Exchange ActiveSync を有効にする方法

 

適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007

トピックの最終更新日: 2007-01-19

ここでは、Microsoft Exchange ActiveSync を有効にする方法について説明します。既定では、Exchange ActiveSync は、Exchange Server 2007 を実行しているコンピュータにクライアント アクセス サーバーの役割をインストールするときに有効になります。

開始する前に

この手順を実行するには、使用するアカウントに以下が委任されている必要があります。

  • Exchange サーバー管理者の役割および対象サーバーのローカル Administrators グループ

Exchange Server 2007 を管理するために必要なアクセス許可、役割の委任、および権限の詳細については、「アクセス許可に関する考慮事項」を参照してください。

また、これらの手順を実行する前に、次のことを確認してください。

  • インターネット インフォメーション サービス (IIS) コンポーネントの ASP.NET をインストール済みである。

    note注 :
    Exchange Server 2007 ActiveSync は、Exchange Server 2003 ActiveSync Service Pack 2 と同じデバイスをサポートしています。Exchange Server 2007 でサポートされるデバイスについては、Exchange Server 2007 でのモバイル デバイスのサポートについてのページを参照してください (このサイトは英語の場合があります)。
  • ASP.NET Web サービス拡張の状態が [禁止] ではなく、[許可] になっている。IIS マネージャで ASP.NET Web サービス拡張の状態を確認するには、サーバー名を展開し、[Web サービス拡張] をクリックします。[ASP.NET] Web サービス拡張が [許可] に設定されていない場合は、その Web サービス拡張を右クリックして状態を変更します。

手順

IIS マネージャを使用して Exchange 2007 ActiveSync を有効にするには、次の操作を行います。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をクリックして、[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ] をクリックします。

  2. サーバー名をダブルクリックして展開し、[アプリケーション プール] フォルダをダブルクリックして展開します。

  3. [MSExchangeSyncAppPool] を右クリックし、[開始] をクリックして Exchange ActiveSync を有効にします。

    note注 :
    [開始] コマンドを使用できない場合、Exchange ActiveSync はこのサーバーで既に有効になっています。

詳細情報

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。