パブリック フォルダのレプリケーションの管理

 

適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007

トピックの最終更新日: 2007-09-24

ここでは、パブリック フォルダのレプリケーションに対して実行できる管理タスクを、各タスクの完了に役立つトピックへのリンクと共に示します。

ここでは、パブリック フォルダのレプリケーションに対して実行できる管理タスクについて説明します。また、タスクの実行に役立つトピックへのリンクも示します。

  • パブリック フォルダを更新する方法
    この手順を実行して、1 つのサーバーの指定したパブリック フォルダの内容を、パブリック フォルダのレプリカとして構成されている他のサーバーに同期します。この手順は、1 つのサーバーのパブリック フォルダの内容が、他のレプリカ サーバーの内容とは異なっている状況で役立ちます。

  • パブリック フォルダ階層を更新する方法
    この手順を実行して、1 つのサーバーのパブリック フォルダ階層を、パブリック フォルダのレプリカが存在する他のサーバーへ同期します。この手順は、あるサーバーのパブリック フォルダ階層が組織内の他のサーバーのパブリック フォルダ階層と異なる場合に役立ちます。

    note注 :
    パブリック フォルダ階層の更新では、レプリケーション処理が開始されるだけです。レプリケーション処理は、完了するまで数時間実行され続ける場合があります。レプリケーション処理の詳細については、「パブリック フォルダのレプリケーションについて」を参照してください。
  • パブリック フォルダ階層のレプリケーションに関連する構成エラーが発生した場合は、パブリック フォルダの内容のレプリケーションを中断し、エラーを修正する必要があります。エラーを修正した後でパブリック フォルダの内容のレプリケーションを再開し、変更をパブリック フォルダ階層全体へレプリケートすることができます。以下では、パブリック フォルダの内容のレプリケーションを中断する手順と再開する手順について説明します。

  • パブリック フォルダ データベースのレプリケーション スケジュールを設定する方法
    この手順を実行して、パブリック フォルダ データベースのレプリケーション スケジュールを設定します。
    レプリケート対象のパブリック フォルダとレプリケート先のデータベースを決定したら、パブリック フォルダ データベースのレプリケーション スケジュールを設定できます。既定では、パブリック フォルダのレプリケーションは、15 分ごとに実行するようにスケジュールされます。既定のレプリケーション間隔を選択するか、カスタム スケジュールを作成することができます。

  • パブリック フォルダ レプリケーションを構成する方法
    この手順を実行して、特定のパブリック フォルダのレプリケーションを構成し、レプリケーション スケジュールを設定します。

  • パブリック フォルダのレプリケーション メッセージにサイズ制限を設定する方法
    この手順を実行して、パブリック フォルダのレプリケーション メッセージにサイズ制限を設定します。
    パブリック フォルダまたはそのフォルダの内容を変更すると、変更されたパブリック フォルダのレプリカが含まれるデータベースから、そのパブリック フォルダのレプリカをホストする他のパブリック フォルダ データベースに、変更内容を示す電子メール メッセージが送信されます。ネットワークのトラフィックを削減するため、Exchange は複数の変更に関する情報を 1 つの電子メール メッセージに含めます。これらのメッセージに含められる情報の量は、レプリケーション メッセージに対して設定したサイズ制限に応じて変化します。メッセージのサイズが指定した制限を超えると、そのメッセージは個別のレプリケーション メッセージとして送信されます。

詳細情報

パブリック フォルダのレプリケーションの詳細については、「パブリック フォルダのレプリケーションについて」を参照してください。

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。