MX レコードが内部ドメインを指していないことを確認する方法
SMTP が DNS にクエリを発行する場合、まず MX レコードに対して発行します。内部 MX レコードが存在するか、正しく構成されていない場合は、内部メール配信が動作しない場合があります。
開始する前に
このトピックの手順を実行する前に、「DNS の設計と構成の確認」を参照してください。
手順
MX レコードが内部ドメインを指していないことを確認するには、次の操作を行います。
コマンド プロンプトで「nslookup」と入力し、Enter キーを押します。
「server <IP アドレス>」と入力します。ここで、IP アドレス は内部 DNS サーバーの IP アドレスです。
「set q=a」と入力し、Enter キーを押します。
「<fqdn>」と入力し、Enter キーを押します。ここで、fqdn は SMTP 仮想サーバー (および Exchange サーバー) の完全修飾名です。
返される結果がマシンの IP アドレスに一致することを確認します。マルチホームのコンピュータでは、IP アドレスが SMTP サーバーの IP アドレスと一致します (「未使用のすべてのアドレス」という IP アドレスを持つ単一の仮想サーバーがある場合を除く)。結果は、以下のようになります。
set q=a > server1.example.local Name: server1.example.local Address: 192.168.1.10
返された結果が正しい A レコードのみであれば、内部の名前解決は正しく実行されています。レコードがない場合、または MX レコードが返されたが間違った FQDN または IP アドレスを指している場合は、他のサーバーがこの Exchange サーバーにメールを送信できなくなる可能性があります。