Workflow-eventdelivery-timeout : Stsadm のプロパティ (Office SharePoint Server)
説明
ワークフロー ジョブがタイムアウトすることなく実行される必要がある時間を指定します。ワークフロー ジョブがタイムアウトした場合は、キューに戻されて再び実行されます。
構文
stsadm -o setproperty
-propertyname workflow-eventdelivery-timeout
-propertyvalue <有効な整数>
[-url] <https://server_name>
getproperty 操作の構文は次のとおりです。
stsadm -o getproperty
** propertyname workflow-eventdelivery-timeout**
[-url] <https://server_name>
注意
-propertyname の代わりに -pn を、-propertyvalue の代わりに -pv を使用できます。
値
以下の表に使用できる値を示します。
名前 | 値 |
---|---|
propertyname |
プロパティの名前を取得または設定します。 |
propertyvalue |
有効な整数。たとえば、値が 5 に設定されている場合、ワークフロー ジョブは 5 分以内に実行される必要があり、実行されない場合はタイムアウトします。タイムアウトしたワークフローはキューに戻されて再度実行されます。 既定値は 5 です。 注意 ワークフローの開始、タスクの完了、またはワークフローの変更を行うために非常に長い処理時間を設定したワークフロー ソリューションを作成する場合は、この値を増やすことを検討してください。ULS ログを表示し、Microsoft SQL Server の ScheduledWorkItems テーブルで、ワークフロー ジョブのタイムアウトについて確認します。ULS ログのフォルダの既定の場所は、Program Files\Common Files\Microsoft Shared\Web server extensions\12\Logs** です。ULS ログ ファイルで、"ワークフロー" または "ワークフロー インフラストラクチャ" を検索キーワードとして使用できます。 |
url |
通常は Web アプリケーションの URL へのパスであり、http://*server_name* という形式を取ります。 |
例
ワークフロー ジョブのタイムアウト値を 10 分に設定するには、次の構文を使用します。
stsadm -o setproperty -pn workflow-eventdelivery-timeout -pv "10"
workflow-eventdelivery-timeout プロパティの現在の設定を表示するには、次の構文を使用します。
stsadm -o getproperty -pn workflow-eventdelivery-timeout