Windows Vista におけるファイルとプリンタの共有

公開日: 2007年2月8日

トピック

概要
Windows Vista におけるファイルとプリンタ共有の変更
Windows Vista でファイルとプリンタ共有を構成する
Windows Vista でフォルダまたはプリンタを共有する
Windows Vista で共有されているフォルダまたはプリンタにアクセスする
Windows Vista でのファイルとプリンタの共有に関するその他の問題
詳細情報

概要

Microsoft® Windows Vista™ では、ファイルとプリンタ共有の機能のしくみに関する重大な変更が行われています。この記事では、この変更について説明し、Active Directory® ディレクトリ サービス ドメインを使用していないスモール オフィスまたはホーム オフィス ネットワークでファイルとプリンタを共有し、共有ファイルとプリンタに接続するための詳細な手順を紹介します。

Windows Vista におけるファイルとプリンタ共有の変更

Windows Vista でのファイルとプリンタの共有では、以下の点が変更されています。

  • Windows Vista の既定のワークグループ名が WORKGROUP に変更されています。Windows® XP Home Edition の既定のワークグループ名は MSHOME でした。Windows XP Home Edition を実行しているコンピュータを Windows Vista にアップグレードした場合、既存のワークグループ名が維持されます。しかし、Windows Vista を実行しているコンピュータでは、ネットワーク上のその他のコンピュータとは異なるワークグループ名を設定できます。異なるワークグループが存在する場合、ネットワーク上のすべてのコンピュータを表示する際に必要な時間と労力が多くなります。

  • Windows Vista では、ファイル共有を簡略化するために、Windows XP の共有ドキュメント フォルダではなくパブリック フォルダが使用されます。パブリック フォルダの共有が有効である場合、パブリック フォルダおよびパブリック フォルダ内のすべてのフォルダはパブリック (Public) という名前で自動的に共有されます。別のフォルダでファイル共有を構成する必要はありません。必要な操作は、ネットワークで共有するファイルまたはフォルダをパブリック フォルダに移動またはコピーするだけです。

  • 既定では、Windows Vista ではシンプルなファイル共有は許可されません。パブリック フォルダ (共有されている場合) を含む共有フォルダにアクセスするには、ユーザー名とパスワードが必要です。Windows XP Home Edition では、シンプルなファイル共有は既定で有効になります。

Windows Vista でファイルとプリンタ共有を構成する

Windows Vista でのファイルとプリンタの共有を構成するには、次の手順を実行する必要があります。

  • その他のコンピュータと同じワークグループ名を設定する

  • ネットワークの場所の種類を設定する

  • ファイルとプリンタの共有オプションを有効にする

ワークグループ名を設定する

ホーム ネットワーク上のコンピュータをすばやく簡単に検索するには、ホーム ネットワーク上のすべてのコンピュータを同じワークグループ名で構成することを強くお勧めします。コンピュータが複数のワークグループに分散している場合、ネットワーク上のすべてのコンピュータを検出するには多くの時間と労力が必要になります。

Windows XP を実行しているコンピュータの既存のワークグループ名を見つけるには、次の手順を実行します。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[マイ コンピュータ] を右クリックして [プロパティ] をクリックします。

  2. [システムのプロパティ] ダイアログ ボックスで、[コンピュータ名] タブをクリックしてワークグループの名前を確認します。

図 1 に例を示します。

図 1: Windows XP のワークグループ名

図 1: Windows XP のワークグループ名

Windows Vista を実行しているコンピュータのワークグループ名を見つけるには、[スタート] ボタンをクリックし、[コンピュータ] を右クリックして [プロパティ] をクリックします。

[システム] ウィンドウの [コンピュータ名、ドメインおよびワークグループの設定] セクションにワークグループ名が表示されます。図 2 に [システム] ウィンドウの例を示します。この図では、ワークグループ名がハイライトされています。

図 2: Windows Vista のワークグループ名

図 2: Windows Vista のワークグループ名

Windows Vista を実行しているコンピュータのワークグループ名を構成するには

  1. [システム] ウィンドウの [コンピュータ名、ドメインおよびワークグループの設定] セクションで、[設定と変更] をクリックします。

  2. [システムのプロパティ] ダイアログ ボックスの [コンピュータ名] タブで [変更] をクリックします。

  3. [コンピュータ名/ドメイン名の変更] ダイアログ ボックスで、ネットワーク上のその他のコンピュータで使用しているワークグループの名前を [ワークグループ] に入力して、[OK] をクリックします。図 3 に例を示します。

  4. ワ―クグループに参加したことを示すメッセージ ボックスが表示されたら、[OK] をクリックします。コンピュータを再起動するよう求めるメッセージ ボックスが表示されたら、[OK] をクリックします。

  5. [閉じる] をクリックします。コンピュータを再起動するよう求めるメッセージが表示されたら、[今すぐ再起動する] をクリックします。

図 3 に [コンピュータ名/ドメイン名の変更] ダイアログ ボックスの例を示します。

図 3: [コンピュータ名/ドメイン名の変更] ダイアログ ボックスの例

図 3: [コンピュータ名/ドメイン名の変更] ダイアログ ボックスの例

ネットワークの場所の種類を設定する

Windows Vista のネットワークの場所の種類を使用すると、コンピュータが接続されているネットワークの種類に基づいて Windows Vista でセキュリティおよびその他の設定を自動的に構成できます。Windows Vista のネットワークの場所の種類を以下に示します。

  • ドメイン : コンピュータは、コンピュータを参加させるドメインの Active Directory ドメイン コントローラを含むネットワークに接続されます。組織のイントラネットなどがドメイン ネットワークです。

  • パブリック : コンピュータは、インターネットに直接接続するネットワークに接続されます。パブリック ネットワークの例は、空港、図書館、カフェなどのパブリック インターネット アクセス ネットワークです。

  • プライベート : コンピュータは、インターネットからの一定のレベルの保護が設定され、既知のコンピュータまたは信頼されたコンピュータを含むネットワークに接続されます。プライベート ネットワークの例は、インターネットからの受信トラフィックに対するファイヤウォールを提供するインターネット ゲートウェイ デバイスの背後に配置されたホーム ネットワークやスモール オフィス ネットワークです。

スモール オフィスまたはホーム オフィス ネットワークの場合、ネットワークの場所の種類をプライベートに設定します。

現在のネットワークの場所の種類を表示するには、[スタート] ボタンをクリックし、[ネットワーク] を右クリックして [プロパティ] をクリックします。

[ネットワークと共有センター] ウィンドウにネットワークの場所の種類がネットワーク名の後にかっこで囲まれて表示されます。図 4 に [ネットワークと共有センター] ウィンドウの例を示します。この図では、ネットワークの場所の種類がハイライトされています。

図 4: [ネットワークと共有センター] ウィンドウの例

図 4: [ネットワークと共有センター] ウィンドウの例

ネットワークの種類が [パブリック ネットワーク] である場合は、次の手順を実行します。

  1. ネットワーク名と場所の種類の右側にある [カスタマイズ] をクリックします。

  2. [ネットワークの場所の設定] ダイアログ ボックスで [プライベート] をクリックして、[次へ] をクリックします。

  3. [ネットワーク設定が正しく設定されました] ダイアログ ボックスで [閉じる] をクリックします。

ファイルとプリンタの共有オプションを有効にする

ネットワークの場所の種類をプライベートに変更することにより、[ネットワークと共有センター] ウィンドウの [共有と探索] セクションでネットワーク検出が自動的に有効になります。以下のファイルとプリンタの共有オプションは手動で有効にする必要があります。

  • ファイル共有

  • パブリック フォルダ共有

  • プリンタ共有

  • パスワード保護共有

これらの共有および探索オプションをすべて有効にすると、以下のことが可能になります。

  • ホーム ネットワーク上のその他のコンピュータおよびデバイスを見つけること、およびその他のコンピュータからこのコンピュータを見つけること。

  • このコンピュータのフォルダを共有すること

  • このコンピュータのパブリック フォルダを共有すること

  • このコンピュータのプリンタを共有すること

  • このコンピュータの共有フォルダおよびプリンタに接続するその他のコンピュータにユーザー名とパスワードを要求すること

ファイル共有を有効にするには、次の手順を実行します。

  1. [ネットワークと共有センター] ウィンドウの [共有と探索] セクションで、[ファイル共有] の横にある下矢印をクリックします。

  2. [ファイル共有] 設定内で、[ファイル共有を有効にする] をクリックして [適用] をクリックします。

パブリック フォルダ共有を有効にするには、次の手順を実行します。

  1. [ネットワークと共有センター] ウィンドウの [共有と探索] セクションで、[パブリック フォルダ共有] の横にある下矢印をクリックします。

  2. [パブリック フォルダ共有] 設定内で、以下のいずれかをクリックします。

    • パブリック フォルダを共有して、ネットワーク上のその他のコンピュータがパブリック共有にアクセスしてファイルを開くことを許可する一方で、ファイルの作成や変更を禁止する場合は、[共有を有効にして、ネットワーク アクセスがある場合はファイルを開くことができるようにする] をクリックします。これが既定の設定です。

    • パブリック フォルダを共有して、ネットワーク上のその他のコンピュータがパブリック共有にアクセスしてファイルを開くこと、およびファイルを作成または変更することを許可する場合は、[共有を有効にして、ネットワーク アクセスがある場合はファイルを開く、変更する、作成することができるようにする] をクリックします。

  3. [適用] をクリックします。

プリンタ共有を有効にして、接続されているすべてのプリンタを共有するには、次の手順を実行します。

  1. [ネットワークと共有センター] ウィンドウの [共有と探索] セクションで、[プリンタ共有] の横にある下矢印をクリックします。

  2. [プリンタ共有] 設定内で、[プリンタ共有を有効にする] をクリックして [適用] をクリックします。

パスワード保護共有を有効にするには、次の手順を実行します。

  1. [ネットワークと共有センター] ウィンドウの [共有と探索] セクションで、[パスワード保護共有] の横にある下矢印をクリックします。

  2. [パスワード保護共有] 設定内で、[パスワード保護の共有を有効にする] をクリックして [適用] をクリックします。

パスワード保護共有

パスワード保護共有が有効な場合、ネットワーク上のその他のコンピュータから共有フォルダ (パブリック フォルダを含む) にアクセスするには、共有フォルダがあるコンピュータのユーザー アカウントに対応するユーザー名またはパスワードが必要です。ユーザーが別のコンピュータから共有フォルダに接続しようとすると、そのユーザーが自分のコンピュータにログオンする際に使用するアカウントのユーザー名およびパスワードが送信されます。たとえば、Bob というアカウントとパスワードでコンピュータにログインしているユーザーの場合、別のコンピュータ上の共有フォルダに接続するときに、ユーザー名 Bob およびそのパスワードが送信されます。

フォルダを共有しているコンピュータ上に Bob アカウントおよびそのパスワードがある場合、共有フォルダに接続できます (共有にアクセスできるアカウントの 1 つとしてプライベートな Bob アカウントが指定されます)。ただし、フォルダを共有しているコンピュータ上に Bob アカウントが存在しない場合、共有フォルダへの接続は失敗し、別のコンピュータ上のユーザーにユーザー名とパスワードを入力するよう求めるダイアログ ボックスが表示されます。この時点で、共有に接続しようとしているコンピュータのユーザーは、ファイルを共有しているコンピュータ上で共有にアクセスできるアカウントとして指定されているアカウントのユーザー名とパスワードを入力できます。

共有フォルダへの接続が失敗するのを防ぐには、以下のいずれかの設定を行うことができます。

  • ネットワーク上のすべてのコンピュータに同じアカウントおよびパスワードを追加する

    たとえば、自宅で 3 台のコンピュータを家族 4 人で使用している場合、その 4 人のアカウントとパスワードを 3 台のコンピュータすべてに追加します。この設定を行った後、各ユーザーは、どのコンピュータからでも別のコンピュータ上の共有フォルダにアクセスできるようになります。これは、共有フォルダを保護する一方で、共有フォルダへの接続失敗を防げるので、推奨方法です。

  • パスワード保護共有を無効にする

    パスワード保護共有が無効な場合、フォルダを共有しているコンピュータに接続する際にユーザー アカウントやパスワードは要求されません。ネットワーク上のすべてのユーザーはコンピュータの共有フォルダにアクセスできます (フォルダが Guest または Everyone アカウントに対して共有されている場合)。この動作は、Windows XP でのシンプルなファイル共有と同じです。

パスワード保護共有を無効にするには、次の手順を実行します。

  1. [ネットワークと共有センター] ウィンドウの [共有と探索] セクションで、[パスワード保護共有] の横にある下矢印をクリックします。

  2. [パスワード保護共有] 設定内で、[パスワード保護の共有を無効にする] をクリックして [適用] をクリックします。

Windows Vista でフォルダまたはプリンタを共有する

Windows Vista でファイルを共有するには、次の手順を実行します。

  1. この記事の「ファイルとプリンタの共有オプションを有効にする」セクションの手順に従ってファイル共有が有効にされていることを確認します。

  2. [スタート] ボタンをクリックし、[コンピュータ] をクリックします。

  3. [コンピュータ] ウィンドウで、共有するフォルダが含まれているフォルダに移動します。

  4. 共有するフォルダを右クリックし、[共有] をクリックします。[ファイルの共有] ウィンドウが表示されます。

  5. パスワード保護共有が有効な場合は、[ファイルの共有] ウィンドウを使用して、共有フォルダにアクセスできるユーザーおよびアクセス許可のレベルを選択します。すべてのユーザーを許可する場合は、ユーザーのリストから [Everyone] を選択します。既定では、選択したユーザーのアクセス許可レベルは "閲覧者" です。"閲覧者" アクセス許可レベルのユーザーは、共有内でファイルの変更または新規作成を行うことはできません。ユーザーにファイルやフォルダの変更または新規作成を許可するには、アクセス許可のレベルを "共同所有者" に変更します。図 5 に [ファイルの共有] ウィンドウでのユーザーおよびアクセス許可レベルの構成の例を示します。

    パスワード保護共有が無効な場合は、[ファイルの共有] ウィンドウを使用して [Guest] または [Everyone] アカウントを選択します。この設定は、Windows XP でのシンプルなファイル共有と同じです。

  6. 必要なオプションを設定したら、[共有] をクリックして、[終了] をクリックします。

図 5: [ファイルの共有] ウィンドウの例

図 5: [ファイルの共有] ウィンドウの例

フォルダが共有されていることを確認するには、次の手順を実行します。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ネットワーク] を右クリックして [プロパティ] をクリックします。

  2. [ネットワークと共有センター] ウィンドウの [共有と探索] セクションで、[このコンピュータ上のすべての共有ネットワーク フォルダを表示します] をクリックします。

ウィンドウが開き、共有されているフォルダおよびプリンタが表示されます。共有したフォルダがウィンドウに表示されていることを確認します。図 6 に例を示します。

図 6: 共有されているフォルダとプリンタの一覧の例

図 6: 共有されているフォルダとプリンタの一覧の例

自分のユーザー フォルダ内のフォルダ (ドキュメントやピクチャなど) を共有すると ([スタート] ボタンをクリックして自分のユーザー名をクリックします)、その他のコンピュータからアクセスした場合、このコンピュータ上の共有フォルダの一覧に Users というフォルダが表示されます。たとえば、ユーザー Bob が自分のコンピュータ (BobPC) 上のデスクトップ (desktop) フォルダを共有した場合、Bob は自分のコンピュータの c:\users\bob フォルダを共有したことになります (このフォルダにはデスクトップ フォルダが含まれます)。Bob のデスクトップ フォルダは、\\bobpc\users\bob\desktop からアクセスできます。

プリンタを共有する

Windows Vista でプリンタを共有するには、この記事の「ファイルとプリンタの共有オプションを有効にする」セクションの手順に従ってプリンタ共有が有効にされていることを確認します。

プリンタが共有されていることを確認にするには、次の手順を実行します。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ネットワーク] を右クリックして [プロパティ] をクリックします。

  2. [ネットワークと共有センター] ウィンドウの [共有と探索] セクションで、[このコンピュータ上のすべての共有ネットワーク フォルダを表示します] をクリックします。

  3. 共有リソースの一覧にプリンタが含まれていることを確認します。

Windows Vista で共有されているフォルダまたはプリンタにアクセスする

Windows Vista を実行しているコンピュータから共有フォルダにアクセスするには、次の手順を実行します。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ネットワーク] をクリックします。[ネットワーク] ウィンドウには、コンピュータのワークグループにあるコンピュータの一覧が表示されます。図 7 に例を示します。

  2. アクセスする共有フォルダを含むコンピュータの名前をダブルクリックします。

  3. アクセスする共有フォルダをダブルクリックします。

図 7: [ネットワーク] ウィンドウの例

図 7: [ネットワーク] ウィンドウの例

ネットワーク探索が有効な Windows Vista を実行しているコンピュータ上に共有フォルダがある場合、その共有フォルダは [ネットワーク] ウィンドウにすぐに表示されます。共有フォルダを含むコンピュータが Windows XP を実行している場合、そのコンピュータが [ネットワーク] ウィンドウに表示されるまでに最大 15 分かかることがあります。

アクセスするコンピュータでパスワード保護共有が有効になっている場合は、以下のいずれかの結果になります。

  • ユーザーが、フォルダを共有しているコンピュータに追加されているユーザー アカウントを使用してログインしていて、そのユーザー名がフォルダへのアクセス許可を持つユーザーの一覧に追加されている場合、共有フォルダへのアクセスが許可されます。

  • ユーザーが、ファイルを共有しているコンピュータに追加されていないユーザー アカウントを使用してログインしている場合、フォルダを共有しているコンピュータ上でフォルダへのアクセス許可を持つユーザーの一覧に追加されているアカウントのユーザー名とパスワードが要求されます。

  • ユーザーが、ファイルを共有しているコンピュータに追加されているユーザー アカウントを使用してログインしていても、共有にアクセスできるユーザーの一覧に追加されていない場合は、共有フォルダへの接続は拒否されます。

アクセスするコンピュータでパスワード保護共有が無効になっている場合は、以下のいずれかの結果になります。

  • ほとんどの場合、ユーザー名およびパスワードが要求されることなく共有フォルダへのアクセスは許可されます。

  • 場合によっては、ユーザー名とパスワードが要求されることがあります。共有フォルダにアクセスするには、ユーザー名に「guest」と入力して空のパスワードを使用します。

  • 共有フォルダにアクセスできるユーザーの一覧に Guest および Everyone アカウントが含まれていない場合、Guest アカウントのユーザー名を入力しても共有フォルダへのアクセスは失敗します。この問題を修正するには、共有にアクセスできるユーザーの一覧に Guest または Everyone アカウントを追加します。

共有プリンタにアクセスする

Windows Vista を実行しているコンピュータから共有プリンタにアクセスするには、次の手順を実行します。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ネットワーク] をクリックします。[ネットワーク] ウィンドウには、コンピュータのワークグループにあるコンピュータの一覧が表示されます。

  2. アクセスする共有プリンタを含むコンピュータの名前をダブルクリックします。

  3. アクセスする共有プリンタを右クリックし、[接続] をクリックします。別の方法として、[プリンタ] をダブルクリックして共有プリンタの一覧を表示し、アクセスする共有プリンタを右クリックして [接続] をクリックすることもできます。

共有プリンタに接続すると、この共有プリンタから印刷できるようになります (プリンタおよびプリンタを共有しているコンピュータの電源がオンになっている必要があります)。

Windows Vista でのファイルとプリンタの共有に関するその他の問題

Windows Vista でのファイルとプリンタの共有に関するその他の問題および一般的な質問を以下に示します。

[ネットワーク] ウィンドウを使用せずに共有を表示する

アクセスする共有フォルダまたはプリンタを含むコンピュータが [ネットワーク] ウィンドウに表示されない場合は、[スタート] ボタンをクリックし、「\\"コンピュータ名"」と入力して Enter キーを押すことによってコンピュータの共有を表示できます。

たとえば、BobPC という名前のコンピュータの共有を表示するには、[スタート] ボタンをクリックし、「\\bobpc」と入力して Enter キーを押します。

サードパーティ製のファイアウォール製品

Windows Vista には、Windows ファイアウォールと呼ばれるビルトインのホスト ベース ファイアウォールが含まれています。ネットワーク探索またはファイルとプリンタの共有が有効な場合、Windows ファイアウォールでは、該当する受信トラフィックが自動的に許可されます。しかし、多くのユーザーは Windows Live OneCare や PC-cillin などの別のファイアウォール製品を使用します。これらのファイアウォールでは、ネットワーク探索およびファイルとプリンタ共有の受信トラフィックが既定でブロックされることがあります。Windows ファイアウォール以外のファイアウォール製品が使用されている場合、[ネットワークと共有センター] ウィンドウの [共有と探索] セクションの上部に情報メッセージが表示されます。図 8 に例を示します。

図 8: Windows ファイアウォールが使用されていない場合に [ネットワークと共有センター] ウィンドウに表示される情報メッセージ

図 8: Windows ファイアウォールが使用されていない場合に [ネットワークと共有センター] ウィンドウに表示される情報メッセージ

Windows ファイアウォール以外のファイアウォールを使用する場合は、ファイアウォールを構成して、ネットワーク探索およびファイルとプリンタの共有の受信トラフィックを許可する必要があります。Windows Vista を実行しているその他のコンピュータのネットワーク探索を行うには、以下の受信トラフィックを許可する必要があります。

  • UDP 3702

  • TCP 5357

  • TCP 5358

Windows XP を実行しているコンピュータおよび Windows Vista と Windows XP の両方におけるファイルとプリンタ共有のネットワーク探索を行うには、以下の伝送制御プロトコル (TCP) およびユーザー データグラム プロトコル (UDP) の受信トラフィックを許可する必要があります。

  • UDP 137

  • UDP 138

  • TCP 139

  • TCP 445

ネットワーク デバイスのネットワーク探索を行うには、以下の受信トラフィックを許可する必要があります。

  • UDP 1900

  • TCP 2869

詳細情報

Windows Vista のネットワーク機能の詳細については、「Windows Vista のネットワーク接続」を参照してください。


コミュニティの追加

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