Exchange Server 2007

 

適用先: Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007

トピックの最終更新日: 2009-05-12

Microsoft Exchange Server 2007 へようこそ。これは、スパムやウイルスに対する保護機能が組み込まれた、信頼性の高いメッセージング システムです。Exchange 2007 を使用すると、組織内のユーザーは、場所を問わず、さまざまなデバイスから電子メール、ボイス メール、予定表、および連絡先にアクセスできます。

Microsoft Exchange Server 2007 Service Pack 1 (SP1) および Service Pack 2 (SP2) には、Exchange Server 2007 の RTM (Release To Manufacturing) 版では利用できない数多くの新しい機能と技術が導入されています。これらの新しい機能と技術は、生産性を高め、管理のオーバーヘッドを削減するのに役立ちます。Exchange 2007 SP1 と Exchange 2007 SP2 の新しい機能と技術の詳細については、「Exchange Server 2007 SP1 の新機能」と「Exchange Server 2007 SP2 の新機能」を参照してください。

Exchange 2007 の技術文書は、以下のカテゴリで構成されています。

この技術文書は、Exchange 2007 RTM、Exchange 2007 SP1、および Exchange 2007 SP2 に適用されます。トピックには、RTM、SP1、および SP2 に共通するコンテンツが含まれているものと、RTM、SP1、または SP2 に固有のものがあります。各トピックの冒頭にある「適用対象」情報でコンテンツが適用される Exchange 2007 のリリースを確認できます。

お使いになる前に

Exchange 2007 の新機能については、「お使いになる前に」をご覧ください。単純な Exchange 2007 組織の展開に必要な基本的な概念と手順が説明されています。このマニュアルには、Exchange 2007 機能の概要が示されており、Exchange 2007 をエンドツーエンド メッセージング システムとして使用する方法が簡単に説明されています。

「お使いになる前に」には、以下の内容が含まれています。

計画とアーキテクチャ

「計画とアーキテクチャ」は、信頼性の高い、一貫して利用できるメッセージング システムの設計に役立ちます。このドキュメントは、組織で Exchange 2007 を展開する前に、ネットワーク インフラストラクチャ、ハードウェア、Active Directory ディレクトリ サービス、および管理に関連する懸念事項を特定するのに役立ちます。

「計画とアーキテクチャ」には、以下の内容が含まれています。

展開

組織での Exchange 2007 の稼働については、「展開」を参照してください。Exchange Server を初めて使用するか、既存の Exchange Server インストールから移行するかにかかわらず、このドキュメントは、ビジネス ニーズに適合する強固な Exchange 2007 メッセージング システムを準備し展開するために役立ちます。

「展開」には、以下の内容が含まれています。

運用

組織の運用に伴うさまざまな側面については、「運用」を参照してください。この詳細なドキュメントには、管理、障害回復、高可用性、監視、パフォーマンス、およびトラブルシューティングに関する概念と手順についての情報が含まれています。

運用に関するドキュメントには、以下の内容が含まれています。

  • 管理インターフェイス   Exchange 管理コンソールおよび Exchange 管理シェルに関する情報
  • アクセス許可の構成   Exchange 2007 組織の運用に必要なアクセス許可に関する詳細な情報
  • インフォメーション ワーカーの教育   Microsoft Outlook Web Access、Exchange ActiveSync など、さまざまな Exchange 2007 機能を使用するためにエンド ユーザーが知っておく必要のある情報
  • メールボックス機能の管理   アドレス一覧、オフライン アドレス帳 (OAB)、スケジューリングのリソース、不在時のアシスタント、コンテンツのインデックス処理、ストレージ グループとデータベース (パブリック フォルダ管理を含む) に関する情報
  • クライアント アクセスの管理   Outlook Web Access、Microsoft Outlook Anywhere、Exchange ActiveSync、POP3 と IMAP4 クライアント、自動検出、および可用性サービスの管理に関する情報
  • 受信者の管理   メールボックス、連絡先、およびグループの管理に関する情報
  • ユニファイド メッセージングの管理   Exchange 2007 を使用したユニファイド メッセージング (UM) の構成と管理に関する情報
  • トランスポート サーバーの管理   承認されたドメイン、簡易メール転送プロトコル (SMTP) コネクタ、リモート ドメイン、ピックアップ ディレクトリ、再生ディレクトリ、カテゴライザ、トランスポート エージェント、ストア ドライバ、配信状態通知 (DSN)、キュー、メッセージ追跡、プロトコル ログ出力、およびアドレス書き換えエージェントの管理に関する情報
  • スパム対策およびウイルス対策の機能の管理    スパム対策およびウイルス対策機能の構成に関する情報
  • メッセージングのポリシーと準拠の機能の管理    メッセージング レコード管理 (MRM) に関する情報
  • 障害回復   Exchange 2007 データのバックアップと復元方法、およびその他の障害回復手順、方針、およびツールに関する情報
  • 高可用性   高可用性、サイトの復元、クラスタ化メールボックス サーバー、ローカル連続レプリケーション (LCR)、クラスタ連続レプリケーション (CCR)、スタンバイ連続レプリケーション (SCR)、およびシングル コピー クラスタ (SCC) に関する情報
  • 監視および運用管理   Exchange 2007 組織の毎日の運用の監視に関する情報と、Microsoft Operations Manager (MOM) および Exchange 管理パックの使用に関する情報

トラブルシューティング

トラブルシューティングのドキュメントを使用し、問題や障害の原因を診断するのに役立てて問題を解決します。

トラブルシューティングのドキュメントには、以下の内容が含まれています。

セキュリティと保護

セキュリティで保護された組織の展開と運用についての情報を調べるには、「セキュリティと保護」を参照してください。

テクニカル リファレンス

Exchange 2007 コンポーネントについて、およびこれらのコンポーネントを使用して Exchange 2007 組織をより効果的に管理しトラブルシューティングを行う方法については、「テクニカル リファレンス」を参照してください。このドキュメントでは、エラーやイベント、およびツール、スクリプト言語、用語集などの機能を含め、Exchange 2007 についての詳細な参照トピックも紹介されています。

「テクニカル リファレンス」には、以下の内容が含まれています。

開発

Exchange 2007 と動作するカスタマイズ アプリケーションの作成については、「開発」を参照してください。Exchange 2007 は、Exchange Web サービス、MIME パーサーおよびその他のコンテンツ変換ユーティリティへのアクセス、および新しいエージェント ベースのプロトコルとトランスポート イベント モデルなど、新しい開発テクノロジを備えています。新しい API はすべて .NET Framework 2.0 とマネージ コードと動作するため、アプリケーションでは最新の Microsoft プログラミング ツールおよび方法を使用できます。

「開発」には、以下の内容が含まれています。

  • アプリケーションのニーズに適した Exchange 2007 開発テクノロジの選択
  • Microsoft Visual Studio 2005 および新しい Exchange 2007 開発テクノロジの使用
  • Exchange 2003 テクノロジから新しい API へのアプリケーションの移行
  • Exchange 2007 で使用可能なテクノロジを使用した種々の重要なプログラミング作業の学習
  • 新しい Exchange 2007 Web サービス、エージェント、コンテンツ変換 API など、Exchange 2007 API を効果的に使用するために必要なテクニカル リファレンス資料

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。