Createsite : Stsadm 操作 (Office SharePoint Server)

操作名 : Createsite

説明

指定されたユーザーをサイト コレクションの所有者および管理者として、指定された URL (Uniform Resource Locator) にサイト コレクションを作成します。

注意

createsite 操作を行っても、新しいコンテンツ データベースは作成されません。新しいサイトと共に新しいコンテンツ データベースを作成する場合は、Createsiteinnewdb 操作を参照してください。

構文

stsadm -o createsite

-url <URL 名>

-owneremail <someone@example.com>

[-ownerlogin <domain\name>]

[-ownername <表示名>]

[-secondaryemail <someone@example.com>]

[-secondarylogin <domain\name>]

[-secondaryname <表示名>]

[-lcid <言語>]

[-sitetemplate <サイト テンプレート>]

[-title <サイト タイトル>]

[-description <サイトの説明>]

[-hostheaderwebapplicationurl <Web アプリケーションの URL>]

[-quota <クォータ テンプレート>]

パラメータ

パラメータ名 (短縮形)

必須/省略可

説明

url

有効な URL 名 (http://サーバー名/明示的な管理対象パス、http://サーバー名/sites
/サイト名など)

必須

サイト コレクションの作成先の URL。URL は、Web アプリケーション上の明示的な管理対象パスか、Web アプリケーション上のワイルドカードを使用した管理対象パスの下のパスである必要があります。

owneremail (oe)

有効な電子メール アドレス (*someoneexample.com* 形式)

必須

サイト所有者の電子メール アドレス。

ownerlogin (ol)

Windows 認証を使用する場合は、"domain\name" のように、ドメイン名で修飾する必要がある有効な Windows ユーザー名。

フォーム認証が構成済みである場合は、*プロバイダ名:ユーザー名*の形式でユーザー ID を指定できます。

ファームで Active Directory のアカウント作成モードが有効になっていない場合、このパラメータは必須です。

ファームで Active Directory のアカウント作成モードが有効になっている場合は、Microsoft Office SharePoint Server 2007 によりサイト コレクションの所有者アカウントが所有者の電子メール アドレスに基づいて Active Directory に自動的に作成されるので、このパラメータは使用しないでください。

サイト所有者のユーザー アカウント。

ownername (on)

有効な名前 ("Joe" など)

省略可

サイト所有者の表示名。

secondaryemail (se)

有効な電子メール アドレス (*someoneexample.com* 形式)

省略可

代理サイト所有者の電子メール アドレス。

secondarylogin (sl)

Windows 認証を使用する場合は、"domain\name" のように、ドメイン名で修飾する必要がある有効な Windows ユーザー名。

フォーム認証を構成している場合は、*プロバイダ名:ユーザー名*の形式でユーザー ID を指定できます。

ファームで Active Directory のアカウント作成モードが有効になっていない場合、このパラメータは必須です。

ファームで Active Directory のアカウント作成モードが有効になっている場合は、Microsoft Office SharePoint Server 2007 によりサイト コレクションの所有者アカウントが所有者の電子メール アドレスに基づいて Active Directory に自動的に作成されるので、このパラメータは使用しないでください。

代理サイト所有者のユーザー アカウント。

secondaryname (sn)

有効な名前 ("Fred" など)

省略可

代理サイト所有者の表示名。

lcid

有効なロケール ID (英語の場合の "1033" など)

省略可

サイトの作成時に使用される言語。

注意

SharePoint テンプレートのインストール言語以外の言語を使用するときは、このパラメータを指定する必要があります。

注意

インストール時に指定された言語以外の言語でサイトを作成する場合は、適切な言語テンプレート パックがインストールされていることを事前に確認してください。

sitetemplate (st)

既定のインストールで使用できる有効な値 :

  • STS#0 : チーム サイト

  • STS#1 : 空のサイト

  • STS#2 : ドキュメント ワークスペース

  • MPS#0 : 一般的な会議ワークスペース

  • MPS#1 : 空の会議ワークスペース

  • MPS#2 : 意思決定の会議ワークスペース

  • MPS#3 : イベントの会議ワークスペース

  • MPS#4 : 複数ページの会議ワークスペース

  • BLOG#0 : ブログ

  • WIKI#0 : Wiki サイト

注意

Addtemplate 操作を使用してセントラル テンプレート ギャラリーにテンプレートを追加する場合は、GLOBAL#番号の形式でテンプレート名を指定する必要があります。番号はテンプレート ID です。

省略可

新しく作成したサイトで使用するテンプレートの種類を指定します。使用するテンプレートを指定していない場合、所有者はサイトを最初に閲覧する際にテンプレートを選択できます。

この値は、name#configuration 形式で指定してください。configuration を指定しない場合は、既定で configuration 0 (STS#0 など) が設定されます。使用可能なテンプレートの一覧をカスタマイズして、作成したテンプレートを含めることができます。カスタム テンプレートの一覧を表示するには、Enumtemplates 操作を使用します。

title (t)

有効なタイトル

注意

タイトルにスペースを含めるには、タイトルを二重引用符で囲む必要があります ("New Site" など)。

省略可

新しいサイト コレクションのタイトル。

最大長は 255 文字です。

description (desc)

有効なテキスト文字列 ("これは説明です" など)

省略可

サイト コレクションの説明。

hostheaderwebapplicationurl (hhurl)

代替アクセスマッピング (AAM) を使用して Web アプリケーションに割り当てられた有効な URL ("http://サーバー名" など)

省略可

hostheaderwebapplicationurl パラメータが存在する場合、url パラメータはホスト名が付いたサイト コレクションの URL、hostheaderwebapplicationurl パラメータはホスト名が付いたサイト コレクションを保持する Web アプリケーションの URL です。

ホスト名が付いたサイト コレクションの詳細については、「Plan for host-named site collections (Windows SharePoint Services)」を参照してください。

quota

有効なクォータ テンプレート名 ("PersonalQuotas" など)

省略可

仮想サーバーに作成されたサイトに適用するクォータ テンプレート。