Job-workflow-autoclean : Stsadm プロパティ (Office SharePoint Server)

  • [アーティクル]

説明

ワークフローが完了状態になってからの経過時間がワークフロー テンプレートに指定されている時間を越えたときに、ワークフロー インスタンス データとワークフロー タスク アイテムを削除するためにスキャンを実行する場合は、そのためのタイム スケジュールを指定します。

このプロパティは、完了したワークフローの有効期限値を設定するプロパティではありません。既定値は毎日 1 回です。ただし、値が指定されていない場合は、有効期限値が 60 日になります。

ワークフローの詳細については、「Workflow management : Stsadm プロパティ (Office SharePoint Server)」を参照してください。

注意

このプロパティはコマンド ラインから指定する必要があります。

構文

stsadm -o setproperty

-propertyname job-workflow-autoclean

-propertyvalue <有効な日時の間隔>

[-url <https://server_name>]

getproperty 操作の構文は、以下のとおりです。

stsadm -o getproperty

**   propertyname job-workflow-autoclean**

[-url <https://server_name>]

注意

-propertyname の代わりに -pn を、-propertyvalue の代わりに -pv を使用できます。

プロパティの値

次の表に、使用できる値を示します。

値 説明

propertyname

プロパティの名前を取得または設定します。

propertyvalue

有効な Windows SharePoint Services Timer サービス (SPTimer) スケジュール。次のいずれかのスケジュール形式で指定します。

  • "Every 5 minutes between 0 and 59" (5 分ごとに 0 ～ 59 秒の間)

  • "Hourly between 0 and 59" (毎時 0 ～ 59 分の間)

  • "Daily at 15:00:00" (毎日 15 時)

  • "Weekly between Fri 22:00:00 and Sun 06:00:00" (毎週金曜日 22 時 ～ 日曜日 6 時までの間)

  • "Monthly at 15 15:00:00" (毎月 15 日の 15 時)

  • "Yearly at Jan 1 15:00:00" (毎年 1 月 1 日の 15 時)

url

Web アプリケーションの URL へのパス。"http://*server_name*" の形式で指定します。

例

Web アプリケーション (https://test) のワークフロー データを削除するためのスキャンのタイム スケジュールを設定するには、次の構文を使用します。

stsadm -o setproperty -pn job-workflow-autoclean -pv "daily at 15:00:00" -url https://test

job-workflow-autoclean プロパティの現在の設定を表示するには、次の構文を使用します。

stsadm -o getproperty -pn job-workflow-autoclean -url https://test