Application Virtualization 用語集
適用対象: Application Virtualization
用語 | 定義 |
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アクティブ アップグレード |
現在アプリケーションを実行中のユーザーに影響を及ぼすことなく、アプリケーションの新しいバージョンを App-V Management Server または Streaming Server に追加可能なアップグレード。 |
Application Source Root |
HREF 要素 (ソースの場所など) の OSD CODEBASE を上書きすることができるレジストリ キーへの参照。このレジストリ値を使用すると、管理者または ESD システムは、計画されたトポロジ管理方式に従ってアプリケーションの読み込みを確実に実行できます。 |
Application Virtualization ドライブ |
シーケンスされたアプリケーションの実行元となる既定の仮想アプリケーション クライアント ドライブ (Q:\)。 |
Application Virtualization レポート |
データ分析用に収集された仮想アプリケーション情報。データがカスタム ビューおよび解釈のアセンブリ用に収集されます。 |
AutoLoad 構成パラメータ |
仮想化アプリケーションのセカンダリ機能ブロックをバックグラウンドでクライアントに自動的にストリームできるようにするクライアント ランタイム ポリシー構成パラメータ。 |
パッケージの分岐 |
既存のシーケンスされたアプリケーション パッケージをアップグレードして、元のシーケンスされたアプリケーションパッケージと同列に並べて実行する。 |
Dynamic Suite Composition |
仮想アプリケーション パッケージが依存プラグインまたはミドルウェア パッケージによる仮想環境の使用を許可できるようにする Application Virtualization 機能。この機能は、プラグインとミドルウェアの各パッケージでプライマリ パッケージのレジストリ設定を使用できるようにします。これにより、これらのパッケージが 1 台のコンピュータのローカルにインストールされているかのように動作し、相互に連動します。 |
ICO ファイル |
シーケンスされたアプリケーションを起動するために使用するクライアントのデスクトップ上にあるアイコンのファイル。 |
Icon Source Root |
公開時にシーケンスされたアプリケーション パッケージのアイコン取得用にソースの場所を指定できるようにするレジストリ キーへの参照。Icon Source Root は UNC (URL ではない) フォーマットのみをサポートします。 |
インストール ディレクトリ |
Application Virtualization Sequencer のインストーラが専用ファイルを配置するディレクトリ。 |
Microsoft Application Virtualization Desktop Client |
アプリケーション コードを受信してシーケンスされたアプリケーションをローカルで実行できるようにするために、Windows ベースのコンピュータ デスクトップに存在して Microsoft System Center 仮想アプリケーション サーバーと通信して認証するアプリケーション。 |
Microsoft Application Virtualization for Terminal Services |
クライアントおよびサーバー コンポーネント両方を含む、Terminal Services 環境内で実行する Application Virtualization の機能。 |
Microsoft Application Virtualization Management Console |
Application Virtualization Management System の管理に使用する、Microsoft Management Console の集中型スナップイン。 |
Microsoft Application Virtualization Management System |
単一のデータ ストアで管理されるすべてのコンポーネントを含む、Application Virtualization プラットフォームの特定の展開。 |
Microsoft Application Virtualization Management Web Service |
Application Virtualization Management Console とデータ ストアの中間的役割を果たすサービス。まずユーザーを認証し、権限のある管理者にはデータ ストア内のデータ操作を許可します。 |
Microsoft Application Virtualization プラットフォーム |
仮想化アプリケーションを作成、保存、配布、および実行するために使用される Microsoft 製品の名前。 |
Microsoft Application Virtualization Sequencer |
仮想環境でアプリケーションをシーケンスおよび実行できるようにするために、アプリケーションのインストールおよびセットアップ プロセスを監視して記録するアプリケーション。 |
Microsoft Application Virtualization Terminal Services Client |
アプリケーション コードを受信してシーケンスされたアプリケーションをローカルで実行するために、ターミナル サーバーに存在して Microsoft Virtual Application Server と通信して認証するアプリケーション。 |
Microsoft System Center Application Virtualization Management Server |
シーケンスされたアプリケーション パッケージをストリームできる、2 種類の Application Virtualization Server のうちの 1 つ。仮想アプリケーション パッケージのストリーミングに加えて、Application Virtualization Management Server は公開、管理、レポートなどその他のサービスも提供します。 |
Microsoft System Center Application Virtualization Streaming Server |
シーケンスされたアプリケーション パッケージをストリームできる、2 種類の Application Virtualization Server のうちの 1 つ。Streaming Server は、クライアント コンピュータのみにアプリケーションのストリームを行い、公開、管理、レポートなどの他のサービスは行いません。 |
Open Software Descriptor (OSD) ファイル |
シーケンスされたアプリケーションを Application Virtualization Management/Streaming Server から取得する方法と、シーケンスされたアプリケーションをその仮想環境で実行する方法について、クライアントに指示する XML ベースのファイル。 |
OSD Source Root |
公開時にアプリケーション パッケージの OSD ファイル取得用にソースの場所を指定できるようにするレジストリ キーへの参照。OSD Source Root は UNC (URL ではない) フォーマットのみをサポートします。 |
パッケージ ルート ディレクトリ |
シーケンス処理されたアプリケーション パッケージのファイルがインストールされているシーケンス コンピュータ上のディレクトリ。このディレクトリは、シーケンスされたアプリケーションのストリーム先になるコンピュータ上にも存在します。 |
プライマリ機能ブロック |
アプリケーションの実行に必要になるアプリケーション パッケージ内の最小のコンテンツ。プライマリ機能ブロック内のコンテンツは、シーケンス処理のアプリケーション フェーズ中に確認され、通常は最も頻繁に利用されるアプリケーション機能のコンテンツで構成されます。 |
セカンダリ機能ブロック |
プライマリ機能ブロックに含まれていないアプリケーション パッケージの残り。このコンテンツは、アプリケーション機能が使用されると要求時にクライアントにストリームされます。 |
シーケンスされたアプリケーション |
Sequencer によって監視され、プライマリ機能ブロックとセカンダリ機能ブロックに分割され、Microsoft Application Virtualization Terminal Services Client または Microsoft Application Virtualization Desktop Client を実行しているコンピュータにストリームされ、それ自体の仮想環境内部で実行することができるアプリケーション。 |
シーケンスされたアプリケーション パッケージ |
仮想アプリケーションを構成して仮想アプリケーションを実行できるようにするファイル。これらのファイルは、シーケンス処理後に作成され、具体的には .osd、.sft、.sprj、および .ico ファイルです。 |
シーケンス処理 |
Application Virtualization Sequencer を使用することによってアプリケーション パッケージを作成する処理。この処理では、アプリケーションが監視され、そのショートカットが構成され、シーケンスされたアプリケーション パッケージが .osd、.sft、.sprj、および .ico ファイルを含んで作成されます。 |
シーケンス コンピュータ |
シーケンス処理の実行とシーケンスされたアプリケーション パッケージの作成のために使用されるコンピュータ。 |
シーケンス ウィザード |
ユーザーが指示に従って、アプリケーションのシーケンス、パッケージ構成の組み込み、シーケンスするアプリケーションのインストール、ストリーミング用のアプリケーション パッケージのシーケンス処理を実行することができるウィザード。 |
SFT |
関連する配信情報と同様に、Sequencer がストリーミング ブロックにパッケージした 1 つ以上のシーケンスされたアプリケーションを含むファイル。SFT ファイルは、パッケージされたアプリケーションをクライアントにストリームする必要がある各サーバーに保存されます。 |
SFTMIME |
Application Virtualization Desktop Client および Application Virtualization Terminal Services Clients によって管理されるアプリケーション、ファイルの種類の関連付け、およびデスクトップ構成サーバーをセットアップおよび管理するためのコマンド ライン インターフェイス。 |
SPRJ ファイル |
Sequencer がその除外項目と解析項目の情報を保存する、XML ベースの Sequencer プロジェクト ファイル。SPRJ ファイルは、パッケージへのアップグレード時と同様に、アプリケーション レコードの作成時に高い頻度で使用されます。 |
仮想アプリケーション |
自己完結型の仮想環境で実行するために Sequencer によってパッケージされたアプリケーション。仮想環境には、アプリケーションをローカルにインストールすることなくクライアント上でアプリケーションを実行するために必要な情報が含まれています。 |
仮想 COM |
仮想環境で実行中のアプリケーション プロセスによって作成された COM オブジェクトを管理し、仮想環境外部で作成された同じオブジェクトとの競合を防ぐサブシステム。 |
仮想ディレクトリ |
アプリケーション パッケージ内で定義されたか、仮想環境内でアプリケーションとの対話によって作成されたファイルとサブディレクトリのみを表示する不透明なディレクトリ。全く同じ名前が付けられているローカル ディレクトリ内のファイルは、アプリケーションで参照できません。 |
仮想環境 |
シーケンスされたアプリケーション パッケージから起動されるアプリケーション プロセスに使用可能なリソースを定義するランタイム コンテナ。 |
仮想ファイル |
代替のターゲットの場所にマップされる仮想環境内部のファイル名。仮想ファイルは、それを含むディレクトリが仮想であるかローカルであるかに関わらず、そのディレクトリ内の他のファイルと並んで表示されます。 |
仮想ファイル システム |
仮想環境で実行中のアプリケーション プロセスからファイルシステム要求を途中で受信してリダイレクトするサブシステム。これらの要求は、アプリケーション パッケージ内で定義され、仮想アプリケーションとの対話によって作成または変更された仮想ファイルおよびディレクトリに基づいて処理されます。 |
仮想レジストリ |
仮想環境で実行中のアプリケーション プロセスからキーおよび値のレジストリ要求を途中で受信してリダイレクトするサブシステム。リダイレクトは、アプリケーション パッケージ内で定義されて仮想アプリケーションとの対話によって作成または変更されたレジストリ情報に基づいて処理されます。 |
仮想サービス |
仮想環境で実行中のサービスのサービス コントロール マネージャ (SCM) として機能するサブシステム。 |
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