ユーザーの数およびユーザーの種類を決定する

この記事の内容 :

  • ユーザーの数を決定する

  • サイト内でのユーザーの操作を確認する

  • ユーザー アクセスの要件を決定する

  • ワークシート

組織のニーズを把握するには、ユーザーについて把握する必要があります。組織内のユーザーの数を確認します。Windows SharePoint Services 3.0 に基づくサイトを、すべてのユーザーが同時に同じ理由で使用するのかを確認します。また、計画する必要がある特別な要件が環境に存在するかどうかを確認します。

ここで示すユーザーに関する質問に答えると、サーバーの容量だけではなく、サイトに組み込む必要がある特別な機能または設定も決定できます。

ユーザーの数を決定する

ユーザーについて把握するには、まず SharePoint サイトを使用するユーザーの数を予測します。以下の点を考慮します。

  • サイトを使用すると予測されるユーザーの合計数

  • サイトを同時に使用すると予測されるユーザーの合計数

  • ワークシートでの作業

サイト内でのユーザーの操作を確認する

次に、SharePoint サイト内でのユーザーの操作を確認します。サイト内の特定の機能セットを使用すると予測されるユーザーの割合を確認します。以下の点を考慮します。

  • 通信 ユーザーがお知らせや予定表を表示したり、それらのリストにアイテムを投稿したりするかどうか。

  • グループ作業   ユーザーがタスク リストまたはディスカッション掲示板でアイテムを追加または変更するかどうか。

  • ドキュメントの保存   ユーザーがドキュメント ライブラリに保存したり、ドキュメントのチェックインおよびチェックアウトを行ったりするかどうか。

  • 検索   ユーザーがサイト内のユーザー、コンテンツ、または情報を検索するかどうか。

  • Third-party and earlier systems integration ユーザーがデータベース内のデータについてクエリを実行して、リストまたは Web パーツ内に表示するかどうか。

ワークシートでの作業

Microsoft® Windows® SharePoint® Services 3 ユーザーおよびユーザーの種類 (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=73270&clcid=0x411) を使用して、サイト内でのユーザーの操作を記録します。

ユーザー アクセスの要件を決定する

次に、ユーザーが必要とする可能性がある特別なアクセス要件を決定します。これらの要件の大部分は、サーバーを構成して認証方法を選択する際に考慮する必要があります。以下の点を考慮します。

  • リモート アクセス   ユーザーがドメイン外からサイトにアクセスする必要があるかどうか。

  • インターネット アクセス   サイトをインターネットに公開する必要があるかどうか。

  • モバイル アクセス   ユーザーが携帯電話などのモバイル デバイスからサイトにアクセスできるようにする必要があるかどうか。

  • オフライン機能   ユーザーがサイトに接続していないときに、コンテンツをオフライン状態にして作業する必要があるかどうか。

  • 匿名ユーザー   ユーザーが匿名でサイトにアクセスできるようにするかどうか。

ワークシートでの作業

Microsoft® Windows® SharePoint® Services 3 ユーザーおよびユーザーの種類 (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=73270&clcid=0x411) を使用して、サイトの特別なアクセス要件を記録します。

ワークシート

ユーザーの数およびユーザーの種類を決定するには、以下のワークシートを使用します。