Letters: Readers Speak Out

[アーティクル]
08/25/2016

レター読者の皆さんからの声

PageDefrag ユーティリティ

2007 年 9 月号で紹介されていた SysInternals の PageDefrag ユーティリティを実行しようとしたのですが、Windows Vista® x64 では実行に失敗し、"Make sure that you are an administrator. Error loading PageDefrag driver." (管理者であることを確認してください。PageDefrag ドライバの読み込み中にエラーが発生しました。) というエラーメッセージが表示されました。

—Alex D

現時点では、PageDefrag ユーティリティは Windows Vista ではサポートされていません。このユーティリティが動作するオペレーティングシステムは、Windows NT® 4.0、Windows® 2000、Windows XP、および Windows Server® 2003 のみです。9 月号の記事にこのことが明記されていなかったことをお詫びいたします。

バックアップスケジューラ

2007 年 9 月号の記事「Windows Vista バックアップテクノロジガイド」を非常に興味深く読ませていただきましたが、いくつか質問があります。この記事の図 2 の画面には次回のバックアップ日時が表示されていますが、バックアップツールに独自のスケジューラが含まれていない場合、次回のスケジュールは設定できないのではないでしょうか。

また、バックアップするデータはディスクブロックへの変更に基づいて決定されるとのことですが、ディスクの最適化が実行された場合はどうなるのか教えてください。最適化によってブロックが移動または変更されるため、大量のデータがバックアップされるのでしょうか。さらにもう 1 つ、復元操作によってブロックが元の場所に復元される場合、その操作がディスクの最適化から受ける影響についてもご説明をお願いします。

—Bruce G

この情報の提供者 (著者の Christine Fok) に確認したところ、次のように説明する必要があったそうです。

図 2 の画面には次回のファイルとフォルダのバックアップ日時が表示されていますが、Complete PC バックアップでは前回のバックアップ日時しか表示されません。ファイルとフォルダレベルのバックアップのスケジュールは設定できますが、ご指摘のとおり、Complete PC バックアップには独自のスケジューラが用意されていません。

また、ご質問にあったとおり、Complete PC バックアップを実行した後に、最適化を実行してから次の Complete PC バックアップを実行すると、前回のものよりもバックアップのサイズが大きくなる可能性があります。さらに、最適化後の復元についても、おっしゃるとおりです。Complete PC はファイルシステムレベルよりも下のボリュームレベルで動作します。復元操作では、すべてのブロックをバックアップ時とまったく同じ状態に復元します。つまり、バックアップ後に最適化が実行されたかどうかにかかわらず、ブロックをディスク上のまったく同じ場所に復元します。このため、復元の完了後に再度ボリュームのバックアップが必要になる場合があります。

BGInfo ツール

2007 年 8 月号のユーティリティスポットライトコラムを非常に楽しく読ませていただきました。特に興味深かったのは、CPU とネットワークに関する重要な情報を収集する SysInternals の BGInfo ツールです。私は、新しい製品、ユーティリティ、プログラム、またはアプリケーションの開発者に関する説明も楽しみに読んでいます。Cogswell 氏がマイクロソフトのために開発したソフトウェア製品は他にもありますか。

—Daryl B

BGInfo ユーティリティがお役に立ったようで何よりです。Bryce Cogswell は便利なユーティリティを多数開発しており、そのほとんどは Mark Russinovich と共同で開発したものです。幸運なことに、マイクロソフトは 2006 年に Sysinternals を買収したため、現在は Cogswell と Russinovich もマイクロソフトの一員です。彼らが開発したユーティリティは、すべて Sysinternals Web サイト (microsoft.com/technet/sysinternals) で提供されています。

RPC とファイアウォール

2007 年 7 月号の記事「RPC エラーのトラブルシューティング」は非常に役立ちましたが、1 つ重要なことが記載されていませんでした。それは、Windows ファイアウォールが原因で RPC エラーが発生することもあるということです。PING 要求を許可するが、不要な受信メッセージを拒否するように Windows ファイアウォールを構成している場合、コンピュータをリモートで管理しようとすると必ず失敗します。Windows リソースキットの RPCPING.exe を実行した場合、エラー 1722 ("RPC サーバーを利用できません。") が返されます。

この場合、ファイアウォールは想定どおりの動作を行います。つまり、外部のユーザーがそのシステムにアクセスできないようにします。残念なことに、管理者が企業ネットワーク上のコンピュータを管理する目的で試行したアクセスも拒否されます。

—Aaron M

RPC エラーが発生する可能性がある状況を他にもご指摘いただきありがとうございます。この記事で説明したツールが問題のトラブルシューティングに役立つことを願っています。

Windows XP のライセンス

2007 年 10 月号のフィールドノートコラムに、Windows XP のライセンスをわずか 5 米ドルで購入できるという話がありました。私の会社は非営利目的で運営している出版社ですが、これらのライセンスを購入するにはどうすればよいでしょうか。電話か電子メールで購入できると助かります。私の環境では電子メールのやり取りはできますが、インターネットにはアクセスできません。

—Ernest B

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