グループ ポリシーを使用した Configuration Manager クライアントのインストール方法

適用対象: System Center Configuration Manager 2007, System Center Configuration Manager 2007 R2, System Center Configuration Manager 2007 R3, System Center Configuration Manager 2007 SP1, System Center Configuration Manager 2007 SP2

Active Directory のグループ ポリシーを使用して、Configuration Manager 2007 クライアントを企業内のコンピュータに割り当てたり、発行したりできます。グループ ポリシーを使用して Configuration Manager 2007 クライアントをコンピュータに割り当てると、コンピュータが最初に起動されるときにクライアントがインストールされます。グループ ポリシーを使用して Configuration Manager 2007 クライアントをコンピュータに発行すると、コントロール パネルの [プログラムの追加と削除] ダイアログ ボックスに表示され、そこからクライアントをインストールできます。

グループ ポリシー ベースのインストールには、Windows インストーラの実行可能ファイルである Ccmsetup.msi が使用されます。このファイルは、Configuration Manager 2007 サイト サーバーの <ConfigMgr インストール ディレクトリ>\bin\i386 フォルダにあります。このファイルにプロパティを追加してインストールの動作を変更することはできません。

Active Directory スキーマが Configuration Manager 2007 用に拡張され、[サイトのプロパティ] ダイアログ ボックスの [詳細設定] タブで [Active Directory ドメイン サービス内にこのサイトを発行する] が選択されている場合、クライアント コンピュータは自動的に Active Directory を検索してインストールのプロパティを見つけます。

Active Directory スキーマを拡張していない場合は、「グループ ポリシーを使用した Configuration Manager クライアント インストールのプロパティの準備方法」や「サイトに Configuration Manager クライアントを割り当てる方法」で指定されている手順を使用して、Configuration Manager 2007 クライアントをインストールするときに使用するコンピュータのレジストリにインストール プロパティを保存できます。

Active Directory のグループ ポリシーを使用したソフトウェアのインストールの詳細については、Microsoft Windows Server のドキュメントを参照してください。

参照:

タスク

グループ ポリシーを使用した Configuration Manager クライアント インストールのプロパティの準備方法
サイトに Configuration Manager クライアントを割り当てる方法

概念

Configuration Manager クライアント インストールのプロパティについて
Active Directory ドメイン サービスに発行された Configuration Manager クライアント インストールのプロパティについて
Configuration Manager クライアント展開の概要