Skip to main content

SQL Server 7.0 のデータ相互運用性についての FAQ

 

データ相互運用性とは、関連性を持たないデータ ソースや複数のアプリケーション間でデータを共有することです。エンタープライズのデータ ウェアハウスまたは電子商取引 Webサイトを異種のデータ ソースを利用して構築することは、どちらも Microsoft SQL Server 7.0 をデータ相互運用プラットフォームとして使用する場合の最も一般的な用途です。SQL Server が選択される理由は、既存のデータベース システムにはない機能性や優れたコスト効果と同時に、データ相互運用性を容易に実現することで、既存システムへの投資が保護されるためです。以下は、SQL Server 7.0 の相互運用性に関してよく寄せられる質問 (FAQ) とそれに対する回答です。

訳注: 「Babylon」 は Host Integration Server 2000 という名称で 2000 年 11 月 17 日に発売されています。詳しくは 製品サイトを参照してください。

 

A.

マイクロソフトは、ODBC (Open Database Connectivity) および OLE DB (Microsoft Object Linking and Embedding Database) 標準などの公開仕様に準拠したソフトウェア ソリューションを実装することで、データ相互運用性を提供しています。マイクロソフトは、ODBC ドライバおよび OLE DB データ プロバイダの形式の Microsoft Windows® および非 Windows 両方のデータ ソースをサポートしています。

Microsoft Data Access Components (MDAC) は、BackOffice、SQL Server、Microsoft Office、Microsoft Visual Studio® といった一般的なマイクロソフト製品の標準機能として提供されています。これには、次のものが含まれています。

  • SQL Server、Microsoft Access、Microsoft Excel、Microsoft Visual FoxPro®、dBase、Paradox、Oracle、およびテキスト ファイルのデータ ソースにアクセスするための Microsoft ODBC ドライバ

  • S QL Server、Access、Oracle のデータ ソースにアクセスするための Microsoft OLE DB プロバイダ


Microsoft SNA Server は、単独の製品としても、またVisual Studio の BackOffice および Enterprise エディションのコンポーネントとしても出荷されています。これには、メインフレームの VSAM (Virtual Storage Access Method) データ セット、ネイティブな AS/400 ファイル、および IBM DB2 にアクセスするための OLE DB プロバイダが含まれています。マイクロソフトは最近、「Babylon」 というコードネーム(訳注)の相互運用性に関連するプロジェクトを発表しました。これは、Windows とメインフレーム、AS/400、UNIX、および他の非 Windows システムとのエンタープライズ統合、さらには、Sybase システムに対する Microsoft OLE DB プロバイダおよび Microsoft ODBC ドライバを提供するプロジェクトです。

A.可能です。そのデータベース用に OLE DB プロバイダまたは ODBC ドライバが用意されていれば、Transact-SQL ステートメントから任意のデータベースへのアクセスが可能です。さらに、リンク サーバーを作成することもできます。リンク サーバーとは、OLE DB データ ソースへのアクセスに必要な全ての情報を備えた SQL Server に対して定義された、仮想的なサーバーです。リンク サーバーを定義すると、Transact-SQL ステートメントを用いてリンク サーバー内のデータ オブジェクトを参照することができ、その際ロケーションの透過性は格段に向上します。アプリケーションから、SNA (Systems Network Architecture) プロトコルを使用してメインフレームのデータを読み取る場合は、Microsoft SNA Server も必要となります。

A.SQL Server には、操作の容易なグラフィカル ツールであるデータ変換サービス (DTS) が含まれています。これを使用して、データを任意のデータ ソースからデータ ウェアハウスまたは Web ベースの SQL Server アプリケーションに移動できます。SQL Server をアプリケーションやデータ ウェアハウスの転送先として使用することによって、OLAP Services、Office 2000 統合、English Query などを始めとする、数々の SQL Server 特有の機能を活用することができます。

A.可能です。OLE DB 接続をサポートする UNIX データベース ベンダならどこも、SQL Server 用の UNIX OLE DB ドライバを使用することができます。

A.

データ ソースに対する ODBC ドライバまたは OLE DB プロバイダがある場合は、SQL Server は異種データ ソースのレプリケートを行うことができます。現在利用できる異種データベースのレプリケーションには、スナップショットとトランザクションの 2 種類があります。

スナップショット レプリケーションは、名前が示す通り、ある瞬間におけるデータベースのパブリッシュされたデータを写真のように撮影します。一方、トランザクション レプリケーションでは、スナップショット レプリケーションを最初に 1 回だけ使用し、その後は、定期的にデータベースの変更内容をもう一方のデータベースへ送ることによって、データベース間の整合性を維持します。トランザクション レプリケーションでは、トランザクション ログを使用して、アーティクル内のデータに加えられた変更を取り込みます。SQL Server は、片方のサーバーのデータに加えられた INSERT、UPDATE、DELETE ステートメントまたは他の修正を監視し、これらの変更をディストリビューション データベースに格納します。このディストリビューション データベースは、信頼性の高いキューとして機能します。その後、この変更内容はもう一方のデータベースに送られ、そこで同じ順序で実行されます。

SQL Server は、SQL Server から異種データベースへのトランザクション レプリケーションをサポートしていますが、サードパーティ ソリューションを使用すれば、異種データベースから SQL Server への自動的なトランザクション レプリケーションが可能です。以下に示すのは、数ある例のごく一部です。

  • Oracle とのレプリケーション
    SQL Server は、Oracle との双方向スナップショット レプリケーション、および SQL Server から Oracle へのトランザクション レプリケーションが可能です。Oracle から SQL Server へのトランザクション レプリケーションの実装については、 データ相互運用提携ソリューションのページをご覧ください。


  • IBM DB2、VSAM データセット、ネイティブ AS/400 ファイルとのレプリケーション
    SQL Server および SNA Server を使用すれば、アプリケーションから、IBM DB2 との双方向スナップショット レプリケーション、およびSQL Server から IBM DB2 へのトランザクション レプリケーションを実行できます。IBM DB2、VSAM データ セット、ネイティブ AS/400 データ ファイルから SQL Server へのトランザクション レプリケーション機能を実装しているサードパーティ製品については、 データ相互運用提携ソリューションのページをご覧ください。


  • Sybase および Informix とのレプリケーション
    互換性のある OLE DB プロバイダまたは ODBC ドライバがあれば、SQL Server は、Sybase または Informix への双方向のスナップショット レプリケーションおよびトランザクション レプリケーションを実行できます。Sybase から SQL Server へのトランザクション レプリケーションが可能な製品の詳細については、 データ相互運用提携ソリューションのページをご覧ください。


  • Access (Microsoft Jet Database Engine 4.0)とのレプリケーション
    SQL Server は、Jet 4.0 との間で、双方向のスナップショット レプリケーションおよびトランザクション レプリケーションを実行できます。
A.SQL Server には、異種データ ソースがトランザクション レプリケーションを通して SQL Server のデータベースを更新できるようにするためのプログラミング フレームワークが用意されています。Open Universal、Vision Solutions などのサードパーティ数社は、このフレームワークを実装して、企業内ソリューション開発を支援する製品群を開発してきました。詳細については、 データ相互運用提携ソリューションのページをご覧ください。

A.可能です。多くのサードパーティ ツールには、SQL Server とほかのデータベースを管理する共通のインタフェースが用意されています。詳細については、 データ相互運用提携ソリューションのページをご覧ください。


ページのトップへページのトップへ