Irmaddinsenabled : Stsadm プロパティ (Office SharePoint Server)
説明
Windows Rights Management Server 以外の権限管理プラットフォームを指定します。他の権限管理プラットフォームではなく、Windows RMS を使用する場合は、irmrmsenabled 操作を使用します。IRM プロテクタの詳細については、「Windows SharePoint Services での IRM フレームワーク アーキテクチャ」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=101327&clcid=0x411) を参照してください。
注意
このプロパティは、Stsadm コマンドライン ツールを使用する場合にのみ設定できます。使用できるユーザー インターフェイス設定はありません。
構文
stsadm -o setproperty
-propertyname irmaddinsenabled
-propertyvalue {True | False}
[-url] <https://server_name>
getproperty 操作の構文は次のとおりです。
stsadm -o getproperty
** propertyname irmaddinsenabled**
[-url] <https://server_name>
注意
-propertyname の代わりに -pn を、-propertyvalue の代わりに -pv を使用できます。
プロパティ値
以下の表に使用できる値を示します。
| 値 | 説明 |
|---|---|
propertyname |
プロパティの名前を取得または設定します。 |
propertyvalue |
True : 自律インフラストラクチャの使用を有効にします。 False : 自律インフラストラクチャの使用を無効にします。これは既定の設定です。 |
url |
通常は、Web アプリケーションの URL のパス (形式は http://*server_name*)。 |
例
他の権限管理プラットフォームを使用するようにサーバーを設定するには、次の構文を使用します。
stsadm.exe -o setproperty -pn V2UsedHostHeaderMode -pv false
irmaddinsenabled プロパティの現在の設定を表示するには、次の構文を使用します。
stsadm -o getproperty -pn irmaddinsenabled