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Information Rights Management : Stsadm プロパティ (Office SharePoint Server)

Information Rights Management (IRM) を使用すると、コンテンツ作成者はドキュメントを制御したり、保護したりすることができます。権限が管理されたドキュメントの内容は暗号化され、ユーザーに対して制限を適用する発行ライセンスが提供されます。これらの制限は、ユーザーのアクセス許可レベルに応じて異なります。IRM Stsadm プロパティを使用する場合、ユーザーは、Windows Rights Management Services (RMS) と他の権限管理プラットフォームのどちらを使用するかを選択し、RMS サーバーの場所を設定して、Active Directory に保存されている RMS サーバーの URL の場所を使用します。Information Rights Management の詳細については、「Information Rights Management を計画する」を参照してください。

Information Rights Management プロパティは、setpropertygetproperty 操作の一部です。setproperty 操作の構文は次のとおりです。

stsadm -o setproperty

-propertyname <プロパティ名>

-propertyvalue <プロパティ値>

[-url] <URL>

getproperty 操作の構文は次のとおりです。

stsadm -o getproperty

-propertyname <プロパティ名>

[-url] <URL>

注意

-propertyname の代わりに -pn を、-propertyvalue の代わりに -pv を使用できます。

次の表に、Information Rights Management プロパティを示します。

プロパティ名 説明

Irmrmscertserver

Rights Management Services サーバーの場所を指定します。

Irmrmsusead

管理者が手動で指定する Windows RMS の場所ではなく、Active Directory に格納されている RMS サーバーの場所を、Microsoft Office SharePoint Server 2007 が使用するように指定します。

Irmaddinsenabled

Windows Rights Management Server 以外の権限管理プラットフォームを指定します。他の権限管理プラットフォームではなく、Windows RMS サーバーを使用する場合は、Irmrmsenabled 操作を使用します。

Irmrmsenabled

他の権限管理プラットフォームではなく、Windows RMS インフラストラクチャをサーバーで使用するかどうかを制御します。Windows RMS を使用しない場合は、Irmaddinsenabled 操作を使用します。