詳細な同期のオプションを構成する

詳細な同期機能には、帯域幅を管理し、更新プログラムを格納するためのさまざまなオプションが用意されています。これらの各機能の説明、有用な理由、および制限事項については、前述の「更新プログラムの格納場所を決定する」および「展開に使用する帯域幅のオプションを決定する」を参照してください。

更新プログラムの格納オプション

[更新ファイル] セクションを使用して、更新プログラムを WSUS に格納するか、またはクライアント コンピュータからインターネットに接続して更新プログラムを取得するかを決定します。この機能の詳細については、前述の「更新プログラムの格納場所を決定する」を参照してください。

更新プログラムの格納場所を指定するには

  1. WSUS コンソールのツール バーで、[オプション]、[同期のオプション] の順にクリックします。

  2. [更新ファイルと更新言語] で [詳細] をクリックし、警告を確認して [OK] をクリックします。

  3. 更新プログラムを WSUS に格納する場合は、[詳細な同期のオプション] ダイアログ ボックスの [更新ファイル] で、[更新ファイルをこのサーバーにローカルで保存する] をクリックします。クライアントからインターネットに接続して更新プログラムを取得する場合は、[更新プログラムをローカルで保存しない。クライアントが Microsoft Update からインストールする] をクリックします。

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ダウンロードの保留のオプション

[更新ファイル] セクションを使用して、更新プログラムを同期時にダウンロードするか、または更新プログラムが承認されたときにダウンロードするかを決定します。この機能の詳細については、前述の「展開に使用する帯域幅のオプションを決定する」の「インストール承認まで更新プログラムのダウンロードを保留する」を参照してください。

更新プログラムを同期時にダウンロードするか、または更新プログラムが承認されたときにダウンロードするかを指定するには

  1. WSUS コンソールのツール バーで、[オプション]、[同期のオプション] の順にクリックします。

  2. [更新ファイルと更新言語] で [詳細] をクリックし、警告を確認して [OK] をクリックします。

  3. 同期時に更新プログラムのメタデータのみをダウンロードする場合は、[詳細な同期のオプション] ダイアログ ボックスの [更新ファイル] で、[更新プログラムが承認された場合のみ、更新ファイルをこのサーバーにダウンロードします。] チェック ボックスをオンにします。同期時に更新ファイルとメタデータをダウンロードする場合は、このチェック ボックスをオフにします。

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高速インストール ファイルのオプション

[更新ファイル] セクションを使用して、同期時に高速インストール ファイルをダウンロードするかどうかを決定します。この機能の詳細については、前述の「展開に使用する帯域幅のオプションを決定する」の「高速インストール ファイルの使用」を参照してください。

同期時に高速インストール ファイルをダウンロードするかどうかを指定するには

  1. WSUS コンソールのツール バーで、[オプション]、[同期のオプション] の順にクリックします。

  2. [更新ファイルと更新言語] で [詳細] をクリックし、警告を確認して [OK] をクリックします。

  3. 高速インストール ファイルをダウンロードする場合は、[詳細な同期のオプション] ダイアログ ボックスの [更新ファイル] で、[高速インストール ファイルをインストールします。] チェック ボックスをオンにします。高速インストール ファイルをダウンロードしない場合は、このチェック ボックスをオフにします。

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更新プログラムのフィルタのオプション

[言語] セクションを使用して、同期する更新プログラムの言語を選択します。この機能の詳細については、前述の「展開に使用する帯域幅のオプションを決定する」の「更新プログラムのフィルタ」を参照してください。

言語のオプションを指定するには

  1. WSUS コンソールのツール バーで、[オプション]、[同期のオプション] の順にクリックします。

  2. [更新ファイルと更新言語] で [詳細] をクリックし、警告を確認して [OK] をクリックします。

  3. [詳細な同期のオプション] ダイアログ ボックスの [言語] で、次の言語オプションのいずれかを選択して [OK] をクリックします。

    • [このサーバー (Local) のロケールに一致する更新プログラムのみをダウンロードする]。 "Local" はサーバーのロケール名です。これにより、同期中は、サーバーのロケールをターゲットとしている更新プログラムのみがダウンロードされます。

    • [新しい言語を含むすべての言語で更新プログラムをダウンロードする]。 同期中に、すべての言語がダウンロードされます。新たな言語が追加されると、この言語も自動的にダウンロードされます。

    • [選択した言語でのみ更新プログラムをダウンロードする]。 同期中に、選択した言語をターゲットとしている更新プログラムのみがダウンロードされます。このオプションを選択する場合は、使用可能な言語一覧から、使用する各言語を選択する必要があります。

注 : 言語のオプションを変更した場合は、集中管理されている WSUS サーバーとそのレプリカ サーバーを手動で同期することをお勧めします。これにより、集中管理されているサーバーの言語のオプションを変更しても、そのサーバーで承認されている更新プログラムの数がレプリカ サーバーで承認されている数と一致しないという状況を回避できます。

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