復元したサイトの URL の提供によるドキュメントの復旧 (Windows SharePoint Services 3.0)

ドキュメントを復元する障害復旧方法を使用する場合、次の2 つの方法のどちらかを使用して、ドキュメントを復旧できます。

  • ドキュメントを復旧する必要のあるユーザーに、復元したサイトの URL を提供します。

  • ドキュメントを含むサイト コレクションの制御を想定し、ドキュメントを自分で復旧します。

この手順では、最初の方法について説明します。

重要

この手順を完了するためには、ファームの管理者 SharePoint グループのメンバシップが最低限必要です。

復元したサイトの URL の提供によるドキュメントの復旧

ファームの管理者は、サイト コレクションへのアクセス権、権利、または権限を自動的に持つわけではありません。その理由は、ドキュメントを復旧する必要のあるユーザーに新しいサイトの URL を自分で提供することがより実用的である場合があるからです。これにより、ファームの管理者はドキュメントを復旧できます。次の手順を使用して、復旧するドキュメントにアクセスできます。

ドキュメントを復旧するユーザーに復元したサイトの URL を提供することでドキュメントを復旧する

  1. 新しい SharePoint 製品とテクノロジ ファームをインストールします。詳細については、「サーバー ファーム環境に Windows SharePoint Services 3.0 を展開する」を参照してください。

  2. 新しいファームに復旧されるべきドキュメントを含むコンテンツ データベースを復元します。

  3. コンテンツ データベースを復元し、新しいサイトが稼動している場合、ドキュメントを復旧する必要のあるユーザーに新しいサイトの URL を提供します。