SMS サービス パックの導入

最終更新日: 2002 年 4 月 10 日

このペーパーでは、Systems Management Server のサービス パックの導入に対する体系的なアプローチを紹介します。SMS サービス パックの導入プロセスを説明し、導入の調整と制御を行うための手段を示します。

完全な導入を行ったとき、Microsoft® Systems Management Server (SMS) 2.0 のコンポーネントは、組織内の多数のコンピュータ上に分散することになります。 これにはエンドユーザー コンピュータとサーバーの大部分が含まれます。 また、さまざまな種類の SMS コンピュータ、すなわちサイト サーバー、クライアント アクセス ポイント (CAP)、配布ポイント、ログオン ポイント (ドメイン コントローラ)、コンポーネント サーバー、SQL Server™ ベースのサーバー、および SMS Administrator コンソールも含まれます。 サイトおよびドメイン コントローラが多数ある場合には、数十または数百台の SMS サーバーと、数千または数万台の SMS クライアント コンピュータがあるかもしれず、このすべてにサービス パックを適用する必要があります。

SMS サービス パックの導入には、これ以外にも、サイトのサイズ、ローカル エリア ネットワーク (LAN) と広域ネットワーク (WAN) の両方に対する影響、およびカスタマイゼーションに対する影響などの問題があります。ほとんどの組織は、すべてのコンピュータに SMS を同時にインストールすることはできないので、異なるバージョンの SMS コンポーネント間の相互作用も問題になる可能性があります。

以下の疑問は、SMS サービス パックの導入を準備しているときに直面する可能性のあるいくつかの典型的な問題を示しています。

  • サービス パックの導入により、ネットワークまたはサーバーに厳しい作業負荷がかかるか?
  • SMS_def.mof を変更している場合、またはその他のカスタマイゼーションをインプリメントしていた場合、それらはサービス パックによって上書きされるか?
  • サービス パックを適用する前に実行しておくべきことはあるか?
  • SMS サイトにダイヤルインするクライアントは、接続を使用する前にアップグレードを行う必要があるか?
  • 共有ログオン ポイントはいつアップグレードされるのか?
  • サービス パックの導入が無事進行していることを確認する方法は?

このペーパーでは、これらを含むさまざまな疑問に対する答えを示しています。付録 B には、一般的な質問の詳しいリストと、その答えが書かれている場所へのリンクがあります。

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