Internet Explorer 5.5 SP2 のインストールパッケージを作成する

このページの手順では、Internet Explorer 5.5 SP2 のインストールパッケージを Internet Explorer 管理者キット 5.5 (IEAK5.5) を利用して作成します。

トピック

IEAK5.5 のインストールの前に
IEAK5.5 の入手とインストール
インストールパッケージの作成
インストールパッケージの配布
クライアントインストール時の注意点

IEAK5.5 のインストールの前に

IEAK5.5 をインストールパッケージ作成用コンピュータにインストールするにはインストール先のコンピュータにあらかじめ Internet Explorer 5.5 がインストールされている必要があります。Internet Explorer 5.5 がインストールされていない場合、IEAK5.5 をインストールしようとしても下図のようなダイアログが表示され、インストールできませんので注意してください。

画面 1: Microsoft Internet Explorer 管理者キット 5.5

IEAK5.5 をインストールしたいコンピュータに Internet Explorer 5.5 がインストールされていない場合、下記サイトから Internet Explorer 5.5 をインストールしてください。
https://www.microsoft.com/downloads/

(参考)

上記サイトからインストールできる Internet Explorer 5.5 SP2 は IEAK5.5 の動作必要条件を満たします。

IEAK5.5 の入手とインストール

下記サイトから IEAK5.5 のインストールプログラムをダウンロードしてください。

https://www.microsoft.com/japan/ieak/downloads/ieak55/

ダウンロードされた、IEAK5.exe を実行すると次図のようなダイアログが表示されますので「はい」を選択します。

画面 2: Internet Explorer 管理者キット 5.5 のインストール

使用許諾契約書の画面が表示されますので、内容を確認後「はい」を選択します。

画面 3: 使用許諾契約

この画面では IEAK5.5 のインストール先フォルダ名を入力して「OK」を押します。

画面 4: インストール先のフォルダを選択

このダイアログが表示されたら IEAK5.5 のインストールは完了です。

画面 5: インストール完了

インストールパッケージの作成

IEAK5.5 のインストールが完了しましたら、IE のセットアップイメージの作成に移ります。「スタートメニュー」から「プログラム」-「Microsoft IEAK 5.5」から「Internet Explorer カスタマイズ ウィザード」を選択して実行します。カスタマイズ ウィザードを実行すると下図のようなダイアログが表示されますので「次へ」を押します。

画面 6: カスタマイズ ウィザード

続いて「次へ」を押します。

画面 7: 段階 1

この画面にて会社名と「カスタムコード」を入力します。初めて IEAK5.5 を利用される方は「カスタムコードの入手」ボタンを押して該当の Web ページへアクセスし「企業内管理者」のカスタムコードを取得してください。

画面 8: 会社名とカスタムコード

Internet Explorer 5.5 SP2 のインストールパッケージを保存するフォルダ名を入力し、「次へ」を押します。

画面 9: ファイルの場所

ブラウザの言語選択ダイアログが表示されます。標準で選択されている「日本語」のまま「次へ」を押してください。

画面 10: 言語の選択

Internet Explorer 5.5 SP2 の配布に利用するメディア (配布形式) を選択します。複数の種類の配布形式を一度に作成することが可能です。ここでは、もっとも簡単な配布方法である「CD-ROM」、および「フラット」(ファイルサーバー経由のインストール用) の配布形式を作成するようチェックし「次へ」を押します。必要に応じてどちらか片方でもかまいません。

画面 11: メディアの選択

機能の選択ダイアログが表示されますが「すべてクリア」を選択し、リスト内の項目のチャックボックスをすべて「オフ」にします。つづいて、「次へ」を押します。

画面 12: 機能の選択

「次へ」を押します。

画面 13: セットアップ パラメータのカスタマイズ

ダウンロード元のサイトを選択します。

画面 14: ダウンロード サイト

クライアントのセキュリティ設定の状態によっては下図の「セキュリティ警告」の画面が表示されます。表示された場合は、「はい」を押してください。この後、いくつかの場面で同様のセキュリティ警告画面が表示されますが、「Microsoft Corporation からの内容を常に信頼」を選択することで、その後の警告ダイアログの表示を行わないようにすることもできます。

画面 15: セキュリティ警告

自動バージョン同期の画面が表示されます。ここでは「すべて同期」を押してインターネットから最新の Internet Explorer 5.5 SP2 のコンポーネントをダウンロードします。

画面 16: 自動バージョン同期

前述のとおり、クライアントの設定によっては「セキュリティ警告」画面がダウンロードされるコンポーネント毎に表示される場合がありますので「はい」を押します。

画面 17: セキュリティ警告

ダウンロードが完了すると「バージョン」が表示され、赤い丸のアイコンから緑のチェックアイコンに更新されます。下図のように、すべての同期が完了していることを確認した後、「次へ」を押します。

画面 18: 自動バージョン同期

「次へ」を押します。

画面 19: ウィザードの完了

ウィザードの完了とともにカスタムパッケージファイルの生成と圧縮が実行されます。

画面 20: カスタム パッケージ ファイルの生成と圧縮

この画面が表示されたら、配布メディアの作成の完了です。

画面 21: カスタマイズした IE の作成

インストールパッケージの配布

インストールパッケージは指定したフォルダの下に、以下のフォルダ名で保存されています。

クライアントインストール時の注意点

クライアントへのインストール時には「標準インストール」を選択してください。「カスタマイズ」を選択した場合、選択内容によってはセキュリティ更新モジュールがインストールされない場合があります。なお、Windows 2000 へのインストール時にはこの画面は表示されませんが、セキュリティ更新モジュールが含まれるため問題ありません。