Project Server 2010 のセキュリティを管理する

 

適用先: Project Server 2010

トピックの最終更新日: 2011-11-18

Microsoft Project Server 2010 のセキュリティはユーザー、グループ、およびカテゴリに基づいています。グループには、同じデータ セットに、同じ方法でアクセスする必要があるユーザーのセットが含まれます。カテゴリでは、定義したパラメーターに基づいてプロジェクトとリソースにアクセスできます。

組織内のユーザーがアクセスする必要がある Project Server の領域に基づいて共通のニーズを識別してグループを定義します。グループを定義した後、グループにユーザーを追加し、そのグループにアクセス権を付与します。グループに割り当てられたアクセス権は、そのグループに含まれるすべてのユーザーに適用されます。グループを使用して Project Server へのアクセスを制御することによって、セキュリティ管理が容易になります。

Active Directory グループのメンバーシップに基づくグループに Project Server ユーザーを自動的に追加したり、このグループから削除したりできます。このことは、Active Directory の同期機能を使用して Project Server 2010 で構成できます。詳細については、「Project Server 2010 のセキュリティ グループと Active Directory との同期を管理する」を参照してください。

ユーザーは、組織内での役割とアクセスの要件に従って、複数のグループに属することができます。Project Server 2010 をインストールすると、既定で複数のグループが作成され、各グループには定義済みのカテゴリとアクセス権のセットが割り当てられます。詳細については、「Project Server 2010 のセキュリティ グループを管理する」を参照してください。

管理者は、通常、ユーザー アカウントを組み込みのグループのいずれかに追加するか、新しいグループを作成してそのグループに特定のアクセス権を割り当てることによって、アクセス権を割り当てます。

Project Server 権限の一覧については、「Microsoft Office Project Server 2010 category permissions」および「Microsoft Project Server 2010 global permissions」を参照してください。

Project Server でセキュリティーを管理するための以下の作業は、次のコンポーネントに対して実行されます。