Project Server 2013 でプロジェクト管理要件を決定する

 

適用先:Project Server 2013

トピックの最終更新日:2015-03-09

概要: エンタープライズ プロジェクト管理、タイムシート、および需要管理のシナリオでの Project Server 2013 の機能の使用について説明します。

組織におけるプロジェクト管理のニーズと要件を確認することが重要です。構成は、組織が実行する作業の種類と、時間管理、共同作業、またはポートフォリオ管理に Project Server 2013を使用するかどうかによって異なります。組織における典型的なプロジェクトを特性付けたら、サポートする必要がある Project Server のシナリオを決定します。

プロジェクト管理の要件を決定し終えたら、「Project Server 2013 でパフォーマンスと容量を計画する」を参照して、Project Server インフラストラクチャのハードウェア要件を決定してください。

組織におけるプロジェクトの特性を理解すると、Project Server 2013の構成を計画できます。以下のような特性は、構成に大きな影響を与えます。

  • 特定の時点において組織が管理しているプロジェクトの数。

  • プロジェクトの規模。これは、プロジェクトに含まれるタスクおよび割り当ての数に応じて変わります。

  • プロジェクトを完了するまでに必要な期間。

  • プロジェクトでタスクを割り当てられるチーム メンバーの数。

ほとんどの組織では、規模と期間が異なるプロジェクトを管理していますが、その範囲は、組織の規模に応じた機能と、行っている仕事の種類によって決まります。たとえば、大規模なコンサルティング会社では、10 個のタスクが含まれ、期間は 2 週間である小規模なプロジェクトから、1,500 個のタスクが含まれ、期間は 1 年以上に及ぶ大規模なプロジェクトまで、数千個のプロジェクトを管理していることが考えられます。

一般的な組織は、小規模、中規模、または大規模の数多くのプロジェクトを管理しています。計画においては、組織で最も頻繁に管理している種類のプロジェクトを適切にサポートできるようにしてください。

プロジェクト管理のニーズと要件は、組織が行っている仕事の種類によって異なります。構成の計画プロセスの一部として、サポートする必要があるシナリオを確認します。たとえば、Project Server 2013を使用すると、以下のような種類のシナリオをサポートできます。

  • エンタープライズ プロジェクト管理

  • 時間管理

  • 需要管理

Project Server 2013のエンタープライズ プロジェクト管理シナリオは、プロジェクト マネジメント オフィス (PMO) によるトップダウンの計画に重点を置く大規模な組織に適用されます。このシナリオは、製品開発および製造市場で、より多く見られます。次のような特徴があります。

  • 大規模なプロジェクトの数は少なく、通常関連性がある

  • PMO に重点を置いている

  • Project Professional 2013 の使用が広範にわたる

  • 作業時間の管理の利用

このような展開を行う場合の重要な考慮事項として、以下のものがあります。

  • 管理の詳細レベル

  • レベル付けをプロセスとして使用する

  • 容量の優先度を決定する方法

  • スキル管理を使用する方法

このシナリオでは、クライアントの利用率は以下のようになります。

 

クライアント アプリケーション 利用率

Project Professional 2013

Project Web App

このシナリオでは、サーバーの利用率は以下のようになります。

 

Project Web App の機能 利用率

作業時間の管理

プログラム

タイムシート

ポートフォリオ管理

マスター プロジェクト

プロジェクト ワークスペース

リスク管理

懸念事項管理

ドキュメント管理

リソース管理

タスク管理

Project Server 2013の専門サービス/タイムシート展開シナリオは、Project Server 2013を使用して主に時間を取得して報告する大組織に適用できます。このシナリオでは、従業員と請負先は、Project Server 2013 タイムシート機能を使用して、特定の期間中のタスクに費やした時間を提出します。このシナリオには、次のような特徴があります。

  • Project Professional 2013の使用が最小限である

  • 時間と材料の請求に使用する

  • タスクが比較的少ないプロジェクトの数が多い

  • 予測可能な使用率のピーク時が Project Web App でスケジュールされたタイムシートのエントリに対応する

このシナリオをサポートする組織は、一般的に Project Professional 2013機能の制限されたセットを使用し、タイムシートを使って情報を取得することで、時間とコストを管理します。このシナリオでは拡張性の問題が生じます。これは、大量のタイムシートが短時間内に提出されると、システム リソースに非常に大きい負荷がかかるためです。

このような展開を行う場合の重要な考慮事項として、以下のものがあります。

  • どの時間の分類を使用するか

  • どの期間を使用するか

  • カレンダーと残業時間のセットアップ

  • どの会計期間を使用するか

  • コスト データのソース

  • ユーザー設定フィールドの構成 - プロセス管理用ユーザー設定フィールドまたはレポート用ユーザー設定フィールド

  • 通貨の構成

  • 監査

他に、組織内で使用されるプロセスによって以下の要素も影響を受けることがあります。

  • 利用率の種類

  • どのプロジェクト更新サイクルを使用するか

  • どのレポート サイクルを使用するか

このシナリオでは、クライアントの利用率は以下のようになります。

 

クライアント アプリケーション 利用率

Project Professional 2013

Project Web App

このシナリオでは、サーバーの利用率は以下のようになります。

 

Project Web App の機能 利用率

作業時間の管理

プログラム

タイムシート

ポートフォリオ管理

マスター プロジェクト

プロジェクト ワークスペース

リスク管理

懸念事項管理

ドキュメント管理

リソース管理

タスク管理

Project Server 2013の需要管理展開シナリオは、Project Server 2013を使用してプロジェクト ポートフォリオを管理する中規模から大規模の組織に適用できます。これらの組織には、通常、以下の特徴があります。

  • 多数の割り当てを含むプロジェクトが多い

  • プロジェクト管理者の割合が高い

  • Project Professional 2013を頻繁に使用する

このシナリオをサポートする組織は、一般的にさまざまな Project Server 2013の機能を使用します。これには、タイムシート、ドキュメント ライブラリ、懸念事項、リスク、エンタープライズ グローバル テンプレート、およびエンタープライズ リソース共有元が含まれます。

このシナリオを適用できる組織は、同じ LAN で 1 つの物理的な場所をすべてのユーザーが共有している、中規模の組織 (または大組織内の 1 部署)、またはユーザーが複数の異なる物理的な場所で働いている大組織です。

これらの組織は、Project Professional 2013 および Project Web Appを日常的に使用し、プロジェクトを Project Server 2013 データベースに発行するか更新し、Project Web App を使用して割り当ての表示、実績作業時間の報告、およびドキュメント、懸念事項、およびリスクへのアクセスを行います。さらに、これらの組織はオンライン分析処理 (OLAP) キューブを毎週作成します。

このような展開を行う場合の重要な考慮事項として、以下のものがあります。

  • 管理するリソース データのレベル

  • どのようなプロジェクト指定プロセスを使用するか

  • どのような確認プロセスを使用するか

  • どのレポート サイクルを使用するか

  • ワークフローの要件

  • どのような作業を管理するか

  • だれがこのプロセスを管理するか

  • どの需要が取得されるか

このシナリオでは、クライアントの利用率は以下のようになります。

 

クライアント アプリケーション 利用率

Project Professional 2013

Project Web App

このシナリオでは、サーバーの利用率は以下のようになります。

 

Project Web App の機能 利用率

作業時間の管理

タイムシート

ポートフォリオ管理

プログラム

管理用プロジェクト

グループ作業

ドキュメント管理

リスク管理

懸念事項管理

リソース管理

プロジェクト ワークスペース サイト

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