SQL Server 2008 の Windows ロゴ認定

このトピックでは、Windows Server ロゴ プログラムに対する SQL Server 2008 の認定の詳細について説明します。SQL Server セットアップ操作の間に次のカスタム アクションを実行することができます。

カスタム アクション

説明

Commit_sqlRegHiveCopy

Microsoft\Microsoft SQL Server\TempKeys の下のレジストリ キーをすべて削除します。

DelimitProperty

_sqlDelimitProperty テーブルを処理してプロパティを区切ります (末尾のスラッシュを切り取る、# を追加するなど)。

Do_HttpServiceSecurity

ACE (access control encryption) を追加して、サービスとしてログオンする権利を持つアカウントが HTTP や HTTPFilter にアクセスできるようにします。

Do_LogInstallStart

SQL Server のインストールの開始を表すイベントをイベント ログに記録します。

Do_sqlCopyXML

ソースから対象のファイルに要素またはファイル全体をコピーして XML ファイルを更新します。

Do_sqlFileSDDL

ファイルのアクセス制御リスト (ACL) を設定します。

Do_sqlFileSR

特定のファイル内で検索と置換を行います (その過程で一時ファイルが使用されます)。

Do_sqlLocalServers

サイド バイ サイド インストールを行えるようにするために、ローカル COM サーバーに関連するリフレクション対象レジストリ キーの所有権を取得します。

Do_sqlRegHiveCopy

権限の借用を使用せずにレジストリ ハイブを \Microsoft\Microsoft SQL Server\TempKeys にコピーします (システム コンテキストで実行されます)。

Do_sqlRegSDDL

レジストリの ACL を設定します。

Do_sqlServiceSDDL

サービスの ACL を設定します。

Do_sqlVerIndependentProgID

サイド バイ サイド インストールの際に、COM サーバーのバージョンに依存しないプログラム ID を修復または復元します。

Do_UpdateFeatureList

インストールされた機能の一覧を含むレジストリを設定します (キーの名前は "FeatureList")。

Do_UpdateTypeLib

32 ビットの typelib とサイド バイ サイドでインストールされた場合に 64 ビットの typelib の登録を修復します。

GenerateFeatureList

機能テーブルを確認し、機能のインストールとアクションの状態を検査して、一覧を作成し、アクションをスケジュールします。

IsDotNetFramework20Installed

Microsoft Visual Studio 共通言語ランタイム (CLR) がインストールされているかどうかを検出します。

IsPendingReboot

MSI に含まれているファイルの中に、オペレーティング システムの保留中のファイル名変更のキーに含まれているものがあるかどうかを確認し、それらのファイルの一覧を含むプロパティを設定します。

Remove_NativeImage

InstallNgenTicks プロパティを設定するか、元に戻す操作をスケジュールします (エラー コードは無視されます)。

RemoveSupportFiles

サポート ファイルを削除します。

RestoreSetupParams

新規インストールの際にセットアップによって格納された特定の製品のパラメータを取得します。

Rollback_sqlRegHiveCopy

エラーが発生した場合にレジストリ ハイブのバックアップ コピーを復元します。エラーは無視されます。

Rollback_UpdateFeatureList

レジストリ キー FeatureList を機能一覧で更新します。

RollbackSupportFiles

サポート ディレクトリ (WYukonBootstarpDir) のレジストリ キーのみを削除します。ファイルは削除されません。

SetInstanceProperty

SQL Server の特定のインスタンスについて、その既知のプロパティと新たに設定されたプロパティを収集してテーブルに格納します。

SkipInstall

現在のセットアップ操作を中止して、成功コードを返します。

SNAC_SetClientSSNLDefaults

クライアント側 SSNL の既定値を設定します。

SqlFollowComponentsValidate

コンポーネントの階層リレーションシップのマップを作成します。

Sqlmsirc_BackupAppGuid

実行中の製品に対する現在のアプリケーション レベルの依存関係を列挙してプロパティに保存します。

Sqlmsirc_CheckAppDependency

アプリケーションが現在の製品に依存しているかどうかを確認し、依存している場合はセットアップを中止します。

Sqlmsirc_CheckBrowserDependency

他の製品が SQL Server Browser コンポーネントに依存しているかどうかを確認し、依存している場合はアンインストールをブロックします。

Sqlmsirc_CheckFeatureDependency

削除する機能に依存しているアプリケーションがあるかどうかを確認し、ある場合はアンインストールをブロックします。

Sqlmsirc_CheckLanguage

SQL Server 2008 再配布可能コンポーネントに対してサイド バイ サイド言語インストール ルールを適用します。

Sqlmsirc_NotifyFeatureStates

現在のトランザクションで変更される機能の一覧を含む通知を SQL Server 2008 セットアップ ブートストラップに送信します。

Sqlmsirc_RefCountAppGuid

後にインストールされる別の製品からの依存関係を製品に追加し、現在のセットアップ トランザクションを中止して成功コードを返します。

Sqlmsirc_RegisterAppGuid

後にインストールされる別の製品からの依存関係を製品に追加し、セットアップを続行できるようにします。

Sqlmsirc_RemoveBrowserGroup

SQL Server Browser のサービス グループを削除します。

Sqlmsirc_RestoreAppGuid

アップグレードの際に、古いバージョンに依存していた製品の一覧を新しいバージョンに移行します。

Sqlmsirc_UpdatePackageRefcount

インストール時に他の製品に対する依存関係を登録して、現在の製品がアンインストールされるまでそれらの製品のアンインストールがブロックされるようにします。

Sqlmsirc_ValidateAppGuid

APPGUID プロパティの構文を検証して製品コードであることを確認します。

Sqlmsirc_Write_UpdatePackageRefcount

遅延されたアクションをスケジュールします。

StreamSupportFiles

セットアップ サポート ファイルをバイナリ テーブルからストリーム転送します。

Undo_NativeImage

ネイティブ アセンブリをアンインストールします。

Undo_sqlLocalServers

Do_sqlLocalServers と同じです。

Write_HttpServiceSecurity

遅延されたアクションをスケジュールします。

Write_NativeImage

マネージ アセンブリのネイティブ イメージをスケジュールおよびコンパイルします。

Write_sqlCopyXML

Do と Rollback の両方のアクションをスケジュールします。

Write_sqlFileSDDL

遅延されたアクションをスケジュールします。

Write_sqlFileSR

遅延されたアクションをスケジュールします。

Write_sqlLocalServers

遅延されたアクション (Do および Rollback) をスケジュールします。

Write_sqlRegHiveCopy

遅延されたアクション (Do、Rollback、および Commit) をスケジュールしてレジストリ ハイブをコピーします。

Write_sqlRegSDDL

遅延されたアクションをスケジュールします。

Write_sqlServiceSDDL

遅延されたアクションをスケジュールします。

Write_sqlVerIndependentProgID

遅延されたアクション (Do のみ) をスケジュールします。

Write_UpdateTypeLib

遅延されたアクションをスケジュールします。