編集長から次はどうしたら良いですか

Joshua Hoffman

ここ 1 年間は、Windows Server 2008 の新機能、お勧め機能、概要などを紹介することに多くの時間を費やしてきました。これまで、Active Directory、カーネルの変更、仮想化などについての情報を提供してきましたが、今後も、このような情報を引き続き提供します。ですが、「次はどうしたら良いのだろう」という疑問をお持ちの方がいらっしゃるのではないでしょうか。

Windows Server 2008 を展開したら、それでおしまいなのでしょうか。それで大丈夫なのでしょうか。自分のデスクを片付けて帰宅してかまわないのでしょうか。もしそれがあなたの現状なら、あなたの会社の人事部の連絡先をお知らせください。ぜひとも、私の履歴書を送って雇っていただきたいと思います。

残念ながら、そのまま帰宅しては困りますし、次のような質問に回答する必要があります。すべてを監視するには、どうしたら良いですか。それは、どのように管理したら良いですか。変更を反映するには、どうしたら良いですか。問題 (特に、後に難題に発展する可能性がある問題) が発生したときに、通知されるようにするには、どうしたら良いですか。システム管理者は、これらのすべての質問に答えられなければなりません。新しいテクノロジを実装するときに犯す最大の間違いは、展開に全神経を集中させ、その後のフォローがおろそかになることです。

今月は、Pete Zerger と Cameron Fuller が、すばらしいコンテンツをお届けします。それぞれの記事では、System Center を使用して、Windows Server 2008 を管理および監視する方法を紹介しています。ぜひ、この記事を読んで、「次はどうしたら良いですか」という質問に答えるための準備を整えてください。

また、今月号では、先月特集した仮想化に関する補足記事をご用意しました。Joshua Schnoll が、プレゼンテーション層の仮想化についての記事をお届けします。具体的には、ターミナル サービスや RemoteApp などのテクノロジを使用したプレゼンテーション層の仮想化について説明します。先月お届けした仮想化の特集を見逃した方は、technet.microsoft.com/magazine/cc135968 にアクセスしてご覧ください。

最後になりますが、TechNet Magazine のスタッフを代表して、David Gordon に謝辞を述べたいと思います。この 1 年間、David はマイクロソフトの Subscription and Software Services チームの責任者として、TechNet Magazine と MSDN Magazine だけでなく、Flash ニュースレター、MSDN ソフトウェア サブスクリプション プログラム、および TechNet ソフトウェア サブスクリプション プログラムを指揮してきました。この数か月間、彼は TechNet Magazine と MSDN Magazine のスタッフにとって、すばらしいリーダーでした。今後はチームを離れ、刺激に満ちた新しい職務に就くことになった彼に、この場を借りて感謝の気持ちを表したいと思います。

今月号もお楽しみください。また、tnmag@microsoft.com (英語のみ) までフィードバックを送ることもお忘れなく。

—Joshua Hoffman

**次のマイクロソフト技術支援スタッフに心より感謝します。**Gopal Ashok、Alex Balcanquall、Nino Bilic、Eric Charran、Baelson Duque、Brad Huges、Jeff Lilleskare、Corbin Meek、Michael Murgolo、Sanjeev Nair、Jim Truher、Dean Tsaltsas、Jason Tyler、Manlio Vecchiet