結果ウィンドウをフィルターする
適用先: Exchange Server 2010 SP2, Exchange Server 2010 SP3
トピックの最終更新日: 2009-10-19
EMC の結果ウィンドウをフィルターするほか、キュー ビューアー、詳細テンプレート エディター、およびパブリック フォルダー管理コンソール用のフィルターを作成できます。
[組織の構成] ノード、[サーバーの構成] ノード、[受信者の構成] ノード、および [エッジ トランスポート] ノードの結果ウィンドウ用に、フィルターを作成できます。
次の図は、[受信者の構成] の下にあるメールボックス ノード用のフィルターを示しています。このフィルターにより、Server01 というサーバーのメールボックス ユーザーがすべて表示されます。
注意
結果ウィンドウには、最大 1,000 個のオブジェクトが表示されます。オブジェクトをすばやく表示できるように、既定のフィルターを作成することをお勧めします。既定のフィルターを設定する方法の詳細については、この手順の手順 6. を参照してください。
EMC に関連する他の管理タスクについては、「Exchange 管理コンソールの機能の管理」を参照してください。
前提条件
フィルターは 1 つ以上の式から構成されます。各式は、属性、演算子、および値から構成されます。属性は、フィルターの作成対象アイテムによって異なります。たとえば、メールボックスはエイリアス、表示名などの属性に基づいてフィルター処理できます。
使用できる演算子の一覧は、選択した属性に基づきます。たとえば、受信者をフィルター処理する場合、表示名属性には演算子として Starts With を使用できます。
受付可能な値の一覧も、選択した属性に基づきます。サーバーの役割属性など、受け付け可能な値は、ボックスの一覧から選択されます。また、表示名属性など、一部の属性の値は [値] ボックスに入力できます。
フィルター用の式を作成するとき、AND または OR 式は指定できません。ただし、フィルターの既定の動作は次のとおりです。
同じ属性を使用する複数の式は OR 式と見なされます。
異なる属性を使用する式は、AND 式と見なされます。
EMC を使用して結果ウィンドウをフィルターする
注意
シェルを使用して結果ウィンドウをフィルターすることはできません。
結果ウィンドウで、[フィルターの作成] をクリックしてフィルターの定義を開始します。
ボックスの一覧を使用して、最初のフィルター式を作成します。
複数の式を持つフィルターを作成するには、[式の追加] をクリックします。式を追加するとフィルターの制限が多くなり、アイテムの一覧を絞り込むことができます。10 個までの式を追加できます。
注意
作成した式はその場で変更できます。また、 をクリックして、フィルター定義から式を削除することもできます。
作成した式で定義した条件に一致するアイテムのみを表示するには、[フィルターの適用] をクリックします。
すべての式を削除してフィルターを閉じるには、[フィルターの削除] をクリックします。結果ウィンドウには、Exchange 組織のアイテム全体の一覧が表示されます。
フィルターを既定のフィルターとして保存するには、メニュー バーの [表示] をクリックし、[現在のフィルターを既定として保存] をクリックします。
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