感じる構成作業を軽減できます。
分離

バーチャル マシンを使用すると、独立したコンピューティング環境を使用して、システムの他の部分に影響を与えずにソフトウェアを評価できます。

  • VHD: 移植可能なバーチャル ハード ディスク (VHD) にバーチャル マシンがカプセル化されているので、柔軟な構成、バージョン管理、および展開を行えます。
  • 仮想ネットワーク: ゲスト間、ゲストとホスト間、およびゲストとネットワーク間を接続する柔軟なネットワークを実現できます。
  • ゲスト間のクラスター化: 物理コンピューターどうしのゲスト間の iSCSI クラスター化によって、専用のハードウェアを用意しなくても、分離された環境で製品の高可用性機能を簡単にテストできます。
信頼性

Virtual Server では、Windows Server オペレーティング システムとマイクロソフト製サーバー アプリケーションを組み合わせて包括的なテストを行い、このような組み合わせがサポートされているので、比較的新しいバージョンの Windows Server 2003 R2 を基本オペレーティング システムとして採用している VHD を安心して使用できます。

  • Windows に適したドライバー: バーチャル マシンでは、Windows ホスト オペレーティング システムの WHQL ドライバー セットが使用されます。このため、堅牢で安定したデバイスのサポートが提供され、広範なデバイスの互換性が確保されます。
  • オペレーティング システムのサポート: マイクロソフトでは、Windows Server 2003 と組み合わせて Virtual Server の広範なテストを行っています。
  • Microsoft Common Engineering Criteria では、ハードウェア リソースの利用率を高める目的で、すべてのサーバー製品がバーチャル マシン インスタンス内から実行可能で、Microsoft Virtual Server 2005 がサポートされることを条件として課しています。
  • Active Directory との統合: 委任された管理と認証されたゲスト アクセスが可能になります。
エコシステム サポート

独立系ソフトウェア ベンダー (ISV) とユーザーは、それぞれが提供する製品を VHD に統合して機能性や管理性を高めることができます。

  • VHD Test Drive Program: パートナーは、仮想化された Windows Server 環境で一貫性のある評価エクスペリエンスを提供し、共通の仮想化ファイル形式 (VHD) を活用できるようになりました。
  • VHD の OSP: マイクロソフトの VHD ファイル形式は Open Specification Promise の下で無償で利用できるので、セキュリティ製品や管理ツールを開発しているベンダーなどの ISV は、Virtual Server とネイティブに相互運用できます。


自己管理型の動的システムへの取り組み

仮想化は、マイクロソフトとパートナーによる Dynamic Systems Initiative (DSI) についての取り組みの基本原則の 1 つです。DSI の目的は、自己管理型の動的システムを提供することで、IT チームが管理の容易なシステムを設計するための知識を習得して活用し、日常的に行う操作を自動化することで、コストを削減しながらより重要性の高い業務に注力できるようにすることです。

VHD Test Drive Program を利用すると、IT 業務を簡略化し、サーバーのハードウェア稼働率を向上し、データ センター リソースを柔軟に提供したりするのに、仮想化がどれほど役に立つかを実感できます。

詳細については、 Dynamic Systems Initiative Web サイトを参照してください。


バーチャル ハード ディスクに関する FAQ
VHD の使用方法、バーチャル マシン テクノロジ、要件などに関する一般的な情報を提供しています。

Microsoft Virtual Hard Disk Partners (英語)
試用や評価に使用できる構成済みの VHD を提供しているマイクロソフト パートナーを紹介しています。また、マイクロソフト パートナー向けの情報として、このプログラムを利用して、VHD でアプリケーションを配布する方法を紹介しています。

バーチャル ハード ディスク イメージ フォーマット仕様
VHD 形式の仕様は無償でご利用いただけます。マイクロソフトは、オープン ソースを含むすべての商用ソフトウェア ソリューション間の相互運用性を促進することにより、仮想化市場が今後も拡大するよう支援しています。