Deletealternatedomain: Stsadm 操作 (Office SharePoint Server)

操作名 : Deletealternatedomain

説明

URL ゾーンから内部 URL を削除します。

この操作は、SharePoint サーバーの全体管理 Web サイトの [代替アクセス マッピング] ページにある [内部 URL の編集] ユーザー インターフェイス設定に相当します。

詳細については、「代替アクセス マッピングを構成する」を参照してください。

構文

stsadm -o deletealternatedomain

-url <有効な URL>

-incomingurl <http://受信した URL>

パラメータ

パラメータ名

必須/省略可能

説明

url

有効な URL (http://サーバー名、https://sharepoint:1234 など)

省略可能

Web アプリケーションの URL です。

Windows SharePoint Services 3.0 では、このパラメータは無視されますが、下位互換性のために保持されています。

incomingurl

有効な URL ("http://sharepoint.courses.contoso.com:1234" など)

必須

削除する内部 URL です。

備考

ゾーンのパブリック URL はゾーンの内部 URL としても機能し、Web アプリケーションには既定のゾーンのパブリック URL が常に存在している必要があるため、既定のゾーンに最後に残った内部 URL を削除することはできません。

Windows SharePoint Services 2.0 では、内部 URL は受信 URL と呼ばれ、パブリック URL は送信 URL と呼ばれていました。

リバース プロキシ サーバーまたはロード バランサでユーザーから https://www.contoso.com として要求を受信し、Windows SharePoint Services 3.0 を実行しているサーバーに http://sharepoint.courses.contoso.com:1234 として転送する場合、管理者は SharePoint Web アプリケーションに対して以下の URL を設定します。

内部 URL: http://sharepoint.courses.contoso.com:1234

パブリック URL: https://www.contoso.com

この例では、https://sharepoint:1234 と http://sharepoint.courses.contoso.com:1234 は既に代替アクセス マッピング (AAM) URL になっており、インターネット ゾーンを使用している Web アプリケーションに割り当てられています。

http://sharepoint.courses.contoso.com:1234 内部 URL を削除するには、以下の構文を使用します。

stsadm -o deletealternatedomain -incomingurl http://sharepoint.courses.contoso.com:1234

内部 URL への変更を確定するには、以下の構文を使用します。

stsadm -o enumalternatedomains -url https://sharepoint:1234

関連項目

概念

Deletezoneurl
Enumalternatedomains