SQL Server 2005 のプライバシーに関する声明

公開日: 2006 年 7 月 3 日

このページの内容は公開・更新された当時のものです。

Microsoft (以下「マイクロソフト」と記します) は、お客様がパーソナル コンピューティングに期待されているパフォーマンス、機能、および利便性を提供する一方で、お客様のプライバシーを保護することに万全を期しています。このプライバシーに関する声明では、Microsoft SQL Server 2005 (以下「SQL Server」と記します) におけるデータ収集およびデータの用途について説明します。このプライバシーに関する声明は、インターネットを使って通信を行う機能に重点を置いており、すべての機能を完全に網羅する内容ではありません。マイクロソフトによるその他のオンライン サイトまたはオフライン サイト、製品、あるいはサービスには適用されません。

トピック

個人情報の収集と使用
お使いのコンピュータに関する情報の収集と使用
個人情報のセキュリティ
プライバシーに関する声明の変更
詳細情報
特定の機能

個人情報の収集と使用

マイクロソフトでは、お客様個人を特定できる情報や、お客様にご連絡を差し上げるための情報が必要な場合に、情報の提供をお願いすることがあります。お客様から提供された個人情報は、お客様からの要求や委任に対してマイクロソフトおよびその関連会社がお客様にサービスを提供したり、お客様と取引を行うために使用します。また、製品やサービスについてお客様から受け取ったフィードバックに関する追加情報の要請、ソフトウェアに関する重要な更新や通知の提供、バグの報告やアンケート形式の調査などによる製品やサービスの改善、イベントの事前通知や新製品の発表を目的として使用することがあります。

この声明に記載されている事例以外に、お客様が提供する個人情報が、お客様の許可なしに第三者に転送されることはありません。マイクロソフトでは、ご購入品や他の郵送物の梱包、送信、配達、製品やサービスに関する質問への回答、イベントへの登録処理、またはサービスの統計分析の実行といった限定されたサービスの提供を、他社に委託することがあります。マイクロソフトは、委託先の企業に対して、サービスの提供に必要な情報のみを開示し、それ以外の目的での情報の使用を禁止しています。

マイクロソフトによって収集された情報、またはマイクロソフトに送信される情報は、マイクロソフトやその関連会社、子会社、または代理業者の所在する米国またはその他の国において保存、処理される場合があります。お客様は、マイクロソフトのサイトまたはサービスを利用することで、このような自国以外への情報の転送に同意されたものとします。マイクロソフトは、米国商務省が発表した、欧州連合 (EU) からのデータの収集、使用、保管に関する Safe Harbor 規制に準拠しています。マイクロソフトは、法律に基づき開示しなければならない場合、または開示行為が必要であると合理的に判断できる以下の場合に、個人情報を開示することがあります。(a) マイクロソフトまたは当サイトに対する法の要請または法的手続きに応じる場合、(b) マイクロソフトの権利や財産を保護または防御する場合、および (c) マイクロソフトの従業員、マイクロソフトの製品やサービスのユーザー、または公衆の安全を確保するために緊急に行動する場合。

ページのトップへ

お使いのコンピュータに関する情報の収集と使用

SQL Server にはインターネットを利用する機能が含まれており、この機能により、お使いのコンピュータから情報 (以下「コンピュータ情報」と記します) が収集され、マイクロソフトに送信されます。一般に、このコンピュータ情報から個人を特定することはできません。

ここに記載する SQL Server の各機能のプライバシーの詳細は、マイクロソフトがどのような情報を収集し、その情報をどのように使用するのかを開示しています。

ページのトップへ

個人情報のセキュリティ

マイクロソフトは、お客様の個人情報のセキュリティを保護することに万全を期しています。お客様の個人情報を、無断アクセス、流用、または漏洩から保護するために、さまざまなセキュリティ技術および手続きを使用しています。たとえば、お客様が提供した情報は、管理された施設内のアクセス制限のあるコンピュータ サーバーに保管されます。

ページのトップへ

プライバシーに関する声明の変更

マイクロソフトは、このプライバシーに関する声明を更新する場合があります。その場合は、このページのトップにある「最終更新日」が更新されます。このプライバシーに関する声明では、収集したお客様の個人情報を保護するためのマイクロソフトの方針をお伝えしています。定期的にご覧いただくことをお勧めします。

ページのトップへ

詳細情報

このプライバシーに関する声明についてのご意見、ご感想は、電子メールで
sqlpriv@microsoft.com
までご連絡ください。

SQL Server プライバシーに関する声明
Microsoft Corporation
One Microsoft Way
Redmond, WA 98052 U.S.A.

ページのトップへ

特定の機能

カスタマ エクスペリエンス向上プログラム

機能の概要: お客様が SQL Server Business Intelligence Development Studio および SQL Server Management Studio のカスタマ エクスペリエンス向上プログラム (CEIP) に参加すると、お客様の使用傾向と使用パターンを特定するために、お使いのハードウェア構成と、ソフトウェアやサービスの使用方法についての情報が匿名で収集されます。マイクロソフトはこの情報を元に、マイクロソフトのソフトウェアとサービスの品質、信頼性、およびパフォーマンスを向上します。

収集、処理、送信する情報: CEIP では、発生したエラーの種類と数、ソフトウェアとハードウェアのパフォーマンス、およびサービスの速度に関する情報を匿名で収集します。お客様の名前、住所など、お客様にご連絡を差し上げるための情報は収集しません。

CEIP では、お使いのコンピュータを一意に識別するグローバル一意識別子 (GUID) を生成し、お使いのコンピュータに保存します。GUID はランダムに生成される番号で、個人情報は含まれていないので、お客様の特定に使用することはありません。CEIP では、お客様からのフィードバックが影響する範囲と優先順位を特定するためにこの GUID を使用します。たとえば、マイクロソフトはこの GUID を使用して、1 人のお客様でエラーが 100 回発生した場合と、100 人のお客様で同じエラーがそれぞれ 1 回だけ発生した場合を区別できます。GUID は固定番号です。CEIP の詳細については、カスタマ エクスペリエンス向上プログラムをお読みください。

情報の使用: マイクロソフトは収集した情報を使用して、マイクロソフト製品を改善します。業務上このデータを使用する必要のあるマイクロソフト従業員、契約社員、およびベンダが、必要に応じてこの情報にアクセスします。

選択/制御: SQL Server Business Intelligence Development Studio または SQL Server Management Studio のいずれかの初回起動時に、CEIP に参加するかどうかをお客様に確認します。

初回起動時以外に CEIP を有効または無効にするには、以下の手順を実行します。

  1. SQL Server Management Studio または SQL Server Business Intelligence Development Studio を起動し、Analysis Services プロジェクトまたはデータ変換サービス プロジェクトを新規作成するか、既存の Analysis Services プロジェクトまたはデータ変換サービス プロジェクトを開きます。
  2. [ヘルプ] メニューの [Microsoft SQL Server カスタマ フィードバックのオプション] をクリックします。
  3. CEIP を無効にするには、[いいえ、協力しません。] をクリックします。 CEIP を有効にするには、[はい、カスタマ エクスペリエンス向上プログラムに匿名で協力します。(推奨)] をクリックします。
  4. [OK] をクリックします。

重要な情報: 企業のお客様は、グループ ポリシーを作成し、レジストリベースのポリシーを設定することで、CEIP への参加または不参加を選択できます。関連するレジストリ キーおよび設定を以下に示します。

キー = HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Microsoft SQL Server\90

RegEntry 名 = CustomerFeedback

エントリのデータ型 = DWORD

値 0 = 不参加

値 1 = 参加

個別エラーの報告

機能の概要: 個別エラーの報告機能を使用すると、SQL Server およびユーザー インターフェイスを備えたすべての SQL Server コンポーネントで発生した問題を報告できます。ユーザー インターフェイスを備えていないコンポーネントおよびサービス (SQL Server データベース エンジン、SQL エージェント、Analysis Services、Reporting Services、Notification Services、SQL レプリケーション、データベース チューニング アドバイザ コンポーネント、SQL Browser Service、SQL ライタなど) のエラーの報告は、以下に記載するエラーと使用状況レポート ツールによって処理されます。

収集、処理、送信する情報: 個別エラーの報告機能では、インターネット プロトコル (IP) アドレスを収集します。この情報を使用して、ユーザーを特定することはありません。この機能では、お客様の名前、住所、電子メール アドレス、コンピュータ名など、お客様を特定したり、お客様にご連絡を差し上げるための情報を意図的に収集することはありません。このような情報がメモリに取り込まれたり、使用中のファイルから収集したデータに含まれることがありますが、マイクロソフトはこの情報を使用して個人を特定することはありません。

まれに、解決がとりわけ困難な問題が発生した場合など、メモリのセクション (問題が発生したときに実行していた特定のアプリケーションまたはすべてのアプリケーションが共有していたメモリが含まれる場合があります)、一部のレジストリ設定、1 つ以上のファイルなどのお使いのコンピュータからの情報を、マイクロソフトが追加で要請することがあります。また、現在お使いのドキュメントを要求することもあります。マイクロソフトから追加情報を要求された場合、お客様は要求されたデータを確認し、そのデータを送信するかどうかを選択できます。

場合によっては、エラーの報告を送信した後で、任意でアンケートへの回答を依頼されることがあります。アンケート情報を含めずにエラーの報告を送信すると、エラーの報告は匿名のままになります。電話番号または電子メール アドレスの提供を選択した場合は、弊社からご連絡を差し上げ、問題の解決に役立つと考えられる追加情報の提供をお願いすることがあります。お客様自身が送信したエラーの報告を、お客様が追跡する機会が提供される場合もあります。エラー報告の追跡を選択した場合、その報告は匿名ではなくなり、お客様の電子メール アドレスに関連付けられます。

情報の使用: マイクロソフトは収集したデータを、お客様の問題の解決と、ソフトウェアの改善に使用します。

選択/制御: ユーザー インターフェイスを備えた SQL Server コンポーネントでエラーが発生するたびに報告を生成し、その報告をマイクロソフトに送信するかどうかをお客様に確認します。お客様は、エラーの報告を送信するかどうかを選択する前に、エラーの報告に含まれる情報を表示できます。

企業のお客様は、グループ ポリシーを使用して、コンピュータ上でのエラー報告の動作を構成できます。構成オプションには、エラー報告機能を完全に停止するオプションもあります。お客様が管理者で、エラー報告に関するグループ ポリシーの構成を希望する場合は、Windows Server TechCenter で技術的な詳細情報を確認できます。

重要な情報: マイクロソフトがどのような情報を収集し、どのように使用しているかの詳細については、「Microsoft エラー報告サービスのプライバシーに関する声明」を参照してください。

エラーと使用状況レポート

機能の概要: エラーと使用状況レポート機能では、ユーザー インターフェイスのない、バックグラウンドで実行される SQL Server のコンポーネントとサーバーのエラー報告と使用状況に関する情報を、自動的にマイクロソフトに送信することがあります。この機能の対象となるコンポーネントやサーバーには、SQL Server データベース エンジン、SQL エージェント、Analysis Services、Reporting Services、Notification Services、SQL レプリケーション、データベース チューニング アドバイザ コンポーネント、SQL Browser Service、SQL ライタなど (以下「バックグラウンド サービス」と記します) があります。お客様が情報の送信に同意すると、バックグラウンド サービスで発生した問題が自動的にマイクロソフトに報告され、お客様はその問題の回避や解決に役立つ情報をマイクロソフトから受け取ることができます。お客様が情報の送信に同意すると、お使いのハードウェア構成と、そのハードウェアで使用されている SQL Server の機能についての情報が送信され、マイクロソフトはこの情報を使用してお客様の使用傾向と使用パターンを特定できます。

収集、処理、送信する情報: エラー報告機能では、上記の個別エラーの報告と同じ種類の情報を収集しますが、報告を送信する前にその報告に含まれる情報を確認することはできません。

使用状況レポート機能では、お使いのハードウェア構成、そのハードウェアにインストールされている SQL Server の各製品に使用されているインストール済みの機能、およびそれらの機能の実行状態についての情報を収集します。お客様の名前、住所など、お客様にご連絡を差し上げるための情報は収集しません。この機能では、お使いのコンピュータを一意に識別する GUID を生成し、お使いのコンピュータに保存します。GUID はランダムに生成される番号で、個人情報は含まれていないので、お客様の特定に使用することはありません。

情報の使用: エラーと使用状況レポート機能で送信されるデータは、お客様が直面している問題を追跡および解決し、マイクロソフト製品の向上に役立てるために使用します。使用状況レポートは、カスタマ エクスペリエンス向上プログラムで使用され、ソフトウェアの改善に役立てられます。お客様はこのプログラムに参加することで、弊社のソフトウェアの設計に直接影響を与えることになります。

選択/制御: お客様はセットアップ中に、エラーと使用状況のレポートをマイクロソフトに自動的に送信するかどうかを選択できます。セットアップ以外でこの機能を有効または無効にするには、エラーと使用状況レポート ツールを使用します。このツールは、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]、[SQL Server 2005]、[構成ツール] を順にポイントし、[SQL Server エラーと使用状況レポート] をクリックすることで使用できます。

企業のお客様は、グループ ポリシーを使用して、コンピュータ上でのエラー報告機能の動作を構成できます。構成オプションには、エラー報告機能を完全に停止するオプションもあります。お客様が管理者で、エラー報告に関するグループ ポリシーの構成を希望する場合は、Windows Server TechCenter で技術的な詳細情報を確認できます。

SQL Server Books Online: コンテンツのフィードバック機能

機能の概要: お客様は、SQL Server Books Online のヘルプ トピックごとに、そのコンテンツが役に立ったかどうかを SQL Server Documentation チームにフィードバックできます。ヘルプ トピックの下部に、「この情報は役に立ちましたか?」という質問が表示されます。[はい] または [いいえ] をクリックすると、お客様がお使いの電子メール クライアントで電子メール メッセージが生成されます。この電子メール メッセージの件名には、お客様がフィードバックを提供するコンテンツに関する情報が自動的に入力されます。この電子メール メッセージの本文に、ヘルプ コンテンツに関する具体的なフィードバックを追加できます。

収集、処理、送信する情報: お客様のフィードバックに関する必要な背景情報を SQL Server ドキュメント チームに提供するために、フィードバックの電子メールの件名には、特定の情報が設定されます。設定される情報には、トピックのタイトル、製品名、製品バージョン、ドキュメントのバージョン、ヘルプ ファイルの名前、トピックの URL、トピックの評価 ([はい] または [いいえ] のどちらをクリックしたかによって異なります)、ヘルプ ファイルの種類 (.chm または .hxs)、使用言語 (英語など)、およびヘルプのフィードバック スクリプトのバージョン番号があり、これらの一部またはすべてが件名に使用されます。ヘルプ トピックが .chm 形式の場合は、お使いのコンピュータでのヘルプ ファイルのインストール パスも含まれます。

情報の使用: お客様が提供した情報は、SQL Server に付属するドキュメントの内容を修正し、充実させるために SQL Server ドキュメント チームが使用します。

選択/制御: フィードバックの電子メール メッセージは、[はい] または [いいえ] をクリックするまでは生成されません。また、フィードバックの電子メール メッセージは、お客様が電子メール クライアントの送信ボタンをクリックするまで送信されません。

重要な情報: お客様の電子メール アドレスが、販売を目的とした活動に使用されることはありません。

Microsoft SQL Server Books Online: ヘルプのオンライン コンテンツの設定

機能の概要: オンライン コンテンツ機能では、検索の実行時にオンライン Web サイトに自動的にクエリを送信できます。送信されるオンライン Web サイトには、マイクロソフトの MSDN Online Web サイトやマイクロソフト以外のコミュニティ Web サイトなどがあります。また、コード ウィンドウで言語キーワードを選択して F1 キーを押すと、送信先の Web サイトから情報を入手できます。

収集、処理、送信する情報: オンライン コンテンツ機能では、関連情報を返すためにオンライン Web サイトに情報を送信します。お客様は、オンライン コンテンツのオプションでマイクロソフトの MSDN Online サイトやマイクロソフト以外の Web サイトを指定できます。送信する情報には、標準的なコンピュータ情報、入力した検索テキスト文字列または F1 キーを押した言語キーワードに関連付けられたキーワード、および検索対象のソース (MSDN Online など) があります。

情報の使用: この情報を使用して、検索クエリまたは F1 キーの押下に応答します。マイクロソフトは、この情報を使用して、新しいコンテンツの作成や既存のコンテンツの改訂も行います。

選択/制御: 既定では、お使いのコンピュータ上のヘルプのみが検索されます。オンライン コンテンツを使用する設定を選択しなかった場合、情報はマイクロソフトに送信されません。

重要な情報: このプライバシーに関する声明では、MSDN Online で行われる対話操作についてのみ記載しています。つまり、選択された特定のサイトに応じた検索情報を、指定された他の Web サイトから収集する方法および使用する方法のみを記載しています。MSDN Online のプライバシーに関する声明の詳細については、「Microsoft Online Privacy Notice Highlights (英語)」を参照してください。

ページのトップへ