Import : Stsadm 操作 (Office SharePoint Server)

操作名 : Import

説明

Microsoft Office SharePoint Server 2007 のインストールからサイトとサブサイトのデータをインポートします。

構文

stsadm -o import

-url <URL 名>

-filename <インポートファイル名>

[-includeusersecurity]

[-haltonwarning]

[-haltonfatalerror]

[-nologfile]

[-updateversions] <1-3>

[-nofilecompression]

[-quiet]

パラメータ

パラメータ 必須/省略可 説明

url

有効な URL ("http://*server_name*" など)

必須

インポートする Web アプリケーションの URL です。

filename

–nofilecompression パラメータを使用する場合、ディレクトリを指定する必要があります。指定しない場合、任意のファイル形式が有効になります。

必須

インポート ファイルの名前です。

includeusersecurity

<なし>

省略可

ユーザーのセキュリティ設定を維持します。

haltonwarning

<なし>

省略可

警告が発生すると、エクスポート処理が停止されます。

haltonfatalerror

<なし>

省略可

エラーが発生すると、エクスポート処理が停止されます。

nologfile

<なし>

省略可

エクスポート ログ ファイルが生成されないようにします。このパラメータが指定されていない場合、import 操作によって、インポート パッケージと同じ場所にインポート ログ ファイルが生成されます。ログ ファイルは統合ログ サービス (ULS) を使用します。

このパラメータを使用することをお勧めします。ただし、パフォーマンス上の理由により、ログ ファイルを生成しなくてもかまいません。

updateversions

以下のいずれかのバージョンです。

  1. 現在のファイルに新しいバージョンを追加する (既定)

  2. ファイルとそのすべてのバージョンを上書きする (削除してから挿入)

  3. インポート先に存在する場合はファイルを無視する

省略可

インポートするファイルが、既にそのサイトに存在する場合の状況を解決する方法を指定します。-updateversions パラメータが存在しない場合、インポート操作では、既定で値 1 が使用されます。

nofilecompression

<なし>

省略可

インポート パッケージでファイルの圧縮を有効または無効にします。インポート パッケージは、-filename パラメータで指定したフォルダに格納されます。パフォーマンス上の理由により、このパラメータを使用することをお勧めします。圧縮を有効にした場合、インポート処理をおよそ 30% 高速化できます。

quiet

<なし>

省略可

表示ウィンドウにインポートの進行状況の情報が出力されないようにします。最終的なインポート状態 ("操作は正常に完了しました") は引き続き表示されます。-quiet パラメータを指定しなかった場合、import 操作では、パッケージをインポートするときにその進行状況情報が表示ウィンドウに出力されます。パフォーマンス上の理由により、このパラメータを使用することをお勧めします。これは、表示ウィンドウのバッファがファイルの書き込みに比べて小さいためです。