クライアント ログ ファイルを構成する方法
適用対象: Application Virtualization
次の手順に従うと、Application Virtualization (App-V) Client のログ ファイルを構成できます。
ログ ファイルの場所を変更するには
次のレジストリ キーの値を編集して、ログ ファイルの新しいパスを指定します。この値を変更したら、[sftlist] サービスを再起動する必要があります。インストール後は、場所を対話的に変更することもできます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\SoftGrid\4.5\Client\Configuration\LogFileName
ログ レポート レベルを変更するには
既定では、ログに書き込まれるメッセージの種類には、重要度レベル 4 (情報メッセージ) 以上のすべてのイベントが含まれます。重要度レベルは、次のキー値に格納されます。このキー値を 5 に設定すると、詳細なログが有効になります。詳細なログは、トラブルシューティングの間の短期間のみ使用してください。大量のメッセージを生成するため、ログ ファイルが直ぐにいっぱいになります。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\SoftGrid\4.5\Client\Configuration\LogMinSeverity
ログのサイズを変更するには
Application Virtualization (App-V) 4.5 では、ログのサイズは次のレジストリ キーの値で制御されます。既定値は 256 MB で、ログがリセットされるまで増大できる最大値を MB 単位で定義します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\SoftGrid\4.5\Client\Configuration\LogMaxSize
注意
ログ ファイルが確実にリセットされるように、レジストリ キーの値は 0 よりも大きい値に設定する必要があります。
バックアップ コピーの数を変更するには
ログ ファイルが最大サイズに達すると、次にログへの書き込みが発生した時点で強制的にリセットされます。リセットにより新しいログ ファイルが作成され、古いファイルはバックアップとして名前が変更されます。次のレジストリ設定は、ログ ファイルのリセット時に保持されるログ ファイルのバックアップ コピーの数を制御します。既定値は 4 です。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\SoftGrid\4.5\Client\Configuration\LogRolloverCount
バックアップ ログ ファイル名の形式は次のとおりです。[sftlog_YYYYMMDD_hhmmss-uuu.txt] で、協定世界時 (UTC) で表したリセット時刻に基づきます。次の表は、ファイル名を作成するのに使用する記号とその説明を一覧で示します。
記号 説明 YYYY
4 桁の年
MM
2 桁の月 (01-12)
DD
2 桁の月の日 (01-31)
hh
時 (00-23)
mm
分 (00-59)
ss
秒 (00-59)
uuu
ミリ秒 (000–999)
参照:
その他のリソース
コマンド ラインを使用して App-V Client レジストリ設定を構成する方法
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