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MX レコードが内部ドメインを指していないことを確認する方法

 

SMTP が DNS にクエリを発行する場合、まず MX レコードに対して発行します。内部 MX レコードが存在するか、正しく構成されていない場合は、内部メール配信が動作しない場合があります。

開始する前に

このトピックの手順を実行する前に、「DNS の設計と構成の確認」を参照してください。

手順

MX レコードが内部ドメインを指していないことを確認するには、次の操作を行います。

  1. コマンド プロンプトで「nslookup」と入力し、Enter キーを押します。

  2. server <IP アドレス>」と入力します。ここで、IP アドレス は内部 DNS サーバーの IP アドレスです。

  3. set q=a」と入力し、Enter キーを押します。

  4. <fqdn>」と入力し、Enter キーを押します。ここで、fqdn は SMTP 仮想サーバー (および Exchange サーバー) の完全修飾名です。

  5. 返される結果がマシンの IP アドレスに一致することを確認します。マルチホームのコンピュータでは、IP アドレスが SMTP サーバーの IP アドレスと一致します (「未使用のすべてのアドレス」という IP アドレスを持つ単一の仮想サーバーがある場合を除く)。結果は、以下のようになります。

    set q=a
    > server1.example.local
    Name:    server1.example.local
    Address:  192.168.1.10
    

    返された結果が正しい A レコードのみであれば、内部の名前解決は正しく実行されています。レコードがない場合、または MX レコードが返されたが間違った FQDN または IP アドレスを指している場合は、他のサーバーがこの Exchange サーバーにメールを送信できなくなる可能性があります。