vol.3「管理パックと警告の嵐」管理パック公開日: 2004 年 9 月 13 日 小川 貢 はじめに前回の原稿を書き終えてほっとしていると、今度は会社の仕事で Active Server Page (以下 ASP) を ASP.NET に移植する仕事やら、Windows NT 4.0 ドメインから Windows Server 2003 Active Directory への移行の仕事やらをしつつ、PASSJ の活動もして、大忙しな毎日を過ごしています。 そんな状況の中、この原稿を一生懸命書いております。 ページのトップへ 管理パック前回のコラムの「管理パックのインストール」で軽く触れましたが、MOM 2005 では Microsoft の製品チームがそれぞれの製品にあった監視および管理項目を設定した管理パックを用意しています。 MOM 2005 RC 版の場合、既定では、以下の管理パックが用意されていて、管理パックをインポートすれば、自動的に監視および管理ができるようになります。
たとえば、Windows Server 2003 で Active Directory と DNS を運用している場合は Microsoft Windows Servers Base Operating System 管理パック、Microsoft Windows Active Directory 管理パック、Microsoft Windows DNS Server 管理パックを MOM 2005 にインポートして、Active Directory と DNS サービスを提供する Windows Server 2003 コンピュータに MOM Agent をインストールすれば、監視および管理が行えます。 管理パックには管理対象のコンピュータを指定する設定もありますが、それぞれの管理パック自体に該当のコンピュータを見つけるルールが設定されているため、特に指定しなくても自動的に監視および管理対象になります。 今回、評価を行った環境は下記のような構成で、Microsoft SMS 2003 管理パックと Microsoft Windows Server Clusters 管理パックを除いて、ほとんどの管理パックが評価できました。 おかげで、今回のお題である「管理パックと警告の嵐」を実感できたわけです。 ※1 Virtual PC の Server 版で現在 RC 版が提供されており、近い将来リリースされる予定。 ページのトップへ |
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