Get-SendConnector

 

適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1

トピックの最終更新日: 2010-11-19

ハブ トランスポート サーバーの役割またはエッジ トランスポート サーバーの役割がインストールされているコンピュータで送信コネクタの構成情報を表示するには、Get-SendConnector コマンドレットを使用します。

構文

Get-SendConnector [-Identity <SendConnectorIdParameter>] [-DomainController <Fqdn>]

解説

Get-SendConnector コマンドレットは、送信コネクタの構成情報を表示します。必須パラメータはありません。パラメータを指定せずにこのコマンドレットを実行すると、すべての送信コネクタの構成情報が取得されます。

Get-SendConnector コマンドレットを実行するには、使用するアカウントに次の役割が委任されている必要があります。

  • Exchange 表示専用管理者の役割

エッジ トランスポート サーバーの役割がインストールされているコンピュータで Get-SendConnector コマンドレットを実行するには、そのコンピュータのローカルの Administrators グループのメンバであるアカウントを使用してログオンする必要があります。

アクセス許可、役割の委任、および Microsoft Exchange Server 2007 を管理するために必要な権限の詳細については、「アクセス許可に関する考慮事項」を参照してください。

パラメータ

パラメータ 必須かどうか 種類 説明

DomainController

省略可能

Microsoft.Exchange.Data.Fqdn

Active Directory ディレクトリ サービスからデータを取得するドメイン コントローラの完全修飾ドメイン名を指定するには、コマンドに DomainController パラメータを含めます。DomainController パラメータは、エッジ トランスポート サーバーの役割がインストールされているコンピュータではサポートされません。エッジ トランスポート サーバーの役割は、ローカルの Active Directory アプリケーション モード (ADAM) インスタンスに対してのみ書き込みと読み取りを行います。

Identity

省略可能

Microsoft.Exchange.Configuration.Tasks.SendConnectorIdParameter

Identity パラメータは、管理者が指定するコネクタの名前、またはシステムによって生成されるコネクタの GUID です。パラメータ ラベルの Identity を省略して、コネクタ名または GUID のみを指定することもできます。また、サーバー名\コネクタ名という形式を使用してサーバー名を含めることもできます。

入力の種類

戻り値の種類

エラー

エラー 説明

 

 

次のコード例は、Get-SendConnector コマンドレットを使用する 3 つのコマンドを示しています。

最初の例は、コマンドを実行しているすべてのハブ トランスポート サーバーまたはローカルのエッジ トランスポート サーバーの全送信コネクタの要約リストを表示する方法を示しています。

2 番目の例は、Get-SendConnector コマンドレットの出力を Format-List コマンドレットにパイプ処理することにより、特定の送信コネクタの詳細な構成を表示する方法を示しています。

3 番目の例は、2 番目の例と同じ詳細な構成を表示していますが、Identity パラメータ ラベルを省略しています。

パイプライン処理の詳細については、「パイプライン処理」を参照してください。

コマンドレットの出力を処理する方法の詳細については、「コマンド出力の操作」を参照してください。

Get-SendConnector
Get-SendConnector -Identity "Send Connector Name" | Format-List
Get-SendConnector "Send Connector Name" | Format-List

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。