HP Command View EVAPerf のインストールを検討する

[このトピックの目的は、Exchange Server アナライザ ツールが提起した特定の問題に取り組むことです。解決策を適用する対象は、Exchange Server アナライザ ツールを実行し、その特定の問題が発生しているシステムに限定する必要があります。無料でダウンロードして入手できる Exchange Server アナライザ ツールは、トポロジ内の各サーバーから構成データをリモートで収集し、データを自動的に分析します。生成されるレポートには、構成上の重要な問題点、潜在的な問題点、および製品の各種設定で既定値以外のものが、詳細に記載されます。これらの推奨事項に従うことにより、パフォーマンス、スケーラビリティ、信頼性、およびアップタイムの向上を達成できます。このツールの詳細、または最新バージョンのダウンロードについては、「Exchange Server ベスト プラクティス アナライザ ツール バージョン 2 のダウンロード」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=34707) を参照してください。]  

トピックの最終更新日: 2005-12-09

Microsoft® Exchange Server アナライザ ツールは、Win32_SCSIController Microsoft WMI (Windows® Management Instrumentation) クラスに対してクエリを実行し、Name キーの値を判断します。Name キーの値が Compaq HSV110CCL である場合、サーバーの最低 1 つのディスク ボリュームが HP EVA ストレージ エリア ネットワーク (SAN) によって提供されていることを示します。

また、Exchange Server アナライザは Win32_Service WMI クラスに対してもクエリを実行し、HP StorageWorks Command View EVAPerf (EVSPDCS) サービスの Started キーの値を判断します。値が False の場合、サービスは実行されていません。値が True の場合、サービスは実行されています。

以下の両方の条件に当てはまる場合は、ベスト プラクティスのメッセージが表示されます。

  • サーバーの最低 1 つのディスク ボリュームが HP EVA SAN によって提供されている。
  • HP StorageWorks Command View EVAPerf (EVSPDCS) サービスが存在しないか、実行されていない。

HP StorageWorks SAN 用の追加のパフォーマンス カウンタを公開する無償のソフトウェア管理アプリケーションが HP から提供されています。管理者はこの管理アプリケーションを使用して、SAN の個々のコントローラと物理ディスクのパフォーマンスを監視できます。

推奨されているベスト プラクティスに従うには、次のようにします。

  1. HP StorageWorks Command View EVAPerf Software Web サイトから、HP Command View EVAPerf アプリケーション (https://h20000.www2.hp.com/bizsupport/TechSupport/DriverDownload.jsp?pnameOID=471498&locale=en_US&taskId=135&prodSeriesId=471497&prodTypeId=12169&swEnvOID=1005https://h20000.www2.hp.com/bizsupport/TechSupport/DriverDownload.jsp?pnameOID=471498&locale=en_US&taskId=135&prodSeriesId=471497&prodTypeId=12169&swEnvOID=1005) をダウンロードします (このサイトは英語の場合があります)。

    note注 :
    サードパーティの Web サイト情報は、必要な技術情報を検索できるように提供しています。URL は通知なしに変更される場合があります。
  2. ダウンロードした自己抽出型の実行可能ファイルを実行し、指示に従ってアプリケーションをインストールします。