サイトのパスを決定する (Windows SharePoint Services)

この記事の内容 :

  • 特定のパス

  • 追加のパス

  • ワークシート

特定のパス

Windows SharePoint Services 3.0 では特定のパスを使用して独自の SharePoint サイト コレクションを含めることができます。これはファイル システムでフォルダにファイルやドキュメントを含めるのに似ています。既定では、Web アプリケーションを作成するときに、以下の 2 つのパスが自動的に作成されます。

  • ルート パス (/)   これは、1 つのサイト コレクションを格納できる明示的なインクルードです。たとえば、URL を http://company_name/default.aspx と表示したい場合は、サイト コレクションをこのルート パスに作成します。

  • サイト パス (/sites)   これは、複数のサイト コレクションを格納できるワイルドカード インクルードです。たとえば、/sites パスを使用する場合、Site_A という名前のサイトの URL は http://server_name/sites/Site_A/default.aspx のようになります。

    注意

    /sites パスの名前は、インストール言語によって異なります。

追加のパス

追加のパスを作成して、サイト コレクションをグループ化することもできます。その場合は、サイト コレクションを作成するときに、以下のいずれかを選択できます。

  • Web アプリケーションのルートにサイト コレクションを作成します (ルートにサイト コレクションがまだ作成されていない場合)。

  • /sites パスの下にサイト コレクションを作成します。

  • Web アプリケーションで利用できるように設定された追加のパスの下にサイト コレクションを作成します。

通常、大部分のインストールでは /sites パスで十分です。ただし、以下の場合は他のパスを使用することを検討してください。

  • インストールが複雑で、サイト コレクションの数が膨大になることが予測されるので、類似したサイトをグループ化したい場合。たとえば、すべてのサイトに対して /sites を使用する代わりに、個々のユーザー サイト用に /personal を使用し、グループ作業サイト用に /team を使用します。

  • ファイアウォールまたはルーターにフィルタを追加して、特定の名前空間を内部アクセスのみに制限する場合。たとえば、外部グループ作業に対して /team パスは公開し、/personal は公開しないようにします。

ワークシートでの作業

サイト パス ワークシート (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=72989&clcid=0x411) を使用して、パスの使用に関する決定事項を記録し、SharePoint サイトを整理するために作成する必要があるパスを指定します。

SharePoint サイトに特定のパスを使用することを決定した場合は、展開後にそれらを設定することができます。

ワークシート

サイトのパスを決定するには、以下のワークシートを使用します。