顧客エイジング レポート (CustAgingReport)

適用: Microsoft Dynamics AX 2012 R3, Microsoft Dynamics AX 2012 R2, Microsoft Dynamics AX 2012 Feature Pack, Microsoft Dynamics AX 2012

[顧客エイジング] レポートには、顧客への売掛残高が、日付間隔順またはエイジング期間順に表示されます。

このレポート上のデータのフィルタ処理方法

このレポートを生成するとき、次の既定のパラメーターが表示されます。これらのパラメーターを使用して、レポートに表示されるデータをフィルタリングできます。詳細については、「レポート上のデータをフィルタ処理」を参照してください。

フィールド

説明

Billing classification

レポートに含める請求分類を 1 つ以上選択します。

注意

このコントロールは、Public Sector 構成キーが選択されている場合にのみ使用できます。

Include transactions without a billing classification

このチェック ボックスをオンにすると、請求分類が割り当てられていないトランザクションが、すべてレポートに表示されます。

注意

このコントロールは、Public Sector 構成キーが選択されている場合にのみ使用できます。

時点の残高

表示する顧客残高の日付を入力します。これは、トランザクションの締日とも呼ばれます。

開始日

レポートに含める最初の期間間隔またはエイジング期間内の日付を入力します。

基準

レポートの基準となる日付タイプを選択します。

  • トランザクション日付 – トランザクションの転記日付。たとえば、これは、期日の計算の基礎となる請求日である場合もあります。

  • [期日] – 支払条件に基づくトランザクションの期日。

  • [文書日付] – 期日の計算基準であるユーザー定義の文書日付。

エイジング期間の定義

エイジング期間の定義を選択します。エイジング期間の定義を選択した場合、[間隔] フィールドは使用されません。

エイジング期間が 6 を超えるエイジング期間の定義は、レポートの印刷に使用できません。

注意

エイジング期間は、"エイジング期間の定義" フォームで設定できます。

エイジング期間の説明を印刷

レポートの各エイジング期間列の上部にエイジング期間の説明を含めるには、[はい] を選択します。列ヘッダーのないレポートを印刷するには、[いいえ] を選択します。

間隔

各期間の日数または月数を入力して、使用する期間を定義します。たとえば、エイジング情報を週単位で表示させる場合は、このフィールドに 7 を入力し、[日/月] フィールドの [曜日] を選択します。

注意

このフィールドに入力する情報は、エイジング期間の定義を選択しなかった場合にのみ使用されます。

日/月

[間隔] フィールドで期間を定義する際に使用する単位として、[曜日] または [] を選択します。

印刷方向

残高を計算するかどうかを選択し、過去または将来の期間のエイジング レポートを印刷します。日付は、[残高の日付] フィールドで選択した日付を基準にして評価されます。過去の期間の情報を表示する場合は、[] を選択します。将来の期間の情報を表示する場合は、[] を選択します。

詳細

レポートに表示される残高に含まれるトランザクションの一覧を表示するには、このチェック ボックスをオンにします。

トランザクション通貨での金額を含める

会計通貨の金額に加え、トランザクション通貨の金額を含めるには、このチェック ボックスをオンにします。このチェック ボックスがオフの場合、レポートの金額は会計通貨でのみ表示されます。

マイナス残高

残高がマイナスの顧客 ID を含めるには、このチェック ボックスをオンにします。

残高がゼロの口座を除外します

残高がゼロの顧客 ID を除外するには、このチェック ボックスをオンにします。

支払状態

決済されていない支払を表示するには、このチェック ボックスをオンにします。これらは、レポートの最初の列に表示されます。

顧客

このフィールド グループに表示される情報は、クエリを作成するときに選択した内容によって決まります。

レポートの使用方法

次のトピックは、レポートの印刷方法、およびレポートのデータのフィルタリングおよび並べ替えの方法について説明します。

このレポートの詳細

次の表は、アプリケーション オブジェクト ツリー (AOT) でレポートを検索する場所と、Microsoft Dynamics AX クライアントでレポートまで移動する方法を説明しています。

詳細

説明

AOT のレポートの名前

CustAgingReport

AOT のレポートの場所

SSRS Reports\Reports\CustAgingReport

レポートのメニュー品目

CustAgingBalance

レポートのナビゲーション

売掛金管理 >レポート >状態 >顧客エイジング をクリックします。

このレポートのデータの取得先

このレポートのデータは次のソースからのものです。

  • CustTable テーブル

  • CustAgingReportTmp テーブル

注意

[Temp] テーブルのデータの取得先を確認するには、CustAgingReportDP.processReport クラスの相互参照を表示します。

開発者は、次の手順を使用して、レポートのデータ源についての情報を知ることができます。

  1. AOT を開きます。

  2. SSRS Reports\Reports ノードでレポートを特定します。

  3. レポートを右クリックし、[アドイン] > [相互参照] > [使用 (インスタント ビュー)] をクリックします。

参照

エージングの期間の定義 (フォーム)

通知: 既知の問題および最近の修正プログラムを表示するには、Microsoft Dynamics Lifecycle Services (LCS) の 問題検索 を使用します。