Remote Data Service (RDS) は、MDAC のコンポーネントで、[Microsoft Windows NT 4.0 Option Pack](https://www.microsoft.com/japan/products/ntserver/option_pack/default.htm)をインストールする際にデフォルトでインストールされます。RDS コンポーネントは、IIS を通してリモートのデータ リソースに対する制御されたインターネット アクセスを可能にします。
Q. MS00-086 のセキュリティ修正モジュールを Personal Web Server (PWS) に適用することはできますか?
**A.**
Windows NT Workstation 4.0 Service Pack 5 以上の環境、また Windows 2000 Professional 環境に、MS00-086 のセキュリティ修正モジュールを適用することができます。
Q. MDAC を利用しています。現在、SQL Server 7.0 を使用していますが、MDAC をアップグレードする必要がありますか?
**A.**
SQL Server 7.0 では、MDAC 2.1 がインストールされます。MDAC をアップグレードする必要はありませんが、「セーフモード」で構成されていることを確認してください。確認方法などの詳細につきましては、サポート技術情報 [414004](https://support.microsoft.com/kb/414004)を参照してください。
Q. サポート技術情報 JP189271 にしたがい、NetBIOS Interface を無効にすると、イベント ID 105 が発生しました。どのようにすればよいでしょうか?
Q. Internet Explorer 4.0 を使用しています。Service Pack 5 や Service Pack 6a を適用すると、Internet Explorer のバージョンは 5.0 にあがってしまいますか?
**A.**
Windows NT 4.0 Service Pack 5 および Service Pack 6a を適用いただきましても、Internet Explorer がバージョンアップされる事はありません。
Q. Windows NT 4.0 Service Pack 4 を使用しています。この環境に MS00-086 のセキュリティ修正モジュールを適用することはできませんか?
**A.**
[MS00-086](https://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms00-086.mspx)のセキュリティ修正モジュールを適用するには、Windows NT 4.0 Service Pack 5 以上がインストールされた環境が必要になります。Windows NT 4.0 Service Pack 4 環境にこのセキュリティ修正モジュールを適用することはできません。
Q. Windows NT 4.0 の Service Pack は、5 または 6a のどちらかを適用するということですが、これは Windows NT 4.0 Service Pack 5 であれば Service Pack 6a を適用しなくても脆弱性は排除されるということですか?
**A.**
はい。Windows NT 4.0 Service Pack 5 環境でも [MS00-086](https://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms00-086.mspx)にあるセキュリティ問題を修復することが可能です。Web コンテンツ改ざんに対する防御策として必要である [MS00-086](https://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms00-086.mspx)のセキュリティ修正モジュールを適用するために Windows NT 4.0 Service Pack 5 以上の環境にしていただきますようご案内しています。
Q. RDS を利用しているかが分かりません。調べる方法はありますか?
**A.**
残念ながらこれらを明確に把握することはできません。RDS を Visual Basic や ASP 等から明示的に利用していない限りこれらの機能は利用されません。市販のアプリケーション、または自社開発したソフトウェアに組み込むコンポーネントで RDS が利用されているか開発元にご確認のうえ作業を行ってください。
Q. RDS をセーフモードで構成することにより、どのような影響がでますか?
**A.**
RDS をセーフモードにすることで、Remote Data Binding を利用しているアプリケーションが利用できなくなります。セーフモードでは、カスタムハンドラをデータファクトリと ADO の間に組み込み、受信する要求を制御またはフィルタリングします。これにより、全ての RDS を利用したデータベースアクセスが禁止されます。特定の要求をカスタムハンドラに許可させるためには、msfdmap.ini ファイルの編集を行う必要があります。詳細につきましては以下の技術情報をご確認ください。 [Using the Customization Handler Feature in RDS 2.0](https://msdn2.microsoft.com/en-us/library/ms811713.aspx) (英語)
Q. MS00-086 の修正プログラムを Windows NT 4.0 の環境にインストールしたところ、イベント ID 205 ASP の読み込みエラーが記録され、正しく ASP が実行できなくなりました。どのように対応すべきでしょうか?
**A.**
このエラーが発生するサーバーでは、Windows NT 4.0 Option Pack (IIS 4.0) のインストール後に、Service Pack 5 または Service Pack 6a のインストールが再度行われていないことが考えられます。現在インストールされている Service Pack を再度インストールし直し、その後 [MS00-086](https://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms00-086.mspx)の修正プログラムをインストールしてください。
MSDTC とは、Microsoft 分散トランザクション コーディネータの略で、IIS 上の Web アプリケーションが動作するために必要なサービスです。このサービスは COM コンポーネント等の動作制御やトランザクション処理を行うため IIS の動作に必須のサービスとなります。
Q. Service Pack のインストールを行おうとしたところ、"標準の暗号化バージョンの Service Pack を..." というエラーメッセージが表示されインストールできません。どのようにインストールすればよいですか?
**A.**
Windows NT 4.0 上に、Microsoft Internet Explorer 高度暗号化パック (以下、高度暗号化パック) または、Internet Explorer 5.01 Service Pack 1 以降をインストールした環境で、Service Pack のインストールを行うことはできません。これは、暗号化モジュールである schannel.dll が、Service Pack の暗号化レベルと異なるためです。この現象を回避するためには、サポート技術情報 [415517](https://support.microsoft.com/kb/415517)をご確認ください。