vol.7「MOM 2005 管理パックを作ってみよう」

管理グループの作成

公開日: 2004 年 11 月 25 日

小川 貢

管理パックで、イベントやアラートを通知する機能は [ルール グループ] で定義する [ルール] に当たります。今回はこの [ルール] を作成して、管理パックとしてエクスポートをしてみたいと思います。

トピック

ルール グループの作成
ルールの作成

ルール グループの作成

1. 管理コンソールを起動します。

MOM 2005 管理コンソールの起動画面

2. 左ツリーの [管理パック] を展開します。

管理パックの管理画面

3. [ルール グループ] を右クリックして [ルール グループの作成] を選択します。

ルール グループの作成

4. [ルール グループのプロパティ – 全般] で [名前] に作成したいルール名を入力します。

ルール グループのプロパティ – 全般

5. [ルール グループのプロパティ – ナレッジベース] にこのルールグループの概要を記入して、[完了] ボタンをクリックします。

ルール グループのプロパティ – ナレッジベース

6. 作成した [ルール グループ] に [コンピュータ グループ] を割り当てるかと確認されますので、[はい] をクリックします。

確認のメッセージ

7. [コンピュータ グループ] には Vol.5「みんなで管理、でもほかの人のは見ちゃだめよ」で作成した [コンピュータ グループ] を追加して、[OK] をクリックします。

ルール グループのプロパティ

8. [ルール グループ] を展開して、先ほど作成した [ルール グループ] があるのを確認します。

MOM 2005 管理コンソールのルール グループ

ページのトップへ

ルールの作成

今回はソースが [WSH] で種類が [エラー] というイベントを検知するルールを作成します。これは、後ほど紹介するスクリプトで記録するイベントのための設定です。

1. [イベント ルール] を右クリックして [イベント ルールの作成] をクリックします。

イベント ルールの作成画面

2. [イベント ルールの種類の選択] は [イベントへのアラートまたは応答(イベント)] を選択して [次へ] をクリックします。

イベント ルールの種類の選択

3. [イベント ルールのプロパティ – データ プロバイダ] は設定を変更せず、[次へ] をクリックします。

イベント ルールのプロパティ – データ プロバイダ

4. [イベント ルールのプロパティ – 条件] には [ソース] にチェックを入れ、値に「WSH」と入力し、 [種類] をオンにして [エラー] を選択し、[次へ] をクリックします。

イベント ルールのプロパティ – 条件

5. [イベント ルールのプロパティ – スケジュール] は設定を変更せず、[次へ] をクリックします。

イベント ルールのプロパティ – スケジュール

6. [イベント ルールのプロパティ – アラート] は [アラートを生成する] と [状態アラートのプロパティを有効にする] をオンにして [次へ] をクリックします。

イベント ルールのプロパティ – アラート

7. [イベント ルールのプロパティ – アラートの抑制] は設定を変更せず、[次へ] をクリックします。

イベント ルールのプロパティ – アラートの抑制

8. [イベント ルールのプロパティ – 応答] は設定を変更せず、[次へ] をクリックします。

イベント ルールのプロパティ – 応答

9. [イベント ルールのプロパティ – ナレッジベース] は分かりやすいメッセージを記入して [次へ] をクリックします。

イベント ルールのプロパティ – ナレッジベース

10. [イベント ルールのプロパティ – ナレッジ オーサリング] は設定を変更せず、[次へ] をクリックします。

イベント ルールのプロパティ – ナレッジ オーサリング

11. [イベント ルールのプロパティ – 詳細設定] は設定を変更せず、[次へ] をクリックします。

イベント ルールのプロパティ – 詳細設定

12. [イベント ルールのプロパティ – 全般] で [ルール名] に「Application Error Test」と入力して [完了] をクリックします。

イベント ルールのプロパティ – 全般

13. イベント ルールが作成できたら、その設定を反映させるために [管理パック] を右クリックして [構成の変更のコミット] を選択します。

構成の変更のコミット

ページのトップへ

目次

著者