2007 Office system でグループ ポリシーを使用して設定を適用する

更新日: 2008年10月

適用対象: Office Resource Kit

 

トピックの最終更新日: 2015-03-09

この記事の内容 :

  • Active Directory とグループ ポリシー

  • Office system のグループ ポリシー設定

  • Office system の管理用テンプレート ファイル

  • グループ ポリシー管理ツール

  • グループ ポリシー管理コンソールにおけるグループ ポリシー オブジェクトの権限

  • グループ ポリシー管理コンソールおよびグループ ポリシー オブジェクト エディタを使用する

  • このドキュメントをダウンロードする

Windows ベースのネットワークでは、管理者はグループ ポリシーの設定を使用することで、2007 Microsoft Office system でのユーザーの操作を制御しやすくなります。管理者は、ユーザーのコンピュータ上の Office の構成を定義および保持するために、グループ ポリシーの設定を使用できます。他のカスタマイズ (セットアップ カスタマイズ ファイルで配布される既定の設定など) とは異なり、ポリシー設定は強制的に適用されます。また、詳細に管理された構成や簡単に管理された構成を作成するために使用できます。

2007 Office system のポリシー設定を使用すると、次の処理を実行できます。

  • 2007 Office system アプリケーションからインターネットへのエントリ ポイントを制御します。

  • 2007 Office system アプリケーションのセキュリティ設定を管理します。

  • ユーザーが各自のジョブを実行するうえで不要な設定とオプション、ユーザーに混乱をきたす可能性のある設定とオプション、または不要な問い合わせの原因となる設定とオプションを非表示にします。

  • ユーザーのコンピュータ上で詳細に管理された標準の構成を作成します。

ローカル コンピュータおよびそのコンピュータのすべてのユーザーに適用するポリシー設定や、個々のユーザーに適用するポリシー設定を設定することができます。コンピュータごとのポリシー設定は、グループ ポリシー オブジェクト エディタの Microsoft 管理コンソール (MMC) スナップインの [コンピュータの構成] ノードで定義し、そのコンピュータから任意のユーザーが初めてネットワークにログオンしたときに適用されます。ユーザーごとのポリシー設定は、[ユーザーの構成] ノードで定義し、指定したユーザーが任意のコンピュータから初めてネットワークにログオンしたときに適用されます。また、グループ ポリシーは、起動およびログオン時に最初に処理された後、定期的にバックグラウンドで適用されます。

グループ ポリシー インフラストラクチャの詳細については、Microsoft TechNet サイトの「Group Policy Technical Reference (英語)」を参照してください。

Important重要
グループ ポリシーを実装する前に、Active Directory のインフラストラクチャおよびグループ ポリシーの概念について十分に理解しておく必要があります。組織のビジネス要件およびセキュリティ要件に基づいて、グループ ポリシー ソリューションを慎重に計画および設計する必要があります。また、ソリューションをユーザーおよびコンピュータに展開する前に、非稼働環境でソリューションを完全にテストする必要があります。

Active Directory およびグループ ポリシーをまだ組織に展開していない場合は、これらのテクノロジの展開について、以下のリソースを参考にしてください。

グループ ポリシーの展開の詳細については、Microsoft TechNet Web サイトの Windows Server 2003 導入ガイドの「Designing a Managed Environment (英語)」で、「Designing a Group Policy Infrastructure (英語)」および「Staging Group Policy Deployments (英語)」を参照してください。

Active Directory の展開については、Microsoft TechNet Web サイトで「Designing and Deploying Directory and Security Services (英語)」を参照してください。

Active Directory およびグループ ポリシー

Active Directory ディレクトリ サービスは、Microsoft\uc1\u174 R Windows Server 2003 および Microsoft Windows 2000 Server オペレーティング システムに含まれる分散ディレクトリ サービスです。Active Directory は、オブジェクトに関する情報をネットワーク上に保存し、この情報をユーザーおよびネットワーク管理者が使用できるようにします。

グループ ポリシーは、管理者がユーザーおよびコンピュータのグループに対して特定のコンピューティング構成を実装できるようにするためのインフラストラクチャです。ポリシー設定は、Active Directory フォレストのスコープ内にあるメンバ サーバーおよびドメイン コントローラにも適用されます。

グループ ポリシー設定はグループ ポリシー オブジェクト (GPO) に含まれており、選択された Active Directory コンテナ (サイト、ドメイン、または組織単位 (OU)) にリンクされています。GPO 内の設定は、Active Directory の階層的な性質を使用して、影響を受けるターゲットによって評価されます。

GPO 内のグループ ポリシー設定を構成するには、管理者はグループ ポリシー管理コンソール スナップインからグループ ポリシー オブジェクト エディタの Microsoft 管理コンソール (MMC) スナップインを使用します。管理者はグループ ポリシーを使用して、管理用テンプレート (レジストリベースのポリシー)、セキュリティ、ソフトウェア インストール、スクリプト、フォルダ リダイレクト、リモート インストール サービス、Internet Explorer のメンテナンスなど、幅広い構成を指定することができます。

2007 Office system のポリシー設定は、管理用テンプレート ファイル (.adm および ADMX ファイル) に含まれています。管理用テンプレートの詳細については、「Office system の管理用テンプレート ファイル」を参照してください。

2007 Office system のグループ ポリシー設定

管理者は、2007 Office system アプリケーションのポリシー設定を使用して、以下の Office ユーザー インターフェイスを構成する大部分のオプションを管理できます。

  • メニュー コマンドおよび対応するツール バー ボタン

  • ショートカット キー

  • [ オプション ] ダイアログ ボックスの大部分のオプション

2007 Office system の管理用テンプレート ファイル (.adm ファイル) にも、Windows インストーラの機能を制御するのに役立つポリシー設定が含まれています。

各 Office ポリシー設定は、2007 Office system アプリケーションのオプションまたは機能を表します。各ポリシー設定は、Windows レジストリ内の 1 つ以上の値のエントリにも対応しています。ポリシー設定情報はすべて、レジストリの同じ領域に格納されます。

たとえば、ユーザー固有のポリシー設定はすべて、HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\12.0 サブキーの大部分をミラー化した HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\12.0 サブキーに格納されます。コンピュータ固有のポリシーは、HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Policies\Microsoft\Office\12.0 サブキーに格納されます。既定では、どちらのポリシー サブキーもユーザーがアクセスできないようにロックされています。

グループ ポリシー設定は、次の 3 つの状態のいずれかです。

  • [未構成] : ポリシー設定は適用されていません。

  • [有効] : ポリシー設定は有効です。一部のポリシー設定では、ダイアログ ボックスに追加の設定が表示されます。これらの設定により、ポリシー設定を適用した際の動作が決まります。

  • [無効] : 大部分のポリシー設定では、[無効] では [有効] 状態とは反対の動作が適用されます。たとえば、[有効] により機能の状態が [オフ] になる場合、[無効] にすると機能の状態は [オン] になります。

2007 Office system の管理用テンプレート ファイル

2007 Office system アプリケーションに対してポリシー設定を設定するには、グループ ポリシー オブジェクト エディタ スナップインを使用して、展開する GPO に 2007 Office system の管理用テンプレート ファイルを読み込みます。次に、管理するポリシー設定を構成します。複数の .adm ファイルを追加して、コンピュータのすべての構成を一度に設定することができます。

2007 Office system の管理用テンプレート ファイルは、Microsoft ダウンロード センターの「2007 Office system 管理用テンプレート ファイル (ADM、ADMX、ADML) および Office カスタマイズ ツール バージョン 2.0」からダウンロードできます。Microsoft ダウンロード センターから 2007 Microsoft Office system Open XML 形式コンバータ管理用テンプレート (ADM) バージョン 2.0 をダウンロードすることもできます。このテンプレートを使用すると、Microsoft Office Word、Excel、および PowerPoint 2007 のオープン XML 形式コンバータの既定の動作を変更できます。

Microsoft Office 2003 および Microsoft Office XP の管理用テンプレート ファイルを変更して、既定の [名前を付けてファイルを保存] オプションを設定し、2007 Microsoft Office プログラムのオープン XML 形式を含むようにできます。詳細については、マイクロソフト サポート技術情報の記事 932127「2007 Office プログラムの書式設定を既存の Office ポリシー ファイル (.adm ファイル) を変更して Office 2003 のおよび Office XP を保存の設定-新しい OpenXML ファイルを含めるファイル形式を既定とする方法」を参照してください。

[!メモ] Windows Vista および Windows Server 2008 オペレーティング システムでは, .adm ファイルは ADMX ファイルに置き換えられ、XML ベースのファイル形式を使用してレジストリベースのポリシー設定を表示するようになります。Vista での ADMX ファイルの管理の詳細については、Microsoft TechNet サイトの「Managing Group Policy ADMX Files Step-by-Step Guide (英語)」、「ADMX ファイルで GPO を編集するための要件」、および「シナリオ 2: ADMX ファイルでドメイン ベースの GPO を編集する」を参照してください。
Office 2007 の ADM ファイルと ADMX ファイルに含まれるポリシー設定は同じものです。

2007 Office system では、以下の管理用テンプレート ファイルを使用できます。

ADM ファイル アプリケーション

office12.adm

共有の Office コンポーネント

access12.adm

Microsoft Office Access 2007

cpao12.adm

Microsoft Office Outlook 2007 の予定表印刷アシスタント

excel12.adm

Microsoft Office Excel 2007

groove12.adm

Microsoft Office Groove 2007

ic12.adm

Microsoft Office InterConnect 2007

inf12.adm

Microsoft Office InfoPath 2007

onent12.adm

Microsoft Office OneNote 2007

outlk12.adm

Microsoft Office Outlook 2007

ppt12.adm

Microsoft Office PowerPoint 2007

proj12.adm

Microsoft Office Project 2007

pub12.adm

Microsoft Office Publisher 2007

spd12.adm

Microsoft Office SharePoint Designer 2007

visio12.adm

Microsoft Office Visio 2007

word12.adm

Microsoft Office Word 2007

管理用テンプレート ファイル内のポリシー設定は、階層構造になっており、通常はユーザー インターフェイスに従います。アプリケーション固有の設定は、個々のテンプレート内に表示されます。複数のアプリケーションに表示される一部の設定のポリシー設定は、Office12.adm テンプレートに統合されています。たとえば、Office の [ファイルを開く] ダイアログ ボックスに対するカスタマイズは、Office12.adm テンプレートで行われます。

[!メモ] ポリシー設定は、Office のリリースごとにレジストリの異なる領域に格納されるので、旧バージョンの管理用テンプレートは使用できません。2007 Office system のポリシー設定を構成するには、2007 Office system の管理用テンプレート ファイルを使用する必要があります。

Office 2003 と 2007 Office system の間でのポリシー設定の競合を回避する

ポリシー設定の情報は、Office 2003 と 2007 Office system では Windows レジストリの別の場所に格納されます。

Office 2003 のポリシー設定のうち、ユーザー固有のポリシー設定は HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\11.0 サブキーに格納され、コンピュータ固有のポリシー設定は HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Policies\Microsoft\Office\11.0 サブキーに格納されます。

2007 Office system のポリシー設定のうち、ユーザー固有のポリシー設定は HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\12.0 サブキーに格納され、コンピュータ固有のポリシー設定は HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Policies\Microsoft\Office\12.0 サブキーに格納されます。

Office 2003 と Office 2007 のポリシー設定には同じ名前と機能のものがいくつかあり、これらのポリシー設定の情報は、Office のバージョンに関係なく同一のレジストリ サブキーに格納されます。Office 2003 バージョンを以前に構成した場合は、以前の Office 2003 の ADM ファイルを削除して 2007 Office system の ADM ファイルを読み込む前に、共通するポリシー設定の状態を [未構成] に設定する必要があります。この状態に設定することにより、ポリシー設定のレジストリ キー情報がレジストリから削除されます。この操作を行う理由は, .adm ファイルが削除された場合、その .adm ファイルに対応する設定はグループ ポリシー オブジェクト エディタに表示されなくなるものの, .adm ファイルを基に構成されたポリシー設定は Registry.pol ファイルに残り、該当する対象クライアントまたはユーザーに引き続き適用されるためです。

次の表に、共通のポリシー設定を示します。

アプリケーション ポリシー設定の名前 グループ ポリシー オブジェクト エディタのコンソール ツリー内の場所 レジストリ キーの場所

Office Excel

接続ファイルの場所

Microsoft Office Excel <バージョン>\データ アクセスのセキュリティ

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Server Links\Published

Office Groove

Groove アカウント構成コードを必須にする

Microsoft Office Groove <バージョン>

Software\Policies\Microsoft\Office\Groove

Office Groove

Groove Manager サーバー名

Microsoft Office Groove <バージョン>\Groove Manager

Software\Policies\Microsoft\Office\Groove\Manager

Office system

グラフィック フィルターのインポート

Microsoft Office <バージョン> system <コンピュータ名>\セキュリティ設定

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Security\AllowLists\GraphicsFilterImport

Office system

ActiveX のインストールを制限する

Microsoft Office <バージョン> system <コンピュータ名>\セキュリティ設定\IE のセキュリティ

Software\Policies\Microsoft\Internet Explorer\Main\FeatureControl\FEATURE_RESTRICT_ACTIVEXINSTALL

Office system

ファイルのダウンロードを制限する

Microsoft Office <バージョン> system <コンピュータ名>\セキュリティ設定\IE のセキュリティ

Software\Policies\Microsoft\Internet Explorer\Main\FeatureControl\FEATURE_RESTRICT_FILEDOWNLOAD

Office system

アドオンの管理

Microsoft Office <バージョン> system <コンピュータ名>\セキュリティ設定\IE のセキュリティ

Software\Policies\Microsoft\Internet Explorer\Main\FeatureControl\FEATURE_ADDON_MANAGEMENT

Office system

ローカル コンピュータ ゾーンのロックダウン セキュリティ

Microsoft Office <バージョン> system <コンピュータ名>\セキュリティ設定\IE のセキュリティ

Software\Policies\Microsoft\Internet Explorer\Main\FeatureControl\FEATURE_LOCALMACHINE_LOCKDOWN

Office system

一貫性のある MIME 処理

Microsoft Office <バージョン> system <コンピュータ名>\セキュリティ設定\IE のセキュリティ

Software\Policies\Microsoft\Internet Explorer\Main\FeatureControl\FEATURE_MIME_HANDLING

Office system

MIME スニッフィング安全機能

Microsoft Office <バージョン> system <コンピュータ名>\セキュリティ設定\IE のセキュリティ

Software\Policies\Microsoft\Internet Explorer\Main\FeatureControl\FEATURE_MIME_SNIFFING

Office system

オブジェクト キャッシュ保護

Microsoft Office <バージョン> system <コンピュータ名>\セキュリティ設定\IE のセキュリティ

Software\Policies\Microsoft\Internet Explorer\Main\FeatureControl\FEATURE_OBJECT_CACHING

Office system

スクリプト化されたウィンドウのセキュリティ制限

Microsoft Office <バージョン> system <コンピュータ名>\セキュリティ設定\IE のセキュリティ

Software\Policies\Microsoft\Internet Explorer\Main\FeatureControl\FEATURE_WINDOW_RESTRICTIONS

Office system

ゾーン昇格からの保護

Microsoft Office <バージョン> system <コンピュータ名>\セキュリティ設定\IE のセキュリティ

Software\Policies\Microsoft\Internet Explorer\Main\FeatureControl\FEATURE_ZONE_ELEVATION

Office system

情報バー

Microsoft Office <バージョン> system <コンピュータ名>\セキュリティ設定\IE のセキュリティ

Software\Policies\Microsoft\Internet Explorer\Main\FeatureControl\FEATURE_SECURITYBAND

Office system

ユーザー名とパスワードを無効にする

Microsoft Office <バージョン> system <コンピュータ名>\セキュリティ設定\IE のセキュリティ

Software\Policies\Microsoft\Internet Explorer\Main\FeatureControl\FEATURE_HTTP_USERNAME_PASSWORD_DISABLE

Office system

オブジェクトにバインドする

Microsoft Office <バージョン> system <コンピュータ名>\セキュリティ設定\IE のセキュリティ

Software\Policies\Microsoft\Internet Explorer\Main\FeatureControl\FEATURE_SAFE_BINDTOOBJECT

Office system

URL からの保存

Microsoft Office <バージョン> system <コンピュータ名>\セキュリティ設定\IE のセキュリティ

Software\Policies\Microsoft\Internet Explorer\Main\FeatureControl\FEATURE_UNC_SAVEDFILECHECK

Office system

URL への移動

Microsoft Office <バージョン> system <コンピュータ名>\セキュリティ設定\IE のセキュリティ

Software\Policies\Microsoft\Internet Explorer\Main\FeatureControl\FEATURE_VALIDATE_NAVIGATE_URL

Office system

ポップアップをブロックする

Microsoft Office <バージョン> system <コンピュータ名>\セキュリティ設定\IE のセキュリティ

Software\Policies\Microsoft\Internet Explorer\Main\FeatureControl\FEATURE_WEBOC_POPUPMANAGEMENT

Office system

グラフィック フィルター レガシ モード

Microsoft Office <version> system <computer_name>\Miscellaneous

Software\Policies\Microsoft\Shared Tools\Graphics Filters

Office system

その他のスマート タグの URL

Microsoft Office <バージョン> system\ツール | オートコレクトのオプション...(Excel、Word、PowerPoint、Access)\スマート タグ

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Smart Tag

Office system

[新しいアクションの確認] の URL

Microsoft Office <バージョン> system\ツール | オートコレクトのオプション...(Excel、Word、PowerPoint、Access)\スマート タグ

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Smart Tag

Office system

繰り返し使われる単語にフラグを付ける

Microsoft Office <バージョン> system\ ツール | オプション | スペル チェック

Software\Policies\Microsoft\Shared Tools\Proofing Tools\1.0\Office

Office system

すべて大文字の単語は無視する

Microsoft Office <バージョン> system\ ツール | オプション | スペル チェック

Software\Policies\Microsoft\Shared Tools\Proofing Tools\1.0\Office

Office system

数字を含む単語は無視する

Microsoft Office <バージョン> system\ ツール | オプション | スペル チェック

Software\Policies\Microsoft\Shared Tools\Proofing Tools\1.0\Office

Office system

インターネット アドレスとファイル パスは無視する

Microsoft Office <バージョン> system\ ツール | オプション | スペル チェック

Software\Policies\Microsoft\Shared Tools\Proofing Tools\1.0\Office

Office system

メイン辞書のみを参照する

Microsoft Office <バージョン> system\ ツール | オプション | スペル チェック

Software\Policies\Microsoft\Shared Tools\Proofing Tools\1.0\Office

Office system

ドイツ語 : 新正書法の規則を使用する

Microsoft Office <バージョン> system\ ツール | オプション | スペル チェック

Software\Policies\Microsoft\Shared Tools\Proofing Tools\Spelling

Office system

フランス語で大文字アクセント記号を使用する

Microsoft Office <バージョン> system\ツール | オプション | スペル チェック

Software\Policies\Microsoft\Shared Tools\Proofing Tools\1.0\Office

Office system

フランス語オプション

Microsoft Office <バージョン> system\ツール | オプション | スペル チェック

Software\Policies\Microsoft\Shared Tools\Proofing Tools\1.0\Office

Office system

ActiveX コントロールの初期化

Microsoft Office <バージョン> system\セキュリティ設定

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Security

Office system

Forms3 でコントロールを読み込む

Microsoft Office <バージョン> system\セキュリティ設定

Software\Policies\Microsoft\VBA\Security

Office system

自動セキュリティ

Microsoft Office <バージョン> system\セキュリティ設定

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Security

Office system

Word と Excel でマネージ コード拡張を読み込まないようにする

Microsoft Office <バージョン> system\セキュリティ設定

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Smart Tag

Office system

すべての ActiveX を無効にする

Microsoft Office <バージョン> system\セキュリティ設定

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Security

Office system

スマート ドキュメントのマニフェストの使用を無効にする

Microsoft Office <バージョン> system\ スマート ドキュメント (Word、Excel)

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Smart Tag

Office system

Word および Excel のスマート ドキュメント機能を完全に無効にする

Microsoft Office <バージョン> system\ スマート ドキュメント (Word、Excel)

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Smart Tag

Office system

Office 診断プログラムを無効にする

Microsoft Office <バージョン> system\Office 診断プログラム

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\OffDiag

Office system

解決策のチェックを無効にする

Microsoft Office <バージョン> system\Office 診断プログラム

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\OffDiag

Office system

互換性の診断を無効にする

Microsoft Office <バージョン> system\Office 診断プログラム

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\OffDiag

Office system

ディスクの診断を無効にする

Microsoft Office <バージョン> system\Office 診断プログラム

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\OffDiag

Office system

メモリの診断を無効にする

Microsoft Office <バージョン> system\Office 診断プログラム

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\OffDiag

Office system

セットアップの診断を無効にする

Microsoft Office <バージョン> system\Office 診断プログラム

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\OffDiag

Office system

更新の診断を無効にする

Microsoft Office <バージョン> system\Office 診断プログラム

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\OffDiag

Office system

ヘルプ デスクの Web アドレス

Microsoft Office <バージョン> system\Office 診断プログラム

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\OffDiag

Office system

Office アプリケーションのセッション ログを無効にする

Microsoft Office <バージョン> system\Office 診断プログラム

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\OffDiag

Office system

日本語 IME の誤変換記録機能を無効にする

Microsoft Office <バージョン> system\IME (日本語)

Software\Policies\Microsoft\TipShared\4.0\CustomerFeedback\1041

Office system

ワークフロー キャッシュ 1

Microsoft Office <バージョン> system\その他\ワークフロー キャッシュ

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Workflow\Cache\Workflow1

Office system

ワークフロー キャッシュ 2

Microsoft Office <バージョン> system\その他\ワークフロー キャッシュ

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Workflow\Cache\Workflow2

Office system

ワークフロー キャッシュ 3

Microsoft Office <バージョン> system\その他\ワークフロー キャッシュ

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Workflow\Cache\Workflow3

Office system

ワークフロー キャッシュ 4

Microsoft Office <バージョン> system\その他\ワークフロー キャッシュ

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Workflow\Cache\Workflow4

Office system

ワークフロー キャッシュ 5

Microsoft Office <バージョン> system\その他\ワークフロー キャッシュ

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Workflow\Cache\Workflow5

Office system

ワークフロー キャッシュ 6

Microsoft Office <バージョン> system\その他\ワークフロー キャッシュ

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Workflow\Cache\Workflow6

Office system

ワークフロー キャッシュ 7

Microsoft Office <バージョン> system\その他\ワークフロー キャッシュ

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Workflow\Cache\Workflow7

Office system

ワークフロー キャッシュ 8

Microsoft Office <バージョン> system\その他\ワークフロー キャッシュ

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Workflow\Cache\Workflow8

Office system

ワークフロー キャッシュ 9

Microsoft Office <バージョン> system\その他\ワークフロー キャッシュ

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Workflow\Cache\Workflow9

Office system

ワークフロー キャッシュ 10

Microsoft Office <バージョン> system\その他\ワークフロー キャッシュ

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Workflow\Cache\Workflow10

Office system

ワークフロー キャッシュ 11

Microsoft Office <バージョン> system\その他\ワークフロー キャッシュ

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Workflow\Cache\Workflow11

Office system

ワークフロー キャッシュ 12

Microsoft Office <バージョン> system\その他\ワークフロー キャッシュ

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Workflow\Cache\Workflow12

Office system

ワークフロー キャッシュ 13

Microsoft Office <バージョン> system\その他\ワークフロー キャッシュ

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Workflow\Cache\Workflow13

Office system

ワークフロー キャッシュ 14

Microsoft Office <バージョン> system\その他\ワークフロー キャッシュ

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Workflow\Cache\Workflow14

Office system

ワークフロー キャッシュ 15

Microsoft Office <バージョン> system\その他\ワークフロー キャッシュ

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Workflow\Cache\Workflow15

Office system

ブログの管理

Microsoft Office <バージョン> system\その他

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Blog

Office system

個人用サイトのワークフローを有効にする

Microsoft Office <バージョン> system\その他

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Workflow\Home

Office system

ホーム ワークフロー ライブラリ

Microsoft Office <バージョン> system\その他

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Workflow\Home

Office system

Web フォルダ : Web ページとフォルダを対にして管理する

Microsoft Office <バージョン> system\その他

Software\Policies\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer

Office system

Office Update サイトからの更新の適用をブロックする

Microsoft Office <バージョン> system\その他

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\OfficeUpdate

Office OneNote

OneNote のスペル チェックのオプション

Microsoft Office OneNote <バージョン>\ツール | オプション…\スペル チェック

Software\Policies\Microsoft\Shared Tools\Proofing Tools\1.0\Office

Office Outlook

指定した Outlook アイテムを履歴に記録しない

Microsoft Office Outlook <バージョン>\ツール | オプション...\ユーザー設定

Software\Policies\Microsoft\Shared Tools\Outlook\Journaling

Office Outlook

各アイテムの履歴を自動記録する

Microsoft Office Outlook <バージョン>\ツール | オプション...\ユーザー設定

Software\Policies\Microsoft\Shared Tools\Outlook\Journaling

Office Outlook

S/MIME パスワード設定

Microsoft Office Outlook <バージョン>\セキュリティ\暗号化

Software\Policies\Microsoft\Cryptography\Defaults\Provider\Microsoft Exchange Cryptographic Provider v1.0

Office Outlook

前回の送受信以降に加えられた OAB の変更分をダウンロードするオプションを表示する

Microsoft Office Outlook <バージョン>\ツール | アカウント設定\Exchange\オフライン アドレス帳

Software\Policies\Microsoft\Exchange\Exchange Provider

Office Outlook

オフライン アドレス帳: 完全 OAB ダウンロードの回数を制限する

Microsoft Office Outlook <バージョン>\ツール | アカウント設定\Exchange\オフライン アドレス帳

Software\Policies\Microsoft\Exchange\Exchange Provider

Office Outlook

オフライン アドレス帳: 増分 OAB ダウンロードの回数を制限する

Microsoft Office Outlook <バージョン>\ツール | アカウント設定\Exchange\オフライン アドレス帳

Software\Policies\Microsoft\Exchange\Exchange Provider

Office Outlook

オフライン アドレス帳: 手動 OAB ダウンロードの回数を制限する

Microsoft Office Outlook <バージョン>\ツール | アカウント設定\Exchange\オフライン アドレス帳

Software\Policies\Microsoft\Exchange\Exchange Provider

Office Outlook

オフライン アドレス帳: 完全ダウンロードの前に確認する

Microsoft Office Outlook <バージョン>\ツール | アカウント設定\Exchange\オフライン アドレス帳

Software\Policies\Microsoft\Exchange\Exchange Provider

Office Outlook

OAB v4 だけを使用する

Microsoft Office Outlook <バージョン>\ツール | アカウント設定\Exchange\オフライン アドレス帳

Software\Policies\Microsoft\Exchange\Exchange Provider

Office Outlook

OAB の検索時に、入力した電子メール アドレスに完全に一致する電子メール エイリアスを返す

Microsoft Office Outlook <バージョン>\ツール | アカウント設定\Exchange\オフライン アドレス帳

Software\Policies\Microsoft\Exchange\Exchange Provider

Office Outlook

オフライン アドレス帳のダウンロードの最大待機時間

Microsoft Office Outlook <バージョン>\ツール | アカウント設定\Exchange\オフライン アドレス帳

Software\Policies\Microsoft\Exchange\Exchange Provider

Office Outlook

SharePoint ストア用のユーザー定義ラベルを設定する

Microsoft Office Outlook <バージョン>\ツール | アカウント設定\SharePoint リスト

Software\Policies\Microsoft\Office\Common\Offline\Options

Office PowerPoint

文脈に応じたスペル チェックを行う

Microsoft Office PowerPoint <バージョン>\PowerPoint のオプション\文章校正

Software\Policies\Microsoft\Shared Tools\Proofing Tools\1.0\Office

Office Word

Word の文脈に応じたスペル チェック機能を有効にする

Microsoft Office Word <バージョン>\Word のオプション\文章校正

Software\Policies\Microsoft\Shared Tools\Proofing Tools\1.0\Office

Office Word

入力時にスペル チェックを行う

Microsoft Office Word <バージョン>\Word のオプション\文章校正

Software\Policies\Microsoft\Shared Tools\Proofing Tools\1.0\Office

Office Word

自動文章校正\文章校正の結果を表示する色

Microsoft Office Word <バージョン>\Word のオプション\文章校正

Software\Policies\Microsoft\Shared Tools\Proofing Tools

Office Word

書式の不統一を記録する\書式の不統一を表示する色

Microsoft Office Word <バージョン>\Word のオプション\詳細設定\貼り付け時に自動調整する

Software\Policies\Microsoft\Shared Tools\Proofing Tools

Office Word

翻訳の種類

Microsoft Office Word <バージョン>\ツール | 言語\中国語の翻訳...

Software\Policies\Microsoft\Shared Tools\Proofing Tools\TCSC Translator

Office Word

台湾、香港、マカオの異体字を使用する

Microsoft Office Word <バージョン>\ツール | 言語\中国語の翻訳...

Software\Policies\Microsoft\Shared Tools\Proofing Tools\TCSC Translator

Office Word

共通の用語を翻訳する

Microsoft Office Word <バージョン>\ツール | 言語\中国語の翻訳...

Software\Policies\Microsoft\Shared Tools\Proofing Tools\TCSC Translator

グループ ポリシー管理ツール

管理者は、以下のツールを使用してグループ ポリシーを管理することができます。

  • 大部分のグループ ポリシー管理タスクでは、グループ ポリシー管理コンソール (GPMC) の MMC スナップインが使用されます。

  • GPO 内のポリシー設定を構成および編集するには、グループ ポリシー オブジェクト エディタの MMC スナップインが使用されます。ドメイン環境では、管理者は GPMC から GPO を編集して、グループ ポリシー オブジェクト エディタを呼び出すことができます。

グループ ポリシー管理コンソール

GPMC は、グループ ポリシーの大部分の面 (GPO の継承の範囲指定、委任、フィルタ、操作や、GPO のバックアップ (エクスポート)、復元、インポート、コピー) を管理するのに使用される MMC スナップインです。GPMC ではグループ ポリシー オブジェクト エディタも呼び出して、ドメインベース環境内の GPO のポリシー設定を編集します。

ドメイン環境でグループ ポリシーを管理するための推奨ツールは GPMC です。

ポリシーの結果セット (RSoP) は、グループ ポリシーの実装、トラブルシューティング、および計画を容易にするためのグループ ポリシーの機能です。GPMC には、Windows によって提供される 2 つの RSoP 機能が含まれています。

  • [グループ ポリシーの結果] : コンピュータおよびユーザーに適用される、実際のポリシー データを表します。データを取得するには、ターゲット コンピュータに対してクエリを実行し、そのコンピュータに適用された RSoP データを取得します。グループ ポリシー結果機能はクライアント オペレーティング システムによって提供され、Windows XP、Windows Server 2003、またはそれ以降のバージョンのオペレーティング システムが必要です。

  • [グループ ポリシーのモデル作成] : 管理者によって指定された状況で、どのようなポリシー設定が適用されるかシミュレーションします。グループ ポリシー モデリングを使用して、既存の構成に適用される RSoP データをシミュレートしたり、ディレクトリ環境に対するシミュレートした仮定の変更の影響を分析したりできます。グループ ポリシー モデリングを行うには、Windows Server 2003 を実行するドメイン コントローラが少なくとも 1 つ必要です。このシミュレーションは、Windows Server 2003 を実行するドメイン コントローラで動作するサービスによって実行されます。

[!メモ] GPMC は、Microsoft Windows\uc1\u174 R Server 2003 および Windows XP の独立したダウンロード コンポーネントとして提供されていました。GPMC をダウンロードするには、「グループ ポリシー管理コンソール (GPMC) Service Pack 1」を参照してください。Windows Vista および Windows Server 2008 では、GPMC はオペレーティング システムに統合されています。

グループ ポリシー オブジェクト エディタ

グループ ポリシー オブジェクト エディタは、GPO 内のポリシー設定を構成するのに使用される MMC スナップインです。Windows 2000、Windows Server 2003 管理ツール パックがインストールされた Windows XP、および Windows Server 2003 を実行しているコンピュータでは、[Active Directory ユーザーとコンピュータ] および [Active Directory サイトとサービス] スナップインからグループ ポリシー オブジェクト エディタにアクセスできます。グループ ポリシー オブジェクト エディタは、これらの Active Directory 管理ツールの拡張機能として動作します。

管理者が GPMC 内から GPO を編集する場合、グループ ポリシー オブジェクト エディタが表示され、その特定の GPO の設定が表示されます。

ドメインのメンバではないローカル コンピュータのグループ ポリシー設定を構成するには、グループ ポリシー オブジェクト エディタを使用してローカル GPO を管理します。

グループ ポリシー管理コンソールにおけるグループ ポリシー オブジェクトの権限

GPMC では、GPO の権限が単一のユニットとして管理され、GPO のセキュリティ フィルタ処理が GPO の [範囲] タブに表示されます。管理者は GPMC を使用して、各 GPO のセキュリティ フィルタとして使用するグループ、ユーザー、およびコンピュータの追加と削除を行うことができます。セキュリティ フィルタ処理に使用されるセキュリティ プリンシパルが、GPO の [委任] タブの一覧に表示されます。GPO への読み取りアクセス権を持つため、読み取り (セキュリティ フィルタ処理による) 権限があると表示されます。

GPMC ユーザー インターフェイス内の GPO の権限オプションは 5 つあります。各オプションは、アクセス制御リスト (ACL) エディタ内の個々の Windows NT の権限に対応しています。ACL エディタは、Active Directory および Windows オブジェクトに対してアクセス制御ポリシーを設定します。以下の表に対応を示します。

GPMC ユーザー インターフェイス オプション ACL エディタの対応する権限

読み取り

GPO における読み取り権限を許可します。

設定の編集

[読み取り]、[書き込み]、[子オブジェクトの作成]、および [子オブジェクトの削除] を許可します。

設定の編集、削除、およびセキュリティの変更

[読み取り]、[書き込み]、[子オブジェクトの作成]、[子オブジェクトの削除]、[削除]、[権限の変更]、および [所有者の変更] を許可します。これにより、グループ ポリシーの適用権限が設定されていない限り、GPO におけるフル コントロールが付与されます。

読み取り (セキュリティ フィルタ処理による)

この設定は直接は設定できませんが、ユーザーが GPO に対する読み取りおよびグループ ポリシーの適用権限を持つ場合は、[委任] タブに表示されます。

ユーザー設定

権限のその他の組み合わせ ([拒否] の使用を含む) は [カスタム] と表示されます。GPMC では、[詳細設定] ボタンをクリックして ACL エディタを開いた場合にのみ、ユーザー設定の権限セットを設定できます。

GPO を作成するには、GPO 作成権限が必要です。既定では、Domain Administrators、Enterprise Administrators、および Group Policy Creator Owners グループのメンバのみが GPO を作成できます。

GPO を編集するには、編集する GPO に対する編集権限が必要です。

GPO を削除するには、GPO に対する設定の編集、削除、およびセキュリティの変更権限が必要です。

GPO の権限は、その GPO の [委任] タブから管理します。操作手順については、Microsoft TechNet Web サイトで「Delegate Group Policy tasks (英語)」を参照してください。

グループ ポリシー管理コンソールおよびグループ ポリシー オブジェクト エディタを使用する

GPMC は、ドメイン環境でグループ ポリシー タスクを管理するのに使用されます。GPMC は、GPO 内のポリシー設定を構成するのに使用されるグループ ポリシー エディタを呼び出します。

組織内の Active Directory およびグループ ポリシーのインフラストラクチャを設定した後で、GPMC からグループ ポリシー オブジェクト エディタを使用して、Office の .adm ファイルから Office のポリシー設定を設定します。GPO のポリシー設定を設定し、その GPO をサイト、ドメイン、または組織単位にリンクすると、オペレーティング システムによってポリシー設定が適用されます。

GPMC を起動し、GPMC で GPO をリンクするには、以下の手順を実行します。GPMC からグループ ポリシー オブジェクト エディタを使用して、GPO の作成、GPO の編集、管理用テンプレート ファイルの読み込みを行います。

[!メモ] 以下の手順では、既に GPMC をインストールしてあることを前提としています。GPMC は、Microsoft ダウンロード センター サイトからダウンロードできます。詳細については、「グループ ポリシー管理コンソール (GPMC) Service Pack 1」を参照してください。Windows Vista を使用している場合、GPMC はオペレーティング システムに統合されています。

グループ ポリシー管理コンソールを起動する

  • [スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をクリックします。次に、[管理ツール] をクリックし、[グループ ポリシーの管理] をクリックします。

グループ ポリシー オブジェクトを作成する

  1. GPMC を開きます。

  2. コンソール ツリーで、GPO を作成するフォレストおよびドメイン内で [グループ ポリシー オブジェクト] を右クリックします。たとえば、[フォレスト名]、[ドメイン]、[ドメイン名]、[グループ ポリシー オブジェクト] に移動します。

  3. [新規作成] をクリックします。

  4. [新しい GPO] ダイアログ ボックスで新しい GPO の名前を指定し、[OK] をクリックします。

グループ ポリシー オブジェクトを編集する

  1. GPMC を開きます。

  2. コンソール ツリーで、編集する GPO が含まれているフォレストおよびドメイン内の [グループ ポリシー オブジェクト] をダブルクリックします。これは [フォレスト名]、[ドメイン]、[ドメイン名]、[グループ ポリシー オブジェクト] にあります。

  3. 変更する GPO を右クリックし、[編集] をクリックします。これにより、グループ ポリシー オブジェクト エディタが開きます。グループ ポリシー オブジェクト エディタ コンソールで、適切に設定を編集します。

    Important重要
    管理用テンプレートのポリシー設定には [説明] のテキストがあります。これは、グループ ポリシー オブジェクト エディタ コンソールの詳細ウィンドウ (右側のウィンドウ) で [拡張] タブをクリックすると表示できます。このテキストは、ポリシー設定をダブルクリックし、ポリシー設定の [プロパティ] ダイアログ ボックスの [拡張] タブをクリックしても表示できます。[説明] のテキストには、ポリシー設定に関する情報が表示されます。
    既定のドメイン ポリシーは編集しないでください。グループ ポリシー設定をドメイン全体に適用する場合は、新しい GPO を作成し、その GPO をドメインにリンクし、その GPO 内で設定を作成します。
    既定のドメイン ポリシーおよび既定のドメイン コントローラ ポリシーは、すべてのドメインの状態にとって重要です。以下の場合を除き、既定のドメイン コントローラ ポリシーや既定のドメイン ポリシー GPO は編集しないでください。
    既定のドメイン ポリシーでアカウント ポリシーを設定することをお勧めします。
    [ユーザーの権利] または [監査ポリシー] を変更する必要があるドメイン コントローラにアプリケーションをインストールする場合は、既定のドメイン コントローラ ポリシーで変更を加える必要があります。
    ローカルの GPO を編集するには、グループ ポリシー オブジェクト エディタを開きます。これを行うには、[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。次に、「gpedit.msc」と入力し、[OK] をクリックします。

管理用テンプレート ファイルを読み込んで Office のポリシー設定を設定する

  1. グループ ポリシー オブジェクト エディタで、[コンピュータの構成] または [ユーザーの構成] ノードの [管理用テンプレート] を右クリックし、[テンプレートの追加と削除] を選択します。GPO に既に追加されている .adm ファイルの一覧が表示されます。

  2. 別の adm ファイルを追加するには、[追加] をクリックします。

    ローカル コンピュータの %SystemRoot%\Inf フォルダにある .adm ファイルの一覧が表示されます。別の場所から .adm ファイルを選択することもできます。

  3. [ポリシー テンプレート] ダイアログ ボックスで追加する 2007 Office system テンプレートを参照します。[開く] をクリックし、[テンプレートの追加と削除] ダイアログ ボックスの [閉じる] をクリックします。

  4. [コンピュータの構成] または [ユーザーの構成] をダブルクリックし、[管理用テンプレート] の下のツリーを展開して Office のポリシー設定を探します。

  5. 詳細ウィンドウ (右側のウィンドウ) でフォルダをダブルクリックし、ポリシー設定をダブルクリックして、[プロパティ] ダイアログ ボックスを開きます。使用する Office のポリシー設定を構成し、[OK] をクリックします。

    [!メモ] そのポリシー設定の [プロパティ] ページの [説明] タブに、その設定に関する情報が表示されます。

  6. GPO を保存します。

グループ ポリシー オブジェクトをリンクする

  1. [グループ ポリシーの管理] を開きます。

  2. コンソール ツリーで、GPO をリンクするサイト、ドメイン、または組織単位を探します。これらはフォレスト名、[ドメイン]、サイトサイト名ドメイン名、または組織単位名の下位にあります。

  3. 既存の GPO をリンクするには、ドメインまたはドメイン内の組織単位を右クリックし、[既存の GPO のリンク] をクリックします。[GPO の選択] ダイアログ ボックスで、リンクする GPO をクリックし、[OK] をクリックします。

    または

    新しい GPO をリンクするには、ドメインまたはドメイン内の組織単位を右クリックし、[ここで GPO を作成してリンクする] をクリックします。[名前] ボックスに新しい GPO の名前を入力し、[OK] をクリックします。

    [!メモ] 既存の GPO をサイト、ドメイン、または組織単位にリンクするには、そのサイト、ドメイン、または組織単位における GPO のリンク権限が必要です。既定では、Domain Administrators および Enterprise Administrators のみがドメインと組織単位に対してこの権限を持ち、フォレスト ルート ドメインの Enterprise Administrators および Domain Administrators のみがサイトに対してこの権限を持ちます。
    GPO を作成してリンクするには、リンクするドメインまたは組織単位における GPO のリンク権限が必要です。また、そのドメインで GPO を作成する権限が必要です。既定では、Domain Administrators、Enterprise Administrators、および Group Policy Creator Owners のみが GPO を作成する権限を持ちます。
    [ここで GPO を作成してリンクする] オプションは、サイトに対しては使用できません。どのドメインで GPO を作成するかが明確でないためです。ユーザーはまず、フォレスト内の任意のドメインで GPO を作成してから、[既存の GPO のリンク] オプションを使用して GPO をサイトにリンクする必要があります。

GPMC の使用の詳細については、「ステップバイステップ ガイド : グループ ポリシー管理コンソールの使用」と、Microsoft TechNet Web サイトで「Group Policy Management (英語)」のオンライン ヘルプを参照してください。

ローカルの、ドメインに属さないコンピュータに対して 2007 Office system ポリシー設定を設定する場合は、gpedit.msc コンソールを使用して、グループ ポリシー オブジェクト エディタをコマンド ラインから MMC スナップインとして開き、ローカル GPO を編集することができます。

コマンド ラインからグループ ポリシー オブジェクト エディタを開く

  • [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。次に、「gpedit.msc」と入力し、[OK] をクリックします。

    [!メモ] 別のコンピュータ (この例では Computer1) 上のローカル GPO を編集するには、コマンド プロンプトで「gpedit.msc /gpcomputer:"Computer1"」のように入力します。

グループ ポリシーの設定の詳細については、「ステップバイステップ ガイド : Windows Server 2003 のグループ ポリシー機能」を参照してください。

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入手可能なドキュメントの詳細な一覧については、「2007 Office リソース キットのダウンロード可能なブック」を参照してください。