Symantec Mail Security for Microsoft Exchange 4.5 の更新プログラムが存在する

[このトピックの目的は、Exchange Server アナライザ ツールが提起した特定の問題に取り組むことです。解決策を適用する対象は、Exchange Server アナライザ ツールを実行し、その特定の問題が発生しているシステムに限定する必要があります。無料でダウンロードして入手できる Exchange Server アナライザ ツールは、トポロジ内の各サーバーから構成データをリモートで収集し、データを自動的に分析します。生成されるレポートには、構成上の重要な問題点、潜在的な問題点、および製品の各種設定で既定値以外のものが、詳細に記載されます。これらの推奨事項に従うことにより、パフォーマンス、スケーラビリティ、信頼性、およびアップタイムの向上を達成できます。このツールの詳細、または最新バージョンのダウンロードについては、「Exchange Server ベスト プラクティス アナライザ ツール バージョン 2 のダウンロード」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=34707) を参照してください。]  

トピックの最終更新日: 2006-02-14

Microsoft® Exchange Server アナライザ ツールは、CIM_Datafile Microsoft WMI (Windows® Management Instrumentation) クラスに対してクエリを実行し、Savfmsevsapi.dll の Version キーの値を判断します。Version キーの値によって、このファイルのビルド番号が 4.5 であることが示されると、警告が表示されます。

Savfmsevsapi.dll のバージョン番号が 4.5 である場合は、Symantec Mail Security for Microsoft Exchange 4.6x の最新バージョンが実行されていないことを示します。Symantec Mail Security for Microsoft Exchange 4.6x のソフトウェア更新プログラムは、Symantec の Web サイトから入手できます。4.63 以降のバージョンへのアップグレードが強く推奨されており、総合的なパフォーマンスと信頼性を高めることができます。

次に、Savfmsevsapi.dll のバージョン 4.5 を実行した場合に発生する既知の問題をいくつか示します。

  • Exchange サーバーのメール フロー プロセスの通常の動作中に、パフォーマンスが低下する状況が発生する。
  • ディレクトリ参照キューやローカル配信キューなどの SMTP キューがバックアップされる。
  • Microsoft Exchange Information Store サービスを停止できない。
  • Microsoft Outlook® クライアントが Exchange サーバーに接続できない。
  • Outlook クライアントからのメッセージ送信が、通常の Exchange サーバーへのメッセージ配信よりも大幅に時間がかかる。Outlook クライアントが 30 秒間応答しない場合がある。

この警告を修正するには、次の操作を行います。

  1. Symantec の Web サイト「Symantec Enterprise Support」(英語) (http://www.symantec.com/techsupp/enterprise/) にアクセスします。

  2. バージョン 4.63 以降のバージョンにアップグレードします。

note注 :
このトピックにあるサードパーティの Web サイト情報は、必要な技術情報の検索に役立つように提供されています。URL は通知なしに変更される場合があります。

Exchange Server でのウイルス対策ソフトウェアの使用に関する詳細については、以下の Microsoft サポート技術情報の文書を参照してください。

Exchange Server で利用できるサードパーティ製のウイルス対策ソフトウェアの一覧については、「Exchange Server Partners」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=16226) のウイルス対策に関するページを参照してください (このサイトは英語の場合があります)。