ごみ箱 : Stsadm プロパティ (Office SharePoint Server)

サイトには、既定で、ユーザーが削除したアイテムを復元できるごみ箱があります。これらのアイテムには、リスト アイテム、リスト、フォルダ、およびファイルが含まれます。サイト管理者またはサイトの利用者がこのような種類のアイテムを Web から削除すると、削除されたアイテムはごみ箱に移動し、以下の状況が発生するまでそのまま残ります。

• ユーザーが Web サイトからこれらのアイテムを完全に削除することを決定する。

  または

• 設定された日数が経過したため、アイテムが完全に削除される。この日数は、SharePoint サーバーの全体管理 Web サイトで定義されるスケジュールに基づきます。

ごみ箱のアイテムは復元または削除することができます。ごみ箱から削除されたアイテムは、既定では削除済みデータ バックアップに移動します。削除済みデータ バックアップを使用すると、サイト コレクションの管理者は、2 つ目の削除機能を利用して、アイテムがサイトから完全に削除されるまでの間、削除済みアイテムをより詳細に管理することができます。

既定では、サイト コレクションのごみ箱は有効になっています。このごみ箱は、SharePoint サーバーの全体管理 Web サイトから、サイト コレクション Web アプリケーション レベルで構成されます。このレベルで有効な場合、全体管理に対してフル コントロールのアクセス許可が付与されているユーザーは、以下のタスクを実行できます。

• ごみ箱のアイテムを空にするまで、アイテムを残す期間を指定する。

• 削除済みデータ バックアップを無効にする。

• サイト コレクション内のゴミ箱を完全に無効にする。

ごみ箱のプロパティは、setproperty および getproperty の操作に含まれています。setproperty 操作の構文は以下のとおりです。

stsadm -o setproperty

-propertyname <プロパティ名>

-propertyvalue <プロパティ値>

[-url] <URL>

getproperty 操作の構文は以下のとおりです。

stsadm -o getproperty

-propertyname <プロパティ名>

[-url] <URL>

次の表に、ごみ箱のプロパティを説明します。