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Project Server 2007 データベースの概要

更新日: 2008年9月

 

トピックの最終更新日: 2015-03-09

データベース メンテナンス計画を定義するときは、Microsoft Office Project Server 2007 がデータを格納する場所を理解しておくことが重要です。Office Project Server 2007 のデータは、Microsoft SQL Server で以下の 4 つのデータベースに区分されます。

データベース 目的 使用パターン

アーカイブ

サイトの他の部分からオンライン バックアップしたデータを格納するために使用されます。

ユーザー負荷が小さい。

下書き

Microsoft Office Project Professional 2007 からの未発行プロジェクトを編集するためのテーブルおよび Project Server Interface Web サービスのテーブルを格納します。下書きデータベースのプロジェクト データは、Microsoft Office Project Web Access を使用してアクセスすることはできません。このデータベースは、プロジェクト キューが使用するテーブルもホストします。

ユーザー負荷が小さい。

発行済み

発行済みのすべてのプロジェクトを格納します。発行済みプロジェクトは Office Project Web Access で表示できます。発行済みデータベースには、Office Project Web Access に固有のテーブル (タイムシート、モデル、ビューなど) およびグローバル データ テーブル (リソース、カスタム フィールド、セキュリティ定義、およびその他のメタデータを含みます) も含まれます。このデータベースは、タイムシート キューが使用するテーブルもホストします。

最も頻繁にユーザーが直接アクセスして操作します。ユーザーの勤務時間に基づく急増時間帯や手続き期限のように、ユーザーの動作パターンに従う使用状況が予想されます。

レポート

発行済みデータベースと同じデータを格納しますが、レポートおよび OLAP (Online Analytical Processing) キューブの生成用に最適化されます。レポート データベースのデータはほとんどリアルタイムで更新され、総合的で、読み取り専用のレポート生成に最適化されています。

2 つの主要な負荷の原因 :

  • より継続的にデータが格納され (発行済みの使用状況に比例)、予測できない大きい負荷が一時的に発生する可能性。

  • サブスクリプション プッシュ レポートによるオフ時間の突発的な負荷の増加。

ログ ファイルが急速に拡大します。

さらに、次の SharePoint 製品とテクノロジ データベースが Office Project Server 2007 の展開と関連付けられます。

  • 1 つ以上の SharePoint 製品とテクノロジ コンテンツ データベース

  • SharePoint 製品とテクノロジ構成データベース

  • 1 つ以上の SharePoint 製品とテクノロジ共有サービス プロバイダ データベース

Office Project Server 2007 のアーキテクチャに関する他の情報については、MSDN Library Online の Project 2007 SDK にある「Project Server アーキテクチャ」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=128378\&clcid=0x411) を参照してください。