Irmrmsenabled : Stsadm プロパティ (Office SharePoint Server)

  • [アーティクル]

説明

サーバーが、他のアクセス権管理プラットフォームの代わりに、Windows RMS インフラストラクチャを使用するかどうかを制御します。Windows RMS を使用しない場合は、Irmaddinsenabled 操作を使用します。

このプロパティは、SharePoint サーバーの全体管理 Web サイトの [Information Rights Management] ページにある [このサーバーでは IRM を使用しない] ユーザー インターフェイス設定に相当します。

構文

stsadm -o setproperty

-propertyname irmrmsenabled

-propertyvalue {True | False}

[-url] <https://server_name>

getproperty 操作の構文は、次のとおりです。

stsadm -o getproperty

**   propertyname irmrmsenabled**

[-url] <https://server_name>

注意

-propertyname の代わりに -pn を、-propertyvalue の代わりに -pv を使用できます。

プロパティの値

以下の表に使用できる値を示します。

値 説明

propertyname

プロパティの名前を取得または設定します。

propertyvalue

  • True : Windows RMS インフラストラクチャの使用を有効にします。これは既定の設定です。

  • False : Windows RMS インフラストラクチャの使用を無効にします。

URL

一般的には、Web アプリケーションの URL のパスを http://*server_name*という形式で指定します。

例

サーバーが、他の権限管理プラットフォームを使用するように設定するには、次の構文を使用します。

stsadm -o setproperty -pn irmrmsenabled -pv false

irmrmsenabled プロパティの現在の設定を表示するには、次の構文を使用します。

stsadm -o getproperty -pn irmrmsenabled