機能のインストール規則
SQL Server 2008 セットアップによって、セットアップ操作が完了する前にコンピュータの構成が検証されます。次の表は、システム構成チェッカーの検査パラメータ、およびブロックの問題の解決策を示しています。
検査項目 |
説明 |
ユーザーのアクション |
|---|---|---|
RebootRequiredCheck |
保留中のコンピュータの再起動が必要かどうかを確認します。保留中の再起動を実行すると、セットアップが失敗する場合があります。 |
コンピュータの再起動が必要です。SQL Server をインストールする前に、このコンピュータを再起動する必要があります。 |
OsVersionCheck |
コンピュータがオペレーティング システムのバージョンの最小要件を満たしているかどうかを確認します。 |
オペレーティング システムがこの製品の最小要件を満たしている必要があります。「SQL Server 2008 のインストールに必要なハードウェアおよびソフトウェア」を参照してください。 |
ThreadHasAdminPrivilegeCheck |
SQL Server セットアップを実行しているアカウントがコンピュータに対する管理者特権を持っているかどうかを確認します。 |
SQL Server セットアップを実行しているアカウントがコンピュータに対する管理者特権を持っていることを確認します。 |
WmiServiceStateCheck |
WMI サービスが開始され、コンピュータで実行されているかどうかを確認します。 |
WMI サービスを実行している必要があります。 |
SSMS_IsInternetConnected |
コンピュータが、インターネットに接続されているかどうかを確認します。.NET Framework テクノロジに基づいた SQL Server 管理ツールは起動時に証明書の失効リストを確認する必要があります。 |
コンピュータがインターネットに接続されていることを確認します。 |
FacetDomainControllerCheck |
コンピュータがドメイン コントローラであるかどうかを確認します。ドメイン コントローラ上に SQL Server 2008 をインストールすることはお勧めしません。 |
このコンピュータがドメイン コントローラではないことを確認します。「SQL Server インストールのセキュリティに関する注意点」を参照してください。 |
FacetPowerShellCheck |
Windows PowerShell がインストールされているかどうかを確認します。SQL Server 2008 Express with Advanced Services には、Windows PowerShell が必要です。 |
SQL Server 2008 Express with Advanced Services をインストールする場合は、Windows PowerShell がインストールされていることを確認します。 |
FacetWOW64PlatformCheck |
オペレーティング システム プラットフォームでセットアップ プログラムがサポートされているかどうかを確認します。 |
このルールによって、64 ビット プラットフォームでサポートされていないインストールがブロックされます。「SQL Server 2008 のインストールに必要なハードウェアおよびソフトウェア」を参照してください。 |
PerfMonCounterNotCorruptedCheck |
既存のパフォーマンス カウンタのレジストリ ハイブの一貫性を確認します。 |
パフォーマンス カウンタのレジストリ ハイブに一貫性があることを確認します。 |
SqlUnsupportedProductBlocker |
SQL Server 7.0 または SQL Server 7.0 OLAP Services がインストールされているかどうかを確認します。SQL Server 2008 を SQL Server 7.0 とサイド バイ サイドでインストールすることはできません。 |
SQL Server 7.0 を削除するか、SQL Server 2008 を別のコンピュータにインストールします。 |
BlockCrossLanguageInstall |
セットアップの言語が SQL Server の既存の機能の言語と同じかどうかを確認します。 |
SQL Server の既存のインスタンスと同じ言語バージョンを使用して、SQL Server をアップグレードする必要があります。 |
BlockMixedArchitectureInstall |
インストールする機能が、指定したインスタンスと同じ CPU アーキテクチャかどうかを確認します。 |
インストールやアップグレードには、変更する SQL Server インスタンスのアーキテクチャと一致する SQL Server のインストール メディアを使用する必要があります。 |
RS_DoesCatalogExist |
カタログ データベース ファイルが存在するかどうかを確認します。 |
ファイルの名前変更、移動、または削除を実行します。 |
RS_DoesCatalogTempDBExist |
カタログの一時データベース ファイルが存在するかどうかを確認します。 |
ファイルの名前変更、移動、または削除を実行します。 |
StandaloneInstall_HasClusteredOrPreparedInstanceCheck |
クラスタ ノードにある既存のクラスタ化準備済みインスタンスまたはクラスタ化済みインスタンスによって、選択したインスタンス名が既に使用されているかどうかを確認します。 |
選択したインスタンス名は、既に使用されているため、使用できません。別の SQL Server インスタンス名を指定してください。 |
Microsoft Visual Studio 2008 の以前のリリース |
Visual Studio 2008 が以前のリリースか、または SP1 にアップグレードされているかどうかを確認します。 |
SQL Server 2008 をインストールする前に Visual Studio 2008 SP1 にアップグレードする必要があります。 |