Vol.8「SQL Server の管理パックを分析してみよう」

管理パックから学ぶルール作成ノウハウ

公開日: 2004 年 11 月 29 日

河端 善博

MOM を使いこなしていくには、製品で提供される管理パックのカスタマイズと、オリジナル管理パックの開発がお勧めです。

そこで必要となるのは、「管理パックを読み解く力」です。

製品で提供される管理パックをできるだけ有効活用しつつ、組織のニーズにあわせたルールの開発を行いましょう。

MOM 2005 の管理パック (例)

図 1: MOM で標準提供される管理パックを読み解きましょう。
※画面を原寸で確認する場合は、こちらをクリックしてください。

まず、管理パックは、次のような要素から成り立っています。

  1. ルール グループ

  2. イベント ルール

  3. アラートルール

  4. パフォーマンス ルール

  5. タスク

  6. 通知

  7. スクリプト

  8. コンピュータ属性

  9. プロバイダ

製品の管理パックは、これらの要素をどのように組み合わせて管理しているのでしょうか?

MOM のヘルプやリソース キットに、それぞれの要素の使い方が記載されていますが、ここでは、具体的な実装例を見ていきましょう。

今回は、SQL Server の管理パックを例に見てみます。

※なお、この評価は、MOM 2005 ベータ版で行っていますので、製品版ではルールの実装やルール名が変更になっている可能性があります。

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