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古いバージョンの会議出席依頼の自動削除を有効または無効にする

  • [アーティクル]

 

適用先: Exchange Server 2010 SP2, Exchange Server 2010 SP3

トピックの最終更新日: 2016-11-28

既定では、カレンダー アテンダントが、受信者の受信トレイに配信された古いバージョンの会議出席依頼 (会議出席依頼、キャンセル、および更新など) を削除します。これらのアイテムを削除すると、ユーザーが管理する必要がある会議メッセージの数を減らすことができます。

カレンダー アテンダントがこのタスクを実行すると、次の処理が行われます。

  • 実施日を過ぎている会議更新が削除されます。

  • テキストを含まない、不要な会議出席依頼の応答が削除されます。

  • テキストを含む会議メッセージ (追加のテキストや添付ファイルを含む応答など) は保持されます。

たとえば、Tony が Ayla に会議出席依頼を送信すると、Ayla は会議の出席を仮承諾します。Tony は、Alya が会議への出席を仮承諾したことを通知する会議メッセージを受信します。Ayla はその後に、会議を辞退します。Tony は Ayla が会議への出席を辞退したことを通知する新しい電子メール メッセージを受信します。カレンダー アテンダントは、会議出席依頼への古い仮承諾を Tony の [削除済みアイテム] フォルダーに移動します。

Microsoft Office Outlook Web App で、古い会議出席依頼の自動削除をユーザー単位で無効にする方法の詳細については、「[予定表] タブ」の「自動処理」を参照してください。

会議アイテムに関連する他の管理タスクについては、「会議アイテムの管理」(英語) を参照してください。

シェルを使用して、会議出席依頼の自動削除を無効にする

この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「メールボックスのアクセス許可」の「Calendar processing」。

注意

EMC を使用して、会議出席依頼の自動削除を無効にすることはできません。

この例では、RemoveOldMeetingMessages パラメーターを false に設定して、Ayla Kol のメールボックスでこの処理を無効にします。

Set-CalendarProcessing -Identity "Ayla Kol" -RemoveOldMeetingMessages $false

構文およびパラメーターの詳細については、「Set-CalendarProcessing」を参照してください。

シェルを使用して、会議出席依頼の自動削除を有効にする

この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「メールボックスのアクセス許可」の「Calendar processing」。

注意

EMC を使用して、会議出席依頼の自動削除を有効にすることはできません。

この例では、RemoveOldMeetingMessages パラメーターを true に設定して、Tony Smith のメールボックスでこの処理を有効にします。

Set-CalendarProcessing -Identity "Tony Smith" -RemoveOldMeetingMessages $true

構文およびパラメーターの詳細については、「Set-CalendarProcessing」を参照してください。

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