削除済みメールボックスの保存期間を構成する方法
適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007
トピックの最終更新日: 2007-07-23
ここでは、Microsoft Exchange Server 2007 で削除済みメールボックスの保存期間を構成する方法について説明します。既定では、削除されたメールボックスは、30 日間保存された後、メールボックス データベースから削除されます。
開始する前に
次の手順を実行するには、Exchange 組織管理者の役割が委任されたアカウントを使用する必要があります。
アクセス許可、役割の委任、および Exchange 2007 を管理するために必要な権限の詳細については、「アクセス許可に関する考慮事項」を参照してください。
手順
Exchange 管理コンソールを使用して削除済みメールボックスの保存期間を構成するには、次の操作を行います。
Exchange 管理コンソールを開きます。
コンソール ツリーで [Microsoft Exchange] を展開し、[サーバーの構成] を展開します。次に、[メールボックス] をクリックします。
作業ウィンドウの [データベースの管理] タブで、構成するメールボックス データベースが含まれているストレージ グループを展開します。
構成するデータベースを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[制限] タブをクリックします。
[削除の設定] 領域で、[削除済みメールボックスの保存期間 (日)] に削除したメールボックスを保存する日数を入力します。
[OK] をクリックし、この変更を保存します。
Exchange 管理シェルを使用して削除済みメールボックスの保存期間を構成するには、次の操作を行います。
Exchange 管理シェルを開きます。
次のコマンドを実行します。
Set-MailboxDatabase <database_name> -MailboxRetention 45.00:00:00
注 : <database_name> の部分は、データベース名で置き換えます。45.00:00:00 を、メールボックスの保存期間の日、時間、分、および秒の値に置き換えます。
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。