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手順 1 : WSUS 3.0 のインストール要件を確認する

このガイドでは、WSUS 3.0 のインストール方法について説明します。Windows Server 2003 Service Pack 1 および Windows Server® 2008 オペレーティング システムにおける WSUS 3.0 のソフトウェア要件とサポートされているプラットフォームについては、リリース ノート (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=71220) を参照してください。

Windows Server 2003 Service Pack 1 に WSUS 3.0 をインストールするためのソフトウェア要件

Windows Server 2003 Service Pack 1 に WSUS 3.0 をインストールするには、使用するコンピュータに次のものがインストールされている必要があります。インストール完了時に、これらのいずれかの更新プログラムによりサーバーを再起動する必要がある場合は、サーバーを再起動してから WSUS 3.0 をインストールしてください。

  • Microsoft インターネット インフォメーション サービス (IIS) 6.0。
  • Background Intelligent Transfer Service (BITS) 2.0 および WinHTTP 5.1 の更新プログラム (Windows Server 2003)。このソフトウェアをダウンロードするには、ダウンロード センター (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=47251) にアクセスしてください。
  • Microsoft .NET Framework Version 2.0 再頒布可能パッケージ (x86)。このソフトウェアをダウンロードするには、ダウンロード センター (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=68935) にアクセスしてください (64 ビット プラットフォームの場合は、ダウンロード センターの 64 ビット用のページ (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=70637) にアクセスしてください)。
  • Microsoft Report Viewer 2005 再頒布可能パッケージ。このソフトウェアを入手するには、ダウンロード センター (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=70410) にアクセスしてください。
  • Windows Server 2003 用 Microsoft 管理コンソール 3.0 (KB907265)。このソフトウェアをダウンロードするには、ダウンロード センター (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=70412) にアクセスしてください (64 ビット プラットフォームの場合は、ダウンロード センターの 64 ビット用のページ (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=70638) にアクセスしてください)。

Windows Server 2008 に WSUS 3.0 をインストールするためのソフトウェア要件

Windows Server 2008 に WSUS 3.0 をインストールするには、使用するコンピュータに次のものがインストールされている必要があります。インストール完了時に、これらのいずれかの更新プログラムによりサーバーの再起動が必要な場合は、サーバーを再起動してから WSUS 3.0 をインストールしてください。

  • Microsoft インターネット インフォメーション サービス (IIS) 7.0。次のコンポーネントが有効になっていることを確認してください。
    • Windows 認証
    • ASP.NET
    • 6.0 管理互換
    • IIS メタベース互換
  • Microsoft Report Viewer 2005 再頒布可能パッケージ。このソフトウェアをダウンロードするには、ダウンロード センター (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=70410) にアクセスしてください。
  • Microsoft SQL Server™ 2005 Service Pack 1。このソフトウェアをダウンロードするには、ダウンロード センター (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=66143) にアクセスしてください。

.NET Framework 2.0 と BITS 2.0 の更新プログラムは、Windows Server 2008 オペレーティング システムの一部として含まれています。

ディスク要件と推奨事項

WSUS 3.0 をインストールするには、サーバーのファイル システムが次の要件を満たしている必要があります。

  • システム パーティションと WSUS 3.0 をインストールするパーティションは両方とも、NTFS ファイル システムでフォーマットされている必要があります。
  • システム パーティションには 1 GB 以上の空き領域があることをお勧めします。
  • WSUS がコンテンツを保存するボリュームには 20 GB 以上の空き領域が必要です。推奨は 30 GB です。
  • WSUS セットアップが Windows® Internal Database をインストールするボリュームには 2 GB 以上の空き領域があることをお勧めします。

コンソールのみをインストールする場合の要件

WSUS 3.0 では、WSUS サーバーとは別にリモート システムに WSUS 管理コンソールをインストールできるようになりました。コンソールのみのインストールは、次のオペレーティング システム上で実行できます。

  • Windows Server® 2008
  • Windows Vista®
  • Windows Server 2003 Service Pack 1
  • Windows XP Service Pack 2

コンソールのみをインストールする場合のソフトウェア要件は次のとおりです。

自動更新の要件

自動更新は、WSUS 3.0 のクライアント コンポーネントです。自動更新には、ネットワークに接続されていること以外に、ハードウェア要件はありません。次のどのオペレーティング システムを実行しているコンピュータでも、WSUS 3.0 と共に自動更新を使用できます。

  • Windows Vista.
  • Windows Server® 2008.
  • Microsoft Windows® Server 2003 (すべてのバージョンとサービス パック)。
  • Microsoft Windows XP Professional Service Pack 1 または Service Pack 2。
  • Microsoft Windows 2000 Professional Service Pack 4、Windows 2000 Server Service Pack 4、または Windows 2000 Advanced Server Service Pack 4。

アクセス許可

指定のディレクトリに対する次のディスク アクセス許可が、指定のユーザーに付与されている必要があります。

  1. 組み込みグループ Users または NT Authority\Network Service アカウント (Windows Server 2003 上) のいずれかが、WSUS コンテンツ ディレクトリが存在するドライブ上のルート フォルダに対する読み取りアクセス許可を持っていなければなりません。この読み取りアクセス許可がないと、BITS のダウンロードは失敗します。
  2. NT Authority\Network Service アカウントは、WSUS コンテンツ ディレクトリ (通常は <SystemDriver>:WSUS\WsusContent) に対する "フル コントロール" アクセス許可を持っていなければなりません。このアクセス許可は、ディレクトリの作成時に WSUS サーバー セットアップによって設定されますが、一部のセキュリティ ソフトウェアは、このアクセス許可をリセットすることがあります。この読み取りアクセス許可がないと、BITS のダウンロードは失敗します。
  3. WSUS 管理スナップインが正常に表示されるようにするには、NT Authority\Network Service アカウントが、次のフォルダに対する "フル コントロール" アクセス許可を持っていなければなりません。
    • %windir%\Microsoft .NET\Framework\v2.0.50727\Temporary ASP.NET Files
    • %windir%\Temp

アクセス許可の設定の詳細については、「DCPROMO 実行時に一部の IIS フォルダのアクセス許可が保持されない」 (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=76332) を参照してください。