Set-MailboxDatabase

 

適用先:Exchange Server 2013

このコマンドレットは、オンプレミスの Exchange Server 2013 でのみ使用可能です。

メールボックス データベースのさまざまなプロパティを構成するには、Set-MailboxDatabase コマンドレットを使用します。

以下の構文セクションのパラメーターの詳細については、「構文」を参照してください。

Set-MailboxDatabase -Identity <DatabaseIdParameter> [-AllowFileRestore <$true | $false>] [-AutoDagExcludeFromMonitoring <$true | $false>] [-AutoDatabaseMountDial <Lossless | GoodAvailability | BestAvailability>] [-BackgroundDatabaseMaintenance <$true | $false>] [-CalendarLoggingQuota <Unlimited>] [-CircularLoggingEnabled <$true | $false>] [-Confirm [<SwitchParameter>]] [-DatabaseGroup <String>] [-DataMoveReplicationConstraint <None | SecondCopy | SecondDatacenter | CINoReplication | CISecondCopy | CISecondDatacenter>] [-DeletedItemRetention <EnhancedTimeSpan>] [-DomainController <Fqdn>] [-EventHistoryRetentionPeriod <EnhancedTimeSpan>] [-IndexEnabled <$true | $false>] [-IsExcludedFromInitialProvisioning <$true | $false>] [-IsExcludedFromProvisioning <$true | $false>] [-IsExcludedFromProvisioningBySchemaVersionMonitoring <$true | $false>] [-IsExcludedFromProvisioningBySpaceMonitoring <$true | $false>] [-IssueWarningQuota <Unlimited>] [-IsSuspendedFromProvisioning <$true | $false>] [-JournalRecipient <RecipientIdParameter>] [-MailboxLoadBalanceEnabled <$true | $false>] [-MailboxLoadBalanceMaximumEdbFileSize <ByteQuantifiedSize>] [-MailboxLoadBalanceOverloadedThreshold <Int32>] [-MailboxLoadBalanceRelativeLoadCapacity <Int32>] [-MailboxLoadBalanceUnderloadedThreshold <Int32>] [-MailboxProvisioningAttributes <MailboxProvisioningAttributes>] [-MailboxRetention <EnhancedTimeSpan>] [-MaintenanceSchedule <Schedule>] [-MountAtStartup <$true | $false>] [-Name <String>] [-OfflineAddressBook <OfflineAddressBookIdParameter>] [-ProhibitSendQuota <Unlimited>] [-ProhibitSendReceiveQuota <Unlimited>] [-PublicFolderDatabase <DatabaseIdParameter>] [-QuotaNotificationSchedule <Schedule>] [-RecoverableItemsQuota <Unlimited>] [-RecoverableItemsWarningQuota <Unlimited>] [-RetainDeletedItemsUntilBackup <$true | $false>] [-WhatIf [<SwitchParameter>]]

この例では、削除済みアイテムが保持される期間を設定しています。特定のメールボックスに独自のアイテム保持を設定している場合は、そのメールボックス データベースに対して設定している値を代わりに使用します。

Set-MailboxDatabase "Mailbox Database01" -DeletedItemRetention 7.00:00:00

このコマンドレットを実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。このトピックにはこのコマンドレットのすべてのパラメーターが示されていますが、割り当てられているアクセス許可に含まれていない一部のパラメーターにはアクセスできません。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「受信者のアクセス許可」の「メールボックス データベースのアクセス許可」。

 

パラメーター 必須 種類 説明

Identity

必須

Microsoft.Exchange.Configuration.Tasks.DatabaseIdParameter

Identity パラメーターには、1 つまたは複数の属性を設定したいメールボックス データベースを指定します。次の値を使用できます。

  • GUID

  • 識別名 (DN)

  • メールボックス データベースの名前

サーバー名を指定しない場合、コマンドはローカル サーバー上のデータベースを検索します。

AllowFileRestore

省略可能

System.Boolean

AllowFileRestore パラメーターは、バックアップからのデータベースの復元を許可するかどうかを指定します。有効な値は $true または $false です。$true を指定すると、コマンドは Active Directory のデータベース エントリと一致しないデータベースのマウントを許可します。$false を指定すると、コマンドは Active Directory のデータベース エントリと一致しないデータベースのマウントを許可しないので、既存のデータベースを新しく作成したデータベースに置き換えることはできません。

AutoDagExcludeFromMonitoring

省略可能

System.Boolean

AutoDagExcludedFromMonitoring は、レプリケートされたデータベースの利用可能な正常なコピーが 1 つしか存在しないときに管理者にアラートを出す ServerOneCopyMonitor からメールボックス データベースを除外します。既定では、このプロパティの設定は False です。あるデータベースでこのプロパティを True に設定していないときに、そのデータベースのコピーが 1 つしかない場合はアラートが出ます。

AutoDatabaseMountDial

省略可能

Microsoft.Exchange.Data.Directory.SystemConfiguration.AutoDatabaseMountDial

このパラメーターは、Microsoft の内部使用目的に予約されています。

BackgroundDatabaseMaintenance

省略可能

System.Boolean

BackgroundDatabaseMaintenance パラメーターには、Extensible Storage Engine (ESE) がデータベース保守を実行するかどうかを指定します。有効な値は $true または $false です。$true を指定すると、メールボックス データベースはデータベース マウントの間にオブジェクトを読み取り、データベースを初期化してバックグラウンドでデータベース保守を実行します。$false を指定すると、メールボックス データベースはデータベース マウントの間にオブジェクトを読み取り、バックグラウンド データベース保守を実行せずにデータベースを初期化します。

CalendarLoggingQuota

省略可能

Microsoft.Exchange.Data.Unlimited

CalendarLoggingQuota パラメーターは、予定表のログ情報用に割り当てるスペースの容量を指定します。

CircularLoggingEnabled

省略可能

System.Boolean

CircularLoggingEnabled パラメーターには、循環ログを有効にするかどうかを指定します。このパラメーターを $true に設定すると、循環ログが有効となります。既定値は $false です。

Confirm

省略可能

System.Management.Automation.SwitchParameter

Confirm スイッチを指定すると、コマンドの処理が一時停止します。処理を続行するには、コマンドの処理内容を確認する必要があります。Confirm スイッチに値を指定する必要はありません。

DatabaseGroup

省略可能

System.String

このパラメーターは、Microsoft の内部使用目的に予約されています。

DataMoveReplicationConstraint

省略可能

Microsoft.Exchange.Data.Directory.SystemConfiguration.DataMoveReplicationConstraintParameter

DataMoveReplicationConstraint パラメーターには、高可用性メールボックスの移動の調整を指定します。以下の値を指定できます。

  • None   高可用性を確保するために、移動の調整は実行されません。データベースがデータベース可用性グループ (DAG) に含まれていない場合は、この設定を使用します。

  • SecondCopy   少なくとも 1 つのパッシブ メールボックス データベース コピーで、最新の変更を同期する必要があります。これは既定の値です。データベースが 1 つ以上のメールボックス データベース コピーにレプリケートされることを示すには、この設定を使用します。

  • SecondDatacenter   別の Active Directory サイト内の少なくとも 1 つのパッシブ メールボックス データベース コピーに、最新の変更をレプリケートする必要があります。この設定を使用することによって、複数の Active Directory サイト内のデータベース コピーにデータベースをレプリケートするように指示できます。

メモメモ:
None 以外の値を指定すると、Microsoft Exchange Mailbox Replication サービスがアクティブ マネージャーと連携できるようになります。詳細については、「アクティブ マネージャー」を参照してください。

DeletedItemRetention

省略可能

Microsoft.Exchange.Data.EnhancedTimeSpan

DeletedItemRetention パラメーターは、削除済みアイテムを保持する期間を指定します。

値を指定するには、dd.hh:mm:ss の形式で期間として入力します。ここで、d = 日、h = 時間、m = 分、s = 秒です。

たとえば、15 時間間隔を指定するには、「15:00:00」と入力します。削除したアイテムを保持する時間の最大値は 24,855 日です。既定では、削除済みアイテムは 14 日間保存されます。この属性は、このメールボックス データベース内の、独自のアイテム保持属性が設定されていないすべてのメールボックスに適用されます。

DomainController

省略可能

Microsoft.Exchange.Data.Fqdn

DomainController パラメーターは、この構成の変更を Active Directory に書き込むドメイン コントローラーの完全修飾ドメイン名 (FQDN) を指定します。

EventHistoryRetentionPeriod

省略可能

Microsoft.Exchange.Data.EnhancedTimeSpan

EventHistoryRetentionPeriod パラメーターは、イベント データを保持する期間を指定します。このイベント データは、Exchange ストア内のイベント履歴テーブルに格納されます。これには、メールボックス データベース内の各種のオブジェクトへの変更に関する情報が含まれます。このパラメーターを使用すると、イベント履歴テーブルが大きくなりすぎて過剰なディスク領域が使用されることを防止できます。

値を指定するには、dd.hh:mm:ss の形式で期間として入力します。ここで、d = 日、h = 時間、m = 分、s = 秒です。

たとえば、15 時間間隔を指定するには、「15:00:00」と入力します。

IndexEnabled

省略可能

System.Boolean

IndexEnabled パラメーターには、Exchange 検索がこのメールボックス データベースをインデックス化するかどうかを指定します。指定できる値は $true または $false のどちらかです。既定値は $true です。

IsExcludedFromInitialProvisioning

省略可能

System.Boolean

このパラメーターは、Microsoft の内部使用目的に予約されています。

IsExcludedFromProvisioning

省略可能

System.Boolean

IsExcludedFromProvisioning パラメーターには、メールボックス プロビジョニング ロード バランサーがこのデータベースを完全に考慮しないことを指定します。IsExcludedFromProvisioning パラメーターが有効な場合、新しいメールボックスは、このデータベースに自動で追加されません。役割によって許可されている場合は、手動でメールボックスを追加できます。

IsExcludedFromProvisioningBySchemaVersionMonitoring

省略可能

System.Boolean

このパラメーターは、Microsoft の内部使用目的に予約されています。

IsExcludedFromProvisioningBySpaceMonitoring

省略可能

System.Boolean

このパラメーターは、Microsoft の内部使用目的に予約されています。

IssueWarningQuota

省略可能

Microsoft.Exchange.Data.Unlimited

IssueWarningQuota パラメーターは、ユーザーに警告メッセージを送信するときのメールボックスのサイズを指定します。

この属性は、このメールボックス データベース内の、独自の警告クォータの属性セットを持たないすべてのメールボックスに適用されます。整数または "unlimited" を指定する必要があります。既定値は 1.9 GB (ギガバイト) です。

IsSuspendedFromProvisioning

省略可能

System.Boolean

IsSuspendedFromProvisioning パラメーターには、メールボックス プロビジョニング ロード バランサーがこのデータベースを一時的に考慮しないことを指定します。

JournalRecipient

省略可能

Microsoft.Exchange.Configuration.Tasks.RecipientIdParameter

JournalRecipient パラメーターには、ジャーナル レポートの送信先であるメールボックスを指定します。

MailboxLoadBalanceEnabled

省略可能

System.Boolean

このパラメーターは、Microsoft の内部使用目的に予約されています。

MailboxLoadBalanceMaximumEdbFileSize

省略可能

Microsoft.Exchange.Data.ByteQuantifiedSize

このパラメーターは、Microsoft の内部使用目的に予約されています。

MailboxLoadBalanceOverloadedThreshold

省略可能

System.Int32

このパラメーターは、Microsoft の内部使用目的に予約されています。

MailboxLoadBalanceRelativeLoadCapacity

省略可能

System.Int32

このパラメーターは、Microsoft の内部使用目的に予約されています。

MailboxLoadBalanceUnderloadedThreshold

省略可能

System.Int32

このパラメーターは、Microsoft の内部使用目的に予約されています。

MailboxProvisioningAttributes

省略可

Microsoft.Exchange.Data.Directory.SystemConfiguration.MailboxProvisioningAttributes

このパラメーターは、Microsoft の内部使用目的に予約されています。

MailboxRetention

省略可能

Microsoft.Exchange.Data.EnhancedTimeSpan

MailboxRetention パラメーターは、削除済みメールボックスを保持する期間を指定します。

値を指定するには、dd.hh:mm:ss の形式で期間として入力します。ここで、d = 日、h = 時間、m = 分、s = 秒です。

たとえば、15 時間間隔を指定するには、「15:00:00」と入力します。メールボックスを保持する時間の最大値は 24,855 日です。既定では、削除済みメールボックスは 30 日間保存されます。この属性は、このメールボックス データベース内のすべてのメールボックスに適用されます。

MaintenanceSchedule

省略可能

Microsoft.Exchange.Data.Schedule

このパラメーターは Exchange 2013 では推奨されていません。これを使用してデータベースの MaintenanceSchedule プロパティを変更できますが、Exchange 2013 では定期的な保守が存在しないため、このプロパティは無視されます。

MountAtStartup

省略可能

System.Boolean

MountAtStartup パラメーターには、MicrosoftExchange Information Store サービスの開始時にデータベースをマウントする必要があるかどうかを指定します。このパラメーターに指定できる値は $true または $false です。

Name

省略可能

System.String

Name パラメーターでは、メールボックス データベースの名前を指定します。

OfflineAddressBook

省略可

Microsoft.Exchange.Configuration.Tasks.OfflineAddressBookIdParameter

OfflineAddressBook パラメーターでは、このメールボックス データベースに関連付けられたアドレス帳を指定します。

ProhibitSendQuota

省略可能

Microsoft.Exchange.Data.Unlimited

ProhibitSendQuota パラメーターでは、このメールボックス データベースのメールボックスに関連付けられているユーザーがメッセージを送信できなくなるメールボックスのサイズを指定します。この属性は、このメールボックス データベース内の、独自の送信禁止クォータの属性セットを持たないすべてのメールボックスに適用されます。

整数または "unlimited" を指定する必要があります。

ProhibitSendReceiveQuota

省略可能

Microsoft.Exchange.Data.Unlimited

ProhibitSendReceiveQuota パラメーターでは、このメールボックスに関連付けられているユーザーがメッセージを送信または受信できなくなるメールボックスのサイズを指定します。この属性は、このメールボックス データベース内の独自の送受信禁止クォータの属性セットを持たないすべてのメールボックスに適用されます。

整数または "unlimited" を指定する必要があります。

PublicFolderDatabase

省略可能

Microsoft.Exchange.Configuration.Tasks.DatabaseIdParameter

このパラメーターは Exchange 2013 で廃止され、何も実行しなくなりました。

QuotaNotificationSchedule

省略可能

Microsoft.Exchange.Data.Schedule

このパラメーターは Exchange 2013 で廃止され、何も実行しなくなりました。

RecoverableItemsQuota

省略可能

Microsoft.Exchange.Data.Unlimited

RecoverableItemsQuota パラメーターには、[回復項目] フォルダーの制限を指定します。クォータ制限に達した場合、それ以上のアイテムを [回復項目] フォルダーに入れることはできません。

RecoverableItemsWarningQuota

省略可能

Microsoft.Exchange.Data.Unlimited

RecoverableItemsWarningQuota パラメーターには、イベント ビューアーに警告イベントが入力されたときのクォータを指定します。

RetainDeletedItemsUntilBackup

省略可能

System.Boolean

RetainDeletedItemsUntilBackup パラメーターには、次回バックアップを実行するまで削除アイテムを保持するかどうかを指定します。このパラメーターに指定できる値は $true または $false です。

WhatIf

省略可能

System.Management.Automation.SwitchParameter

WhatIf スイッチは、オブジェクトに対して行われる操作をシミュレートすることを指定します。WhatIf スイッチを使用することで、実際には変更を加えずに、発生する変更内容を確認できます。WhatIf スイッチに値を指定する必要はありません。

このコマンドレットに使用できる入力の種類を確認するには、「Exchange 管理シェル コマンドレットの入力と出力の種類」を参照してください。コマンドレットで入力の種類のフィールドが空白の場合、そのコマンドレットには入力データを指定できません。

このコマンドレットに使用できる戻り値の型 (出力の種類) を確認するには、「Exchange 管理シェル コマンドレットの入力と出力の種類」を参照してください。出力の種類のフィールドが空白の場合、コマンドレットはデータを返しません。

 
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