データベースの管理

WSUS データベースは、以下の種類の情報が格納される WSUS の必須コンポーネントであり、セットアップ時に構成されます。

  • WSUS サーバー構成情報

  • 各更新プログラムが何に関して有用なのかを示すメタデータ

    • 注 :   実際の更新ファイルだけでなく、メタデータも Microsoft Update で提供される更新プログラムの一部です。更新ファイルは、Microsoft Update、または WSUS サーバーのいずれかに個別に格納されます。詳細については、「更新プログラムの格納場所の指定」を参照してください。
  • クライアント コンピュータ、更新プログラム、およびクライアントと更新プログラムの相互作用についての情報

サーバーとネットワークの構成に応じて、WSUS インストールでは、MSDE、WMSDE、または SQL Server 2000 データベースを実行します。WSUS インストール時のデータベース オプションの詳細については、Microsoft Windows Server Update Services 展開ガイド (https://www.microsoft.com/japan/technet/prodtechnol/windowsserver2003/library/wsus/wsusdeploymentguidetc/ace052df-74e7-4d6a-b5d4-f7911bb06b40.mspx) の「WSUS に使用するデータベースを選択する」を参照してください。

次の表は、場合によっては通常操作の一部として実行する必要がある、展開以外のタスクです。

オプションで行う可能性のあるデータベース管理タスク
データベース タスク
MSDE - 2 GB の上限に到達したら、データベースの容量を増やします。詳細については、「[コマンド ラインからの WSUS の管理](https://www.microsoft.com/japan/technet/prodtechnol/windowsserver2003/library/wsus/wsusoperationsguidetc/2686bd2b-910a-479b-961e-cea2a2028024.mspx)」を参照してください。 - バックアップと復元を行います。詳細については、「[Windows Server Update Services のバックアップ](https://www.microsoft.com/japan/technet/prodtechnol/windowsserver2003/library/wsus/wsusoperationsguidetc/c0f1a661-eb48-4156-81a2-267d846f844f.mspx)」を参照してください。 - MSDE から SQL Server 2000 にデータベースをアップグレードする場合など、データを SQL Server 2000 データベースに移動します。
WMSDE - バックアップと復元を行います。詳細については、「[Windows Server Update Services のバックアップ](https://www.microsoft.com/japan/technet/prodtechnol/windowsserver2003/library/wsus/wsusoperationsguidetc/c0f1a661-eb48-4156-81a2-267d846f844f.mspx)」を参照してください。 - データを SQL Server 2000 データベースに移動します。たとえば、WMSDE から SQL Server 2000 にデータベースをアップグレードする場合など。
SQL Server 2000 - バックアップと復元を行います。 - データを別の SQL Server 2000 データベースに移動します。たとえば、WSUS を別のサーバーに移動し、再びそのデータベースに対して SQL Server 2000 を使用する場合など。
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